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エリオット波動でポンドドル分析・予想|リサーチレポート

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エリオット波動を使ってポンドドル(GBP/USD)の分析、来週以降のシナリオ予想をしていきます。フィボナッチ、移動平均線、ポジションオーダーについて言及することもあります。【注意… もっと読む
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ポンドドル相場をエリオット波動で分析・予想【2020/03/22】リサーチレポートvol.8

今週のポンドドル相場は、下落の勢いを強めて月足レベルの最安値1.14100をわずかに更新。 最安値1.14040台を付けたのち、反発の上昇(1.19350まで)していますが、再び押し返されて(1.15850まで)いる状況です。 株価の下落が止まらないことからの「ドル需要によるドル買い」+イギリスのコロナウィルス対策・拡大の影響への不安視による「ポンド売り」が合わさって今週の急落は起きていると考えられます。 週明けに下落の勢いが続き1.14040を割ってくるとさらに下落が続

今週のポンドドル分析・予想はお休み。つぶやき版 先週は円買い円売り乱高下の裏で超下落した ・フィボナッチ23.6%で止まっているのでここから反発すれば上昇 ・1.21900あたりを割ると月足での上昇シナリオが破綻 ⇒1.14100が月足の直近下値 ・予想が難しい...

ポンドドル相場をエリオット波動で分析・予想【2020/03/08】リサーチレポートvol.7

今週のポンドドル相場は、先週とは一転して上昇基調に転換しました。目立った押し目もなく1.27500~1.30500まで1週間を通して上昇しています。 直近のイギリスの懸念材料「EUとの貿易交渉が難航」が後退した、というよりは「円買いドル売り」が主導で上昇している印象を受けます。 「ポンド買い」のほかに「ユーロ買い」「スイスフラン買い」も進んでおり、欧州通貨が買われているようですね。 それでは、2020年3月8日時点でのポンドドル相場の分析・予想をします。 月足:長期的に

ポンドドル相場をエリオット波動で分析・予想【2020/03/01】リサーチレポートvol.6

今週のポンドドル相場は引き続き軟調で下落基調でした。上下しつつも上値を切り下げて、下値を更新しながら進んでいます。 「イギリスとEUの貿易交渉が難航する懸念」が広がっているようで、「ドル売り円買い」が進行する裏で「ポンド売り」も根強く続いていました。 EU・イギリスともに交渉に対して強気(譲歩する姿勢がない)発言も見受けられましたね。 個人的に長期では上目線ですが、「懸念」が晴れるまではじりじり下げそうですね。晴れるのが今週になるのか来週になるのかいつになるのかは、わかり

今週のポンドドル分析(リサーチレポート)はお休み。つぶやき版 ・先週の上昇シナリオは崩れた ・下値を更新するものの反発上昇が強い ・現時点では上も下も考えられる状況(下落トレンド継続も上昇トレンド転換も) なかなか混沌としてきた印象があり読みにくい...

ポンドドル分析つぶやき版2 ・1.30500まで価格を戻すと緑線のような上昇の雰囲気(ダブルボトム形成) ・1.28700~1.29000を再び割ると下落の雰囲気(ダブルボトム否定) ・現在はその中間の価格で終了しているので、優位性がどちらにあるかは判断できない

ポンドドル相場をエリオット波動で分析・予想【2020/02/16】リサーチレポートvol.5

今週のポンドドル相場は、先週(10日~)の下落とは一転して上昇相場となりました。先週の下落の半分ほど戻した位置で今週は終わっています。 先週のnoteでは下落シナリオを考えていましたが、 1.30600まで戻ると現時点での下落シナリオは破綻することに注意です。(先週のnote 4時間足) この懸念が実現され、1.30690台の高値を付けました。そのため、先週の下落シナリオは破綻したと判断し、新しいシナリオを再び考えていきたいと思います。 一癖二癖あり、ポンドドルの波形

ポンドドル相場をエリオット波動で分析・予想【2020/02/09】リサーチレポートvol.4

EU離脱をしてから初めの週。今週は週明けから下落相場となりました。 先週末に上昇した分をすべて戻し、さらに下値を割っていく値動きを見せました。 ファンダメンタル要因としては「イギリスとEUとの通商協議の難航」が不安視されているのが主な原因と考えられます。 EU離脱したものの、今後のEUとの関係性の不透明感・ブレグジット移行の難航が不安視されポンドが売られる結果となったようです。 先週のnoteでは日足の上昇トレンドシナリオを予想していましたが、見事なほどに見当違いという結

日曜日に立てたポンドドルのメインシナリオは3日の全戻しにより否定。 新たなシナリオを考える上で見つけた波形パターンを記録。 日足「トライアングル」の副次D波とできる「拡大トライアングル」【4時間足】 E波が完成しているかは不明。下限チャネルで止まってはいる(4日14時現在)。

ポンドドル相場をエリオット波動で分析・予想【2020/02/02】リサーチレポートvol.3

今週のポンドドル相場は週前半に下落したものの、30日の「政策金利発表」をきっかけに上昇相場となりました。 また、1月31日(ロンドン時間)に「EU離脱」が実現することによる期待感から週末にかけてポンド買いも広まったようです。 先週は日足以下で、シナリオ1(上昇シナリオ)とシナリオ2(トライアングルシナリオ)を考えました。 シナリオ1は週前半の下落継続により否定されましたね。結果的には、シナリオ2のトライアングルが完成→上昇トレンドに転換という値動きをして週末を迎えました。

ポンドドル相場をエリオット波動で分析・予想【2020/01/26】リサーチレポートvol.2

今週のポンドドル相場は、週前半に上昇したものの後半は息切れの下落となりました。1.29600~1.31500まで上昇したのち、1.30550まで戻したのでだいたい半値戻しですね。 週の終値は1.30750と若干の上昇戻しが入っています。 経済指標に関しては予想通りか予想よりも良いものが多く、「利下げ期待」が後退によって急上昇する場面も見られました。個人的に警戒していた「BOEカーニー総裁の発言」に関しては、利下げに関する手掛かりはなく無風でした。 来週30日は「BOE政策金

ポンドドル相場をエリオット波動で分析・予想【2020/01/19】リサーチレポート創刊号

このnoteでは、ポンドドル(GBP/USD)を主にエリオット波動を用いて分析、今後のシナリオを予想していきます。 基本的にドル円相場分析・予想(サンデーレポート)と同じ方法や考え方で分析をしていきます。 今回は、ポンドドル分析・予想の第一回ということで超長期(1950年代~2020年)も分析対象に入れます。 普段は月足・日足・4時間足(+1時間足)でマルチタイムフレーム分析を行っています。 超長期足:1950年代~2020年まで【注意】超長期チャートでは情報量・できる波