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アストゥリアス名物『カチョポ』を食す!

私の住んでいるアストゥリアスというところは、畜産業が盛んなのでお肉や乳製品もおいしければ、海があるので海産物もおいしい地域です。
しかも、元は炭鉱で栄えたところなので、レストランで食事をすると、その量や重さ(←胃へのダメージのこと)もすさまじく、ダイエットしたい人には、アストゥリアスは全くお勧めできません。

そんなアストゥリアスには名物料理がいくつかあるのですが、最近マドリードなどでも流行り出しているのが、この「カチョポ」。罪悪感の塊のような料理です。

店員さんが半分に切り分けてくれました

添え物も、ポテトフライにししとうの素揚げと揚げ物づくしですが、このカチョポがまた大きい!!軽く大人の女性の手(指含む)2つ分くらいでしょうか。
これを1人で食べる強者もいますが、基本はみんなでシェアする料理です。
今回は夫と半分こ。それでも、全部食べたら胃が苦しすぎて、楽しみにしてたデザートをまさかの食べ損なうという大失態!

カチョポは、どでかい揚げ物であるというだけでなく、中身もちょっと引くくらいボリューミー。
基本のカチョポは、生ハムとチーズを牛肉で挟み、小麦粉、卵、パン粉を付けて揚げています。さすが、畜産の盛んなアストゥリアス!

今では、セシーナという牛肉の生ハムを使ったり、お肉も豚や鶏を使ったり、お店によっていろんなバリエーションがあります。

今回食したのは、基本のカチョポに、甘くなるまで炒めた玉ねぎ、グリーンアスパラ、ピーマンも挟み、さらには下にフォアグラソースを敷いてあるという贅沢カチョポ!
私は基本のカチョポがいい、と主張したのですが、お店の人が「こっちのほうが断然おいしいけどね!」とあんまり推すので負けました。
ちょっと塩分が多くて、あとでめちゃめちゃ喉乾いちゃったけど、なんか「あぁ、アストゥリアスに来たんだ!!」って感じがして満足。
お野菜入ってたので罪悪感少なめ(?)なのも良し!

しかもこれの前に前菜で、これまた店員さんおすすめの「カニのコロッケ」も食べてたから、アラフォーの胃袋はもう限界。
もう1人くらいいてくれたら、デザートまで辿り着けたのに…残念!

スペインでコロッケといえば、基本クリームコロッケ

食事の後、胃袋を軽くしようと街中を散歩。
アストゥリアスの州都オビエドのシンボル、大聖堂。

オビエドの大聖堂

いかにも北スペインらしい曇り空でしたが、初夏のような暖かさでお散歩日和。
娘にとっては初めてのオビエド。バスと電車を乗り継いでの大冒険でしたが、ギャン泣きは1回も無く、終始おりこうさんでした。
近いうちにまた行こうね。

Maqui

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