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アジアの近未来図

なぜ、多くの国民、メディア、専門家が、信じている近未来図は、    いつも外れるのでしょうか?

今回は、その理由を、お話しましょう。

あなたが生きている現実、見えている現実は、過去の残像です。
現在進行形で動いている現実を見れている人は、            1%もいないでしょう。

そして、今、皆さんが見ている過去の残像の下で動いている       現在進行形の動きが分かれば、

ほぼ、正確にこれから起こる近未来を見通すことは           当たり前にできます。

ただ、その起こるタイミングは予想から多少ズレることは、       普通に起こりえますが、確実にその方向に進んでいる事だけは、     自然と分かります。

それでは、今、実際に起こっている          ニュースを使って説明しましょう。

最近、2つの事象が、米国と韓国でニュースになっています。

① 韓国の新法務相に選出されたチェググ氏のスキャンダルと、     そのバックにある韓国検察との確執問題。

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② 9月10日に突然、ボルトン大統領補佐官の辞任が発表されました。

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この2つの、一見、何の関係もないニュースが、            つながって見えてくれば、現在進行形で動いている現実が分かります。

そして、その現実が分かれば、近未来に起こる未来が自然に       見えてくるのです。  

韓国でも日本でも、検察を動かしているのは、米軍です。

なぜ、ロッキード事件で田中角栄が失脚し、その系譜を持つ、      小沢一郎が検察にいじめ抜かれたのか?

なぜ、韓国の歴代大統領は、ほとんど例外なく、            検察による操作対象になって不都合な末路を迎えるのか?

最近起きた、日産のゴーン社長逮捕も検察主導での動きでした。

では、なぜ、チェググ氏の法相就任に対して、             検察が徹底したネガティブ・キャンペーンを行っているのか?

それは、ムンジェイン政権が、彼の右腕であるチェググ氏を使って、
ついに米軍司令塔の韓国支配の中枢である検察の解体に         動き出したことを意味します。

香港でも、この検察権が中国政府の支配下に入ることを恐れた市民が、
今、命がけのデモをしているのです。

さて、では、このニュースと米国のボルトン補佐官の辞任が、      どう結びつくのでしょうか?

まず、日本では韓国政権に対するネガティブ・キャンペーンが      あまりにも酷いので、真実が見えませんが、

トランプ、金正恩、ムンジェインの3者の間では、           半島統一と米軍撤退については、すでに合意されています。

でなければ、そもそも、北の傀儡政権であるムンジェインが       大統領に選出されることはありません。

ただ、この動きに関して、反対しているのが、             ディープステートと呼ばれる米国の旧勢力です。

このディープステートの中枢には、CIAや軍産複合体が存在します。

そして、その元CIA長官のポンペオと、軍産複合体の代表である     ボルトンが、今までのトランプ政権の中枢で、

対外政策を指揮してきたのですが、ついにトランプが、         特に強硬派のボルトンを更迭したのが、今回のニュースの本質です。

つまり、裏で半島統一に強く反対していた、ネオコンのボスである    ボルトンを更迭したタイミングで、

ムンジェインが韓国検察の解体に着手したという構図になります。

おそらく、皆さんは、日本のメディアやイカれた専門家たちから、    過去の残像の話ばかりを聞かされているので、

トランプ、金正恩、ムンジェインの間で半島統一の           合意ができていると言っても、信じられない人も多いでしょう。

この3者合意は、すでに、昨年6月のシンガポールでの         第一回米朝会談で、すでに決定済みです。

では、なぜ、この事実を日本の安倍政権、メディアや専門家は      隠すのでしょうか?

それは、日本の安全保障が完全に失効してしまっている事実を      認める事は、

単なる安倍政権の信頼の失墜だけでなく、日本国家の          生存と存亡の危機にあることを内外に認めることになるからです。

この現実を見る目ができれば、

今、香港で起きている自治権崩壊の危機、
韓国の北朝鮮への併合危機、そして、台湾と中国間での併合危機と、

実質的に日米安保が空洞化している日本が、              いつ、半島や中国の軍事侵略を受けてもおかしくない状況と、

すべてが、ほぼ、同時平行で東アジアの秩序が完全崩壊の        崖っぷちにあることが、はっきりと見えて来るのです。

おめでたい日本人には、見えていませんが、沖縄と北海道では、     すでに赤化が、相当に進んでいる現実すら知らされていません。

今、東アジアでは、2つの時限爆弾が動き出しています。

一つは、韓国経済のデフォルトです。

このデフォルトの期限は、持っても今年一杯だと思います。
前回の韓国経済危機では、世銀が動き、韓国経済は、          外資主導で復活しました。

今度の経済危機を救う手立ては、対外侵略をちらつかした、       裸の隣国の恐喝以外にありえません。

そのためにも、半島統一は急務なのです。

二つ目が、香港デモの終結です。

9月一杯での沈静化が中共政権にとってのタイムリミットですが、
さすがの中共も、30年前の天安門事件を世界中の監視の目の前で    強行することは、

即、自滅を意味することは知っています。

では、どうやって、この騒動を収めるのか?

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それは、これまで培った、AI人類監視システムの実験場として、
デモ参加者の危険分子を個別に割り出し、水面下で、          排除するやり方です。

香港デモは、綿密に作られ、長期化させ、香港市民を使った、
大衆コントロール・システムの最終実験場のモルモットに        されている構図が、今の私には、透けて見えるのです。


マレーの虎

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