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憧れの名機…Nikon F3

Nikon F3…言うまでもなく1980年から2000年の20年間もの間、プロユースを支え製造販売されたNikonのフラッグシップモデル。
デザインは車好きなら誰もが知るあのジョルジェット・ジウジアーロ。
…とまあ話題には事欠かない間違いなく日本どころか世界を代表する有名なカメラ。憧れはあったものの、自分には敷居が高くあまり縁はないかなと思っていました。

・きっかけはある日突然に
そんな折、FM2を買い、フィルムカメラの魅力に憑りつかれつつあったある日、笹塚にある近江写真機店へ中判カメラを物色しに寄りました。MamiyaRZ67はじめ、PENTAX67やPLAUBEL makinaなど色々と見せてもらいました。結果、中判はまだ早いかなと思い至った。

一通り見た後にNikonのコーナーを見るととてつもなく状態のいいF3があるじゃないですか!しかもグリップはあのベンツのステアリングと同じ革仕様。
ちょっといいコンパクトカメラが信じられないような価格で販売される昨今、フラッグシップの最高級機がこの値段?
あゝ…まずいものを見てしまったなと思うも後悔先に立たず。手に取ってしまったのが運のつき。でもこれも何かの縁だろうと即購入。
ついでに店員さんお勧めのパンケーキの50mm/F1.8も購入。

ベランダからの夕景を35-105mmのズームで
自分にはPORTRA400合わないなと実感
次はフジかProImage100を使ってみたい
KODAK PORTRA400
伊根町にて
ProImage100
伊根町にて
ProImage100
京都 鴨川にて
ProImage100

・実家にあったF3
実は昔、F3は父の買ったものが実家にありました。多趣味で道楽主義の父でしたがカメラはあまりハマらなかったらしく殆ど使われずに放置されていました。そのカメラはというと父から兄に譲られ…やはり写真をやらない兄は二束三文で売ってしまっていました。ぼくはというとその頃はロック一筋のギター小僧でした。
まさかあの時実家にあったカメラなんじゃないだろうか?…などとありえなくもない想像をしながら連れて帰りました。


・日本の工業製品技術
FM2と比べると圧倒的な堅牢性、ソリッド感。小さな部品に至るまで精密感や高級感があり全くの別物です。当然その分重く取り回しはお世辞にもいいとは言えない。
そしてガシャン!という小気味のいいシャッター音。FM2だとボディの振動が手に伝わりますがF3は微動だにしない。
正直ジウジアーロとは言え不格好だなと思っていたデザインも手に取っていろんな角度から見て触れているとなるほど…と納得する。そして当時の日本の工業製品技術のプライドを賭けた名機を所有する喜びは格別。

レンズは50mm/F1.2を付けています
重量があるため一番厚みのある革ストラップを使用

…とは言え道具です。カメラです。使わないことにははじまりません。当たり前田のクラッカー!
早速、京都・伊根町の遠征にも連れて行きました。これからもここぞ!という撮影にはガシガシ使っていきたいと思います。

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