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【初めての一人渡韓 #1】心配性すぎる私が事前に準備したこと

前回の記事で、とあるKPOPグループのソウル公演のチケッティングに成功したことについて書いたのですが、この公演に行くため、初めて一人で韓国に渡航する筆者が事前に準備したことを紹介していきたいと思います。

ちなみに筆者の旅と言語のレベルは、
・一人旅をしたことがない
・韓国へ行くのは2回目だが、一人では初めて
・海外旅行経験は少ない(4回のみ)
・飛行機に乗り慣れていない
・韓国語はハングルの読み方(音)は分かるが、会話は9割聞き取れない
・英語はある程度読めて意味も分かるけど、会話は慣れていない

このように海外旅行・一人旅初心者かつ、韓国語・英語がまともに使えない私は色々と不安な面が多く、また今回あまり時間に余裕がないスケジュールなため、スムーズに旅程が進むよう綿密に事前調査・準備を行いました。


便利アプリの導入

NAVERマップ

韓国では国防上の理由でgoogleマップに地図情報が詳細に提供されていないため、特に徒歩でのルートや所要時間が正確に出ません。そのため、NAVER MAPのアプリを事前にダウンロードしました。
NAVERのアカウントに登録すると、場所を保存する機能も使えるようになりますが、登録しなくてもルート検索機能は十分に使えそうです。
駅名など主要な地点は日本語で表示されており、日本語での検索もそこそこ使えそうです。

左:google map 右:naver map 
同じルートを検索してみたが、google mapでは徒歩ルートが出ないのに対し、
naverでは徒歩の所要時間まで出る

SUBWAY KOREA

ソウルは地下鉄が張り巡らされていて、地下鉄であらゆる所に行けそうだなと前回の旅行で分かったので、地下鉄路線図アプリを事前に入れました。
路線図から乗換検索が出来て、かつ日本語での表示・検索が可能なアプリとして「Subway Korea」と「コネスト韓国地下鉄路線図・乗換検索」がよく紹介されていますが、
Subway Koreaはリアルタイムでの乗換検索が可能なのに対し、コネストは時間順もしくは乗換回数順での最短経路のみ検索可能です。
今回は時間に迫られた旅になるので、リアルタイム検索が可能なSubway Koreaをメインで使ってみようと思っています。

左:Subway Korea 右:コネスト
Subway Koreaはリアルタイムでの乗換検索が可能。
左:Subway Korea 右:コネスト
路線図の見やすさはほぼ変わらない。駅名をタップして出発・到着駅の設定が可能。

Papago

KPOPオタクの間ではもはや常識的に使われている翻訳アプリ「Papago」。
韓国のNAVER社が提供しており韓国語の翻訳に長けています。
画像翻訳も可能なので、ハングル表記の看板などを写真に撮って即翻訳して読むことが出来ます。
私はKPOP推し活で頻繁にPapagoを使っていますが、韓→日の画像翻訳や日→韓のテキスト翻訳がサクサク出来て便利なので、韓国旅行の際は入れておいて損はないと思います。

韓国観光公社公式サイトVISITKOREAよりスクショした画像をpapagoで翻訳した結果。
文字を自動で認識して即翻訳してくれる。

海外通信手段の確保(ahamo)

海外での通信手段は、eSIMやSIMカード、Wi-Fiルーターのレンタルなどが一般的に挙げられますが、私は普段からahamoを使っているためデータローミングをONにするだけで韓国国内の回線に繋ぐことが出来ます。
ahamoはひと月あたりデータ通信量が20GB 使えるのですが、月末の渡航なので、念のため残量は確認してから(足りなければ追加して)行きたいと思います。

入国・出国関連準備

K-ETA、Q-CODE(2024年3月現在はいずれも不要)

K-ETA (Korea Electronic Travel Authorization) に関しては、2023年4月1日〜2024年12月31日まで日本を含めた22ヶ国・地域で一時的に免除となったため、現在は申請の必要は無いとのことです。(下記リンクのお知らせ参照)
ですが、私は1年前に韓国に渡航した際に申請した許可書の有効期間がまだ残っているので、その場合は入国カードの提出が省略できるようです。

Q-CODE(検疫情報事前入力システム)については、2023年7月15日から日本を含む“検疫管理地域”以外の国と地域から入国する場合は不要となった、とのことです。健康状態質問書の提出も不要とのこと。(下記リンク参照)

ICNスマートパス

ICN SMARTPASSは2023年7月より始まった「顔認証パスサービス」で、事前にアプリでパスポート顔情報を登録しておけば、保安検査場の入口で専用レーンが利用でき早く通過できるとのこと。
仁川空港の保安検査場は時間帯によってはかなり並ぶこともあるらしいのですが、スマートパスの専用レーンは空いていることが多いようなので、今回はこちらを事前登録して試してみることにしました。登録方法は下記サイトを参考にさせていただきました。

また搭乗券情報を登録することで搭乗ゲートでの手続きも早くなるようですが、こちらは現時点(2024年3月)では参加航空会社が限られているようです。(大韓航空、アシアナ航空、デルタ航空、済州航空、ジンエアー、ティーウェイ航空の合計6社)
この辺りの詳細や、専用レーンの場所の説明などは下記リンクが参考になりそうです。

Visit Japan Web

Visit Japan Webは日本への入国審査税関申告等をweb上で行えるもので、事前に情報を登録しておけばQRコードを提示するだけで入国手続きが出来ます。
1回登録したことがあれば、パスポート情報などはそのまま使えるので、入国・帰国の予定だけ新しく登録したら良さそうです。

ちなみに検疫に関しては、2023年4月29日以降、有効なワクチン接種証明書又は出国前検査証明書の提示は不要となった、とのことです。

円→ウォンへの両替

韓国ウォンへの両替は、レートだけを考えると日本や空港などで両替するより、韓国現地(明洞など)のレートの良い両替所を探した方がよりお得ではあるのですが、
今回の旅程では明洞付近に寄る用事が無く、また時間が詰まっているため、日本で予め両替して行くことにしました。

日本での両替は金券ショップで行いました。
(筆者は大阪在住なので、)梅田周辺で探すなら大阪駅前第1〜第4ビルに金券ショップが沢山あるので、この中から外貨両替のレートが良いお店を探すと、現地両替と比べてそこまで大きく損をすることはないかと思います。

例として、梅田のチケットショップアイギフトで両替をした場合、
1ウォン → 0.1149円なので、1万円→87,032ウォンになります。(2024.3.22現在のレートで換算)
一方、コネストの両替所ランキングで現在1番レートが良い明洞のお店で換算してみると、100円→892ウォンなので、1万円→89,200ウォンとなり、
差額は2,168ウォンとなりました。これは日本円に換算すると、約250円程度となります。現地で両替に手間取ることを考えると、この程度の差額なら許容出来るかなと個人的には思います。
(レートなどの詳細は下記リンクを参照してください。)

まとめ(続編 #2 記事の紹介)

ここまで日本から韓国へ渡航する際の事前準備について紹介してきました。
今回紹介した以外にも、


・現地での交通手段(空港鉄道・地下鉄)について
・T-moneyカードについて
・仁川空港での入国・出国審査について(ICN スマートパスなど)


上記の内容について、渡韓後にレビュー記事を書いていますので、興味がありましたらぜひこちらの記事もご覧ください。

この記事が韓国への旅行を考えている方の参考に少しでもなりましたら幸いです。

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