両親は焼き派。自分はスープ派。すべてはピーがものをいう。
我が家は、父が無類の餃子好きでした。
中国生まれの関係もあるかもしれないし、ないかもしれない。
しかし、彼の定番は、焼き餃子 and 生ビール 。
しかも
鉄フライパンで焼かないと機嫌が悪くなる始末。
なぜか南部鉄鍋で焼いていたのも見たこともあります
今、思えばそれらで、鉄分補給していたのかな?理にはかなってるけど。
当時の母、ごくろうさまです。
縁は異なものとは、いいますが
母親は元々中華料理屋で働いていたため、家では市販の餃子を見たことがほぼなく、初めて冷凍餃子を食べたときは衝撃だったんです。
チルド餃子は、おいしくないから食べてはダメと言われていたし。
もちろんタネ(餡)から作ります。
レシピというより、もう感覚で覚えているようなところがあります。
味見の方法はそのままするというなんともダイレクトな、ある種ワイルドな母でした。
(肉が新鮮じゃないと危険。ただ、私は真似をしていません)
よそであまり聞かないのは、砂糖を少し加える点です。
その影響もあってか
自分は皮も自家製で作っていました。
割合は、強力粉7:3薄力粉。
使うのは、お湯と塩とごま油。打ち粉。
パン生地を作るより、断然楽です。
(パンは、数回で断念した)
また 機会があれば、するかもしれない。パン . . か。
自家製の皮のほうが包みやすいし、破れにくい。
一番の利点は、たくさん作って冷凍しても、崩れないという点。
包み方でも いろいろな形ができます。生地に野菜を練りこむこともできます。
餡と皮の残り具合を考えながら、最後のほうは餡が少なめのワンタンにしたり、チーズを包んで揚げ焼きにしたりします。
でも
必ずしも、粉もんで包まないといけないわけではないなぁ
野菜で包んでも
ん?もはや、それは餃子なのか?
なぜかうちでは餃子の皮のことを ピー と呼ぶのが常識で
市販の皮を買うときには
「餃子するからピーを買ってきて」と言われていて
お店の人に
「餃子のピーはどこですか?」と聞いて不思議な顔をされるまで
なんでピーが通じないのか?と思っていました。
今では「ぎょうざのかわ」はどこに置いていますか?と聞きます。
オレンジピール
とか
陳皮(ぴ)
とか
桂皮(ひ)
あるのになぁ。
皮むき器はピーラーっていうのに。
冬は柑橘。食べますよね。
外皮をを細かく刻んで餡の中に入れるとちょっとした隠し味になります。
英語圏ではピーと言わないほうがいいかもしれません
発音違いで
豆 のほうか、幼児語のおしっこになります。
失礼しました。
両親は、焼餃子のほうが好きで
自分は焼きのほうは、苦手で
自炊するようになってからは、ほとんどスープ餃子か水餃子です。
ダンプリングとあまり変わらくなるなぁって。
蒸してもいいけど、面倒だから。
たまーーーに焼きも食べます。市販もたまーーーに食べます。
お気に入りの点心のお店では、蒸し餃子を注文します。
職人の作る点心の美しいこと。
目で味わい、口でも味わう。湯気さえもいとおしい。
これは贅沢だなぁ。と幸せを感じます。
私はアルコールが飲めないので
温かいプーアル茶と一緒にいただくのがすきです。
餃子に入れる具材といえば
豚肉 または 鶏肉
(ラード入れると、尚よい)
キャベツ または 白菜
ネギ
にら
にんにく、しょうが
が
一般的だと思いますが、
自分は、チンゲンサイをよく使います。
っていうか、なんでも入れますけど。トマトやレタス、セロリも使います
冬に出回る
癖の少ない、おすすめの野菜に
タァツァイというものがあります。
ロゼットのように這うように広がる葉野菜です。
私はどうも、生食のものを、加熱する傾向があるかもしれないです。
加熱したほうが、量はたくさん摂れます(ビタミン、栄養たっぷり)
あと、タレですが、ポン酢+ラー油もいいけれど
レモン汁に刻みショウガを入れるだけ。 おいしいです。
(塩分控えめに、役立つかも)
いちご餃子を、教えてもらったことがありますが、
ちょっと・・・なんともいえません
好みは 人それぞれ 。
海老餃子が好きな人は多いです
甲殻類がダメなので入れません
贅沢だけど、ひとつぶ牡蠣まるごと包む餃子。おいしいですよ。
もちろんオイスターソースも入れます。
今は、(グルテン)小麦アレルギーがあっても
米粉が出ているから作れますね。
しばらく作ってないから、こねこねしてみようかな。ねこが見に来るかも。
土いじりはセラピーとしても効果があると聞いたことがあります。
粉をこねるのも似た効果があればいいですね。
今の子(ねこ)は作ってるのを、見たことないから
どんな反応するのか。
黒いお顔に、白いお粉がついたらどうなるかな?
あーーー
関係ないけど、この記事書いてると、杏仁豆腐 。食べたくなってきました。
今日はチョコレートの気分ではなく、餃子の気分になっちゃったなぁ
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