Kiku Miri|自分の心を知れば、明るく楽しい人生に変わる

人間の心についてずば抜けた洞察の深さに感動して、仏教を10年学んでいます。日常の悩みに…

Kiku Miri|自分の心を知れば、明るく楽しい人生に変わる

人間の心についてずば抜けた洞察の深さに感動して、仏教を10年学んでいます。日常の悩みについて仏教ではどう教えられているかを綴っています。趣味は、サウナ巡り・読書・旅・コミュニケーション。

最近の記事

「人生がつまらない」仏教が明かすこの心の正体とは

こんにちは、Kiku Miriです。 今年の春に放送されたドラマ「日曜の夜ぐらいは…」の中で主人公が言ったセリフに多くの共感を呼び、SNSで話題になりました。 そのセリフとは 「楽しいことがあると、きついのが耐えられなくなる」 「きついだけの方が楽なんだよ。何も考えなければいいんだし」 「一緒にいて楽しい友達とかができるときつい」 というものでした。 ドラマの中で「楽しいって、きつい」と言う主人公に、周りの人は驚きを隠せない様子でした。 ふつう私たちの営みは、人生に楽

    • 嫌いな人にとらわれずに、心穏やかに過ごすポイント

      嫌いな人からは遠ざかればいい、で解決すれば楽なのですが、 嫌いな人の多くは職場やコミュニティなど、 離れることができず苦しい状態が続きます。 嫌いな人にとらわれずに、心穏やかに過ごすポイントは 「あの人のせいで私は苦しんでいる」という思考にとらわれないことです。 この思考を、仏教では「他因自果」(たいんじか)と教えられます。 他 あの人の 因 せいで(原因) 自 自分が 果 苦しい目に遭っている(結果) この「他因自果」の思考でいると、自分が大変苦しむことになります。

      • 人生に問題提起をした一休の歌

        こんにちは、Kiku Miriです。 アラフォーの友人の間で話をしていると、40代は人生の折り返し地点だなと感じます。 人生の後半戦をどう生きていくか。 考えると、心がモヤモヤとしてくるのですが、 仕事、子育て、家事、親の介護……と忙しい日々で、 まだ人生を豊かに楽しむという可処分時間は少ない。 なかなか幸せを考える時間を与えてくれないのが40代ではないでしょうか。 禅宗の僧侶、一休の歌です。 とんちの一休さんです。 食べて、寝て、起きて、トイレで出すものを出して、

        • 縁のある人はどこか懐かしい?

          こんにちは、Kiku Miriです。 5年ぶりに中学時代の友人に再会しました。 彼女たちとは30年以上の付き合いになりますが、今もこうして連絡したら集まれる友人はありがたいです。 仏教では「縁」のある人と教えられます。 中学生のときに同じ教室に座っていたクラスメイト。 30年後も付き合いがある人は数人ではないでしょうか。 1クラス40人で、30年以上も付き合いがある友人はとても縁の深い人でしょう。 卒業アルバムを見ても、名前を思い出せない人も複数いるのではないかと思いま

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          これを知ればストレス激減|「周りの目を気にしすぎる」性格を何とかしたい

          こんにちは、Kiku Miriです。 Amazonプライムで「ソロ活女子のススメ」「晩酌の流儀」を見て、楽しんでいます。 仕事を定時で終え、その後は自分の時間を楽しむ。 数年前までは、一人で活動、というと「おひとりさま」「ぼっち」とネガティブな印象が大きかったですが、今はソロ活を堂々と楽しめるようになったのだなと感じます。 なぜ周りの目を気にしすぎてしまうのか?”上司に怒られたくないから、ミスしないように仕事をしよう“ “同僚に嫌われたくないから、本音の話ができない“ “S

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          「仏教ってどんな教え?」ひとことで言うなら

          こんにちは、Kiku Miriです。 仏教を学んでいるというと、時々、友人から「仏教ってどんな教え?」と尋ねられることがあります。 15年ほど前にカナダに滞在していたときも、よく外国人に聞かれました。 カナダの学校では、ヨーロッパや他アジアのクラスメイトが、子供のころから授業で、聖書や儒教、コーランを習った、と言っていました。 日本人で仏典を習ったという人がいれば、「実家は寺?」と問われたり、何か特別な環境にいた人だと思われがちですが、他の国では、宗教を学ぶことは、ごく一般

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          ほんの小さな3つの言葉の使い方で人間関係が劇的に変わる

          こんばんは。小野ひかりです。 私の知り合いで、打ち解けるとすごく良い人なのですが、他の周囲の人からはつっけんどんで、無愛想で、付き合いにくい人だといわれている人がいます。 私も、今でもすれ違った時の彼女の挨拶に「あれ、ちょっと機嫌が悪いのかな」と思ってしまうこともあるぐらいです。 彼女は言葉ひと言で損をしているな、と思いました。 人間関係が上手くいかないのは、ほんの些細なことから始まる仏教で「言辞施」(ごんじせ)が勧められています。 優しい言葉をかけることです。 物や

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          夢が大きいほど、失敗は自分に足りないものを知らせてくれる

          Kiku Miriです。 今日も訪問いただき、ありがとうございます。 新たなことに挑戦したい気持ちと同時に、失敗して取り返しがつかなくなるのではないかという不安に負けて踏みとどまってしまった、と後になって後悔することがあります。 失敗により、自分がひどく落ち込むだけにとどまらず、周囲の人に迷惑をかけてしまったとなると、失敗に対する恐れが大きくなり次への挑戦の足かせにもなります。 「失敗を恐れない心」を持つにはどうしたらいいのか、話ししたいと思います。 失敗を恐れる損失

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          誰もが「また会いたい」と思われる人になれる

          こんにちは、Kiku Miriです。 「あの人にまた会いたい」 「あの店にまた行きたい」 そんな人、そんな場所ってありますよね。 自分も「また会いたい」と思われる魅力ある人間になりたいけれど、何も取り柄がない自分には無理だと諦めてしまっている人は多いのではないでしょうか。 そんな人に、お金も資格も特技も能力もない人でも、親切をしようという心さえあれば、人の喜ぶ七つの施しができますよと「雑宝蔵経」(ぞうほうぞうきょう)というお経に説かれています。 無財の七施(むざいのしち

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          本当の幸せな人生を送りたいあなたへ

          キャリアウーマン? 結婚? 専門スキルを磨く? 世界中を旅する? 美を磨く? 好奇心はそそられるけれど、どれもしっくりこない… 毎日仕事から帰って、頭がモヤモヤ、焦燥感との戦い。 途方もなく毎日を過ごすことに正直、疲れた。。 「誰かこんな状況から私を連れ出して〜!」という泣き叫びたい心境でした。 家族や職場、友達の前では平常を装い、明るい私を繕っていました。 虐待を受けていたとか、職場でイヤがらせにあったとかいつも一人ぼっちだったっていうわけでもない。 むしろ人間関係には