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続ける先に見えたもの【のんびり進むライターの話】

ただ書くことが好きというだけで、学習もそれほどしないまま始めたWebライターも、4年目に入りました。

未経験で始めた私でも、4年もたてばそれなりにWebライターとしてのお仕事ができています。

とはいえ、最初は手探り状態で大変でした。

Webライターをはじめたころのこと、少しまとめてみます。少しでも初心者ライターさんの参考になればいいな。

1.アンケートにこたえてみた

Webライターをはじめたのは、クラウドワークスの在宅ワークセミナーに参加したのがきっかけでした。

もともと文章を書くのは好きだったし、パソコンは仕事でもプライベートでも使っていて得意なほう。在宅でパソコンを使ってできるなんて、なんて楽しい仕事だろうと思ったのが動機です。

こちらで紹介もしていただきました。

セミナーのあと開催された実践講座にも参加したものの、ほんの3日程度の講座でスルスルと書けるようになるわけないじゃないですか!

そもそも講座中の課題もその場で書きあげられなかったというのに、数千文字の案件なんて恐ろしくてとてもとても手は出せません。日記ブログに長年たくさんの文章を書いていたって、お仕事とは全く違いますもんね。

なので、まずはアンケートのような簡単なものをポチポチとやっていました。

アンケートと言っても、本当に「1~5のどれがいい?」と数字を選ぶだけのものから、「最近見た映画やドラマは?」「門限は何時ですか?」「いったことのあるライブは?」など自分の経験に基づいたり生活のことだったりさまざま。

文章らしいものといえば「映画やドラマの感想を」というものくらいかな。

「作った動画を見せるから感想を教えて」というものもあったりして、これはこれで面白いなあと思いながらポチポチとやってました。

2.スカウトがきたから書いてみた

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正直たいした金額になるわけもなく、どうしようかなと思っていたある日、「映画の感想を300~500文字で」というアンケートにこたえたクライアントから「他の映画の感想も書けますか?」という連絡が届きました。

初めてのスカウト!

なんかちょっと認められた感じ?!

過去に映画サイトを作り込んでたくらい映画好きだったので作品はたくさんみています。感想なんて感じたこと書けばいいんだし簡単じゃん!とは思ったものの、指定文字数におさめながらも映画の魅力を書き連ねるのは難しい。

「面白かった」「楽しかった」ではない表現をするのが本当に大変だなと実感しつつも、楽しんで書いた案件でした。

やっぱり好きなことは書いていて楽しいね。

金額は少なかったけれど、初めてWebライターらしい納品をしたことに満足。そして、わたしにも仕事として書けるものがあるかもしれないと思ったのもこの時でした。

3.継続案件へ応募してみた

これがきっかけで、「ともかくやってみよう」と募集されていた継続案件をチェック。

1000文字以上を週に3本。テーマは生活や子どもに関すること。キーワードのみ出すので簡単な構成を自分で作ってのコラム。

いままで300~500文字でひーこら言ってたというのに、1000文字以上を3本なんて書けるのか?週に3本ってまじ?構成ってなに?

でもテーマもターゲットもほぼ自分のことだからイメージはしやすい。子どもが熱出したとかの急なお休みにも対応してくれるって言ってるし、何とかなるかもしれない。

とにかく無理しないでよいのは助かります←これ本当に大事!

そんなこんなで初めての継続案件でビビりつつも、思い切って応募。無事に採用されて、Webライターの仕事が開始しました。

最初は1週間でギリギリな状態。

でも1年ほど継続している間に、最終的に2日もあれば書けるように。とにかく続けることで書く時間が早くなったのは大きな収穫でした。

こんな感じで、わたしはお仕事をしながらWebライターとしてのスキルを学んできました。

続けることで執筆スピードが上がり、時間ができたのでさらに別の案件に応募する、というかたちで今に至っています。

4.ともかくやってみよう

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世の中には最初から素晴らしい文章を書く人がいます。ものすごいスピードで一日に5000文字や一万文字の案件をこなしている人も!

でも、そんなすごい人と比べても仕方ないんですよね。

わたしはわたし。執筆スピードは今でも遅いほうだし、それほどたくさんの案件をこなしているわけでもない。それでも4年続けてきたことで、いろいろなお仕事ができるようになっています。

2020年の秋からはクラウドワークスの「みんなのカレッジ(旧クラウドカレッジ)」でメンターという仕事もさせていただいています。こんなわたしが教える側だなんてとんでもないと思っていたけれど、こんなわたしだから教えられることがあるのかもしれない。

無理はしないで少しずつ目の前のものをこなしていけば、続けていけば必ず結果がついてくる。少なくともわたしはそうでした。最初から無理して必死にやっていたら、きっとどこかで息切れしていたでしょう。

いま、Webライターをはじめようとしている人には、最初から無理をせず、少しづつ自分のペースで続けていくという道のりもあるよと伝えたいです。遠回りでもいいじゃない、いつかたどり着くから。

とにかく続けていこう。

来年もWebライターでいるために、少しづつ歩みます。


読んでくださり有難うございます!