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【シティリーグ使用】先2特化連発式アメイジングサージ

どうも、まっぷるです。11/23のシティリーグinスキップ玉出に参加してきました。新弾発売直後のシティリーグということで、せっかくなら新弾のカードをメインに据えたデッキを使いたいと思い、今回はアメイジングカイオーガ(以下、アメイジングをAと略す)を主軸に選びました。結果としては

セキタンザン 先攻 0-6 事故で何もできず
ドガスダイナ 先攻 6-3
FTB 先攻 3-3 たね切れ勝ち
三神ザシアン 後攻 0-6
ピカゼク 後攻 0-6

2-3 予選敗退

とかなり悪い結果であり、これは言い訳になってしまいますがとあるカードを所持しておらず物理的に採用できなかったのが敗因です。完全に準備不足です(デッキを組んだのが大会前日の一夜漬け)。しかしながら、負け試合もそのカードなしであってもあと一手で勝てる内容(サイド取得0の対戦が多いが、あと1回の〈アメイジングサージ〉でサイド6枚以上取得可能)ではあったので結果ほど悪くなかったかなと思っています(それがあれば勝ててたとも思います)。

さて、今回のデッキは"先攻2ターン目から〈アメイジングサージ〉を連打する"というコンセプトで組みました。早い段階で〈アメイジングサージ〉を撃つことで非GX/Vは崩壊しますし、デデンネGXやクロバットVでの展開も非常に厳しいものになります。想定としては先2から4ターン連続で〈アメイジングサージ〉を使い続けるものになっています。また、それを実現させるギミックも至ってシンプルにすることで要求値を下げ、デッキ難易度を低くすることに成功しました。ちなみに、ターボパッチは信用していないので1枚も採用しておりません。まとめると本デッキは以下のような特徴を有しています。

・〈アメイジングサージ〉を先攻2ターン目から撃てる
・3ターン目以降も〈アメイジングサージ〉を連発できる
・必要なギミックは比較的要求値が低く、先攻でも準備可能
・ターボパッチのような運要素の強いカードは不採用
・ちなみに、特性〈ベンチバリア〉のミュウは対策している

結果は出ていませんが、ギミックの発想は良かったと思います。また、他にもデッキとして形にはしていないギミック草案もありますが、最も今回のギミックが安定しているはずです。デッキレシピは単純にカードを用意していなかったという甘えの60枚になっていますので、あくまで叩き台として捉えていただくとよろしいかと思います。もちろん、改善点についてはお伝えしていきます。他の内容につきましては目次をご覧ください。以上を踏まえた上で有料部分を購入していただけるかご検討よろしくお願いいたします。

1.アメイジングサージの性能

Aライコウの〈アメイジングシュート〉は120×2の240ダメージを与える破格のワザでしたが、Aカイオーガの〈アメイジングサージ〉は全体80ダメージなので相手のベンチに3体以上いるとAライコウを超えます。現在の環境でベンチ枠が余るデッキはほぼありませんので、基本的にAカイオーガの方が総ダメージ量は高いです。また、望遠スコープとの相性が抜群であり、総ダメージ量を大きく上昇させることが可能です。望遠スコープ付き〈アメイシングサージ〉を2回撃てばTAGTEAMやVmax以外のポケモンはほぼ全て倒せるでしょう。非GX/Vのたねポケモンにとっては1回の攻撃だけでも倒れるポケモンが多く、非常に強力なプレッシャーになります(マッドパーティーであればワンキルに近い)。反面、単体に対するダメージはAライコウに比べるとエレキパワーの存在から圧倒的な差が付いており、単純にAカイオーガの攻撃のみでは火力不足になる盤面もあるでしょう。
要求エネルギーは流石に厳しく、水雷鋼無の4エネになります。幸いカプ・コケコ◇に対応している雷エネ要求であるため、実質3エネと見做せますが、それでも三神GXの〈アルティメットレイ〉とやっと同じ要求エネルギーと考えると非常に重いです。しかし、〈アメイジングサージ〉を撃つのが早ければ早いほど、相手のプランを崩しやすくこちらのデッキパワーを押し付けられるので、なんとか早期に攻撃開始を実現させたいところです。

2.Aカイオーガの既存のデッキタイプとその問題点

Aカイオーガ発表後、TwitterやYoutubeに公開されたデッキレシピをいくつか拝見しました。特に多かったのはやはり三神カイオーガというタイプでした。エネ拘束が同色なので組み合わせ自体は自然です。また、アメイジング系御用達のゼラオラGXと組み合わせたタイプも見かけました。こちらはAライコウもセットになっているレシピもありました。代表的なものはこの2つくらいで、他にはカプ・コケコ◇とターボパッチを駆使してなんとかワザを使えるようにしたデッキも見られました。こちらはカプ・コケコ◇のサイド落ちやターボパッチの運次第といった安定感のなさが目立ち、特性〈ブリザードヴェール〉のフリーザーを壁にしてAカイオーガを守りながら手貼りのみで攻撃できないターンが発生する等、大会で勝つのは難しいと思われます。したがって、大会でも通用しそうなパワーを持つ三神カイオーガとゼラオラカイオーガについてその問題点を述べたいと思います。

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