いりやま|GIS芸人 @マップクエスト 国産シンプルGISのSDKメーカー

「GISで社会を豊かに」愛知県豊橋市からGIS(地理情報システム)のSDK「MQD」を…

いりやま|GIS芸人 @マップクエスト 国産シンプルGISのSDKメーカー

「GISで社会を豊かに」愛知県豊橋市からGIS(地理情報システム)のSDK「MQD」を提供しています(https://www.mapquest.co.jp/mqd)。 このアカウントでは31年のGIS開発・コンサルティングノウハウから、お役立ち情報の発信をはじめました。

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告知:「GIS×AIで、624時間の業務を削減!」

GIS芸人のいりやまです。 ウェビナーでお話することになりましたので、よろしければご参加ください(無料) 開催日:2024/4/18 (木) 13:00 〜 14:00 GISセミナー「GIS×AIで、624時間の業務を削減!」主催:MQD(株式会社マップクエスト)  金額:無料 定員:10名 申込締切:2024/4/17(水) 18:00 イベント概要 地理情報の世界でもAIの活用が加速しています。 浄化槽メンテナンスの配車計画作成を例にお話します。 ・注目さ

    • 4.森林×GIS森林侵害のモニタリング

      GIS芸人のいりやまです。 森林侵害のモニタリングとは 森林侵害のモニタリングは、不法伐採、違法な土地利用変更、違法採掘など、森林資源に対する非合法な活動を検出、記録、報告するプロセスです。 これにより、森林の持続可能な管理と保護を支援するための重要な情報が提供されます。 使用される技術と手法森林侵害のモニタリングには主に次の技術が使用されます。 リモートセンシング - 衛星画像やドローンからの撮影データを利用して広範囲の森林地帯を監視します。 GIS(地理情報システ

      • 3.森林×GIS;生息地のフラグメンテーション(断片化)分析

        GIS芸人のいりやまです。 生息地のフラグメンテーション分析とは 生息地のフラグメンテーション分析は、自然環境が人間活動により分断され、連続した生態系が小さな断片に分かれるプロセスを評価する方法です。 森林や他の自然環境が道路建設、農地開発、都市拡大などによって細切れにされると、野生生物の生息地が縮小し、生態系全体の健康が脅かされます。 主な調査手法とデータソースフラグメンテーション分析には、以下のような手法が使用されます。 衛星画像と航空写真の解析 - 大規模な地域の

        • 2.森林×GIS;森林火災のリスクマッピング

          GIS芸人のいりやまです。 森林火災のリスクマッピングとは森林火災のリスクマッピングは、地図上に火災発生の可能性やそれに伴うリスクを視覚的に示すプロセスです。 このマッピングは、地理的なデータと組み合わせて、特定の地域がどの程度火災のリスクにさらされているかを評価するのに役立ちます。 主な要因とデータソース火災リスクの評価には、以下のような要因が考慮されます。 植生の種類と密度 - 燃料となる植物の種類や密度は火災の燃焼を促進する要因です。 気象条件 - 高温、低湿度

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        • GIS×業界(活用例便覧)
          9本
        • GIS(地理情報システム)百科事典
          9本

        記事

          1.森林×GIS;リモートセンシング

          GIS芸人のいりやまです。 リモートセンシングとはリモートセンシングは、地球やその他の惑星の表面を遠隔地から観測する技術です。この技術は、特に広大な地域やアクセスが困難な場所の情報を収集するために有効です。 森林保護や調査においては、リモートセンシングが重要な役割を果たします。 主なリモートセンシングの手法リモートセンシングには、主に以下のような手法があります。 光学センサー - 可視光線や赤外線を利用して地表の画像を撮影します。これにより、植生の健康状態や地形の変化を

          6.GIS×銀行;インフラストラクチャ計画

          GIS芸人のいりやまです。 新しい支店やATMの設置場所を選定する際、地図上の人口密度や交通の便、既存のインフラストラクチャを考慮します。 インフラストラクチャ計画、特に新しい銀行支店やATMの設置場所の選定に際して地図テクノロジーの活用は、戦略的意思決定プロセスにおいて不可欠です。 地図上での人口密度、交通の便、既存インフラストラクチャの分析を通じて、サービスの利便性を最大化し、運営コストを最適化することが可能になります。 以下に、このプロセスの具体的な方法、メリット、お

          5.GIS×銀行;フィールドサービス管理

          GIS芸人のいりやまです。 銀行のフィールドサービススタッフ(例えば、ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナー)の訪問計画を最適化します。 銀行のフィールドサービス管理において、地図テクノロジーを利用することで、ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナーなどのフィールドサービススタッフの訪問計画を効率化し、最適化することが可能になります。 このアプローチは、顧客へのサービス品質向上、スタッフの働きやすさの向上、そして全体的な運営コストの削減に寄与します。 以下に、

          4.GIS×銀行;不動産価値の評価

          GIS芸人のいりやまです。 地図データを活用して不動産の価値を評価し、不動産担保付き融資や住宅ローンの承認プロセスに役立てます。 不動産価値の評価は、銀行が不動産担保付き融資や住宅ローンの承認プロセスにおいて重要視する要素の一つです。 地図データの活用により、不動産の位置情報を精密に分析し、その価値を正確に評価することが可能になります。 ここでは、地図データを活用した不動産価値評価の方法、そのメリット、および実装における課題について詳しく解説します。 方法地図データを用い

          3.GIS×銀行;顧客分析

          GIS芸人のいりやまです。 顧客の地理的分布を分析し、特定の地域におけるニーズや傾向を把握します。これにより、ターゲットマーケティングが可能になります。 銀行や金融機関における顧客分析は、地理的なデータを活用して顧客の分布や振る舞いのパターンを理解し、マーケティングやサービス提供の戦略を最適化するための重要なプロセスです。 特に、顧客の地理的分布を分析することにより、地域ごとのニーズや傾向を把握し、ターゲットマーケティング戦略を策定することが可能になります。 以下に、その方

          1.銀行×GIS;支店やATMの位置情報提供

          GIS芸人のいりやまです。 顧客が最寄りの支店やATMを簡単に見つけられるように、地図上に位置情報を表示します。 銀行が提供する支店やATMの位置情報サービスは、顧客にとって非常に便利なツールです。 このサービスは、地図テクノロジーを活用して、ユーザーが最寄りの支店やATMを迅速に見つけることを可能にします。 ここでは、このサービスの仕組み、メリット、およびその実装について詳しく説明します。 仕組み支店やATMの位置情報サービスは、主に銀行のウェブサイトやモバイルアプリに

          2.GIS×銀行;地理的リスク評価

          GIS芸人のいりやまです。 自然災害のリスクが高い地域の特定や、その地域におけるローンや保険のリスク管理を行います。 地理的リスク評価は、銀行や金融機関が地図テクノロジーを利用して行う重要なプロセスの一つです。 この評価を通じて、自然災害のリスクが高い地域を特定し、それに基づいて資産のリスク管理などを行うことが出来ます。 ここでは、地理的リスク評価の目的、方法、メリット、および実装時の課題について詳しく見ていきます。 目的地理的リスク評価の主な目的は、地理的な条件による金

          GIS×インフラ点検まとめ;活用法9選

          GIS芸人のいりやまです。 インフラ点検分野におけるGIS活用法をまとめました。 詳細は各記事リンク先をご参照ください。 1.リアルタイム位置情報の追跡https://note.com/mapquest_m/n/nad6e8681f6c6 2.3Dマッピングとビジュアライゼーションhttps://note.com/mapquest_m/n/n4ce4241c477d 3.災害リスク評価https://note.com/mapquest_m/n/n8627f42ac4c

          9.GIS×インフラ点検;市民参加型のデータ収集

          GIS芸人のいりやまです。 GPS機能を持つスマートフォンアプリを通じて、一般市民からのインフラ損傷の報告や提案を収集し、点検業務に活用します。 1. 市民参加型データ収集の概念市民参加型のデータ収集は、一般市民がインフラの点検やメンテナンスに積極的に貢献できる仕組みを提供するアプローチです。 GPS機能を備えたスマートフォンアプリを利用して、市民自らがインフラの損傷や問題点を報告することができます。 この方法により、広範囲にわたるインフラの現状をリアルタイムで把握し、早

          8.GIS×インフラ点検;予防保全と予測分析

          GIS芸人のいりやまです。 過去の点検データや環境データを分析し、インフラの故障や損傷が発生する可能性が高い箇所を予測します。 1. 予防保全と予測分析の基本予防保全と予測分析は、過去の点検データや環境データを活用してインフラの将来の故障や損傷を予測し、事前に対策を講じることを目的としています。 このアプローチでは、ビッグデータ分析や機械学習技術を用いて、インフラの状態を継続的にモニタリングし、データパターンから損傷や故障の兆候を早期に検出します。 このプロセスにより、予

          7.GIS×インフラ点検;AR(拡張現実)の活用

          GIS芸人のいりやまです。 AR技術を用いて、現場作業員がスマートグラスなどを通じてインフラの情報を視覚的に確認できるようにします。 例えば、地下に埋まっている管路の位置を表示させることができます。 1. AR(拡張現実)技術の基本拡張現実(AR)は、現実世界にデジタル情報を重ね合わせる技術で、現場作業員がスマートグラスやタブレット、スマートフォンなどを通じてインフラの情報を視覚的に確認できるようにします。 AR技術を活用することで、地下に埋まっている管路の位置、構造物の

          6.GIS×インフラ点検;ルート最適化

          GIS芸人のいりやまです。 点検やメンテナンス作業のための最適なルートを計算し、作業効率の向上やコスト削減を図ります。 1. ルート最適化の概要ルート最適化は、点検やメンテナンス作業において最も効率的な移動経路を計算し、提案するプロセスです。 この技術は、複数の作業地点や様々な制約条件(例えば、作業時間の窓、特定の地点での作業の優先度など)を考慮して、作業員が移動する距離を最小化し、全体の作業時間を短縮します。 最適化アルゴリズムや人工知能技術を活用することで、リアルタイ