「書くひと」がなによりも時間と思考を費やす【タイトル】 〜考え方のポイント3つ〜
「よっしゃ!今回のnoteは力作や!」
「めっちゃ読んでもらえてスキの嵐や〜」
自画自賛の自我じーさんが満を辞して放った渾身の超大作。
結果はと言いますと………
自分では「よく書けた」と思ってもなかなか読んでもらえないってこと、ありませんか?「スキ」の数が全てではないと頭では分かっていても心はどうしても求めてしまう。
「スキ」ってめちゃくちゃ創作の励みになりますからね!
「なんか書きたい」と思って書き始めたnote。初めのころは書くことに一生懸命だった。そして少しずつ読んでもらえるようになって「スキ」もいただけて。
そしていつの頃からか、もっとたくさんの人に読んでもらいたいと思うように。もっとたくさんの人に「スキ」って思われるように。
今回の記事はこんな想いを持たれている方にむけて書いてます!
タイトルが決まらなくていつも悩む
公開した文章の反応が気になってしまう
自分の文章が役に立つのか悩んでしまう
この記事を最後まで読んでいただくことで、たくさんの方に読んでもらえるステップになれば幸いです。
今回の内容はコチラの書籍を参考にしています。
「書く習慣」(いしかわゆき 著)
本書は「書くことが好きになる」書くひとのための書籍。書くためのモチベーションのあげ方から習慣化、ネタ探しの方法や伝え方など、全6章で構成されています。今回はその中から読まれるための「書く技術」にフォーカス。
さらに「おっ」と目を惹いて思わずクリックしたくなるタイトルをつける3つのポイントをご紹介。
それでは最後までお付き合いください!
1.文章の顔はイケメンよりも「三枚目」くらいがいい
ぶっちゃけ読むか読まないかを決めるのは「タイトル」次第。自分のよく知るクリエイターさんでもない限り、タイトルが命運を握るといっても過言ではありません。
noteのタイムラインを眺めていて「おっ」と思わず読んでみたくなるタイトルを想像してみてください。
抽象的で万人受けするキレイに整ったタイトルよりも具体的で尖ったクセのあるタイトルのほうが読みたくなりませんか?
タイトル付けのポイントは「より具体的にしてみる」ことです。
「パワーワード」と「主観」を入れる
例えば。
×「花火大会に行きました」
○「花火を観るたびに思い出す、僕のヘンな元カノの話」
他人が花火大会に行った話に興味を示す人は少ないですよね。でも「ヘンな元カノ」というパワーワードがあればそれが読者を惹きつけるフックになります。
また、タイトルには主観を入れることも重要なポイント。
本編の内容を総括した簡潔なタイトルよりも、個人の主観を目いっぱい入れ込んだ具体的な内容のタイトルのほうが、中身を開いてみたくないですか?
2.「1%の体験」は100%の評論に勝る
想像してみてください。
Amazonや楽天でのお買い物。今まで使ったことはないけど、コレ、欲しい!と思ったらどうしますか?
まずは口コミやレビューで実際に使ったひとの感想を確かめたくなりますよね。
「実体験」が入っている文章は読まれます。
実体験が読まれるのはなんとなくわかるんです。でもそれは、役に立つノウハウやハウツーだけだと思ってませんか?
そんなことないですよ。
日常のありふれた光景や家族との他愛もない会話。料理の失敗談や子供の成長から感じた想い。どんなものでも良いんです。
そこに「共感」があれば。
「そうそう!」
「ある!ある!」
「それ、わかるわ〜」
コレですよ。
3.「まるで自分に言われてるみたい」と思わせる秘密の言葉
例えば日記。日記は本来、自分に向けて書くものですよね。でもnoteに書いて投稿すると、その先には自分以外の読者が。
「今日は○○があって悲しかった」
「今日は○○があって悲しかったから、あなたは気をつけてね」
この「あなたは気をつけてね」は「ただの日記」を「シェアされる日記」に昇華させる秘密の言葉。
文章の「自分ごと化」
読まれるタイトルや文章に必要な二つの要素。
一つは「共感」と「学び」
もう一つは「誰かに話しかけるように」書くこと。
「フーン、そっか」で終わらせない、自分と重ねて考えてもらえるようなタイトルや文章。この二つの要素を意識してみてくださいね。
今回は書籍から、読まれるためのポイントにフォーカスしてご紹介させていただきました。本書は「書くひと」を「これでもかっ!」ってくらい応援してくれる、noteクリエイターの必読書。
書くための「勇気・習慣・ネタ・思考・技術・気持ち」を手に入れたいと思ったらぜひ、実際に手にとってみてくださいね!
【おまけ】読んでもらうためには露出させることも考えよう
どんなに良い記事を書いても、どんなに惹かれるタイトルをつけても、見つけてもらえなければ読まれません。
例えるならnoteの記事はボトルメール。
誰もいない冬の断崖絶壁にたどり着いても気付かれない。でも、海水浴客で賑わう真夏の浜辺にたどり着けば読まれる可能性は格段に高い。
noteもいっしょ。
ただ書いて投稿するだけだとなかなか見つけてもらえない。でもコンテストやお題に参加したり、ハッシュタグをつけたりするだけで記事の露出度はアップします!
コンテストやお題、ハッシュタグについてはコチラの記事を参考にしてみてください。
それでは!
有料記事について調べていて思いました。有料記事は書き手が作品に価値を見出している。他方、サポートは読み手が作品に価値を見出している。自分以外の人から認めてもらえる、そんな文章をこれからも。