こどもが自分でできる環境作り
こんにちは。
20時に子供を寝かせている、フルタイムワーママさつきです。
今回は忙しい毎日をまわして行くために、子どもが自分でできる環境作りについて我が家のことを書いてみます。
環境づくりについて
環境づくりについて、さくっと我が家の考えをまとめて書いてますが、詳しく見ていきましょう!
自分の事は自分でやる。生きる力がある人になって欲しい
私は子どもに対して「自分の事は自分でやる。生きる力がある人になって欲しい」と思っています。そのため、この年齢なら何ができるかな?と考えて、環境づくりをやってきました。
例えば保育園で「着替えを自分でやる様にしています。」とお便りに書かれていれば、自分で着替えができるように服をしまう場所を変えてみたり、「帰る準備を自分たちでやるようにしています」と来れば、保育園に行く準備が自分でできるように置き場を整えてみたり。
もちろん環境を整えただけではうまくいかないので、最初は寄り添う必要があります。できる→褒めるを繰り返すと、あとは声かけだけでやってくれるようになります。(ここで時間を優先して親がやっちゃうと、環境づくりの意味がなくなっちゃうので、ここだけは我慢してゆっくり時間をかけてやってください)
将来1人で生活するようになった時に、できなくて困ることは何か?ここを意識しています。
自分でできることが増える→親のやることが減る
子どもが自分でやることが増えると、親のやる事が減ります。例えば着替えに保育園や学校の準備だったり、勉強だったり。
フルタイムフル出社で働いていると、家にいる少ない時間で家事育児をこなしていく必要があるので、例えであげたものを子どもが自分でやってくれるだけで、親の手伝いや補助という仕事が減ります。
そしてその時間で家事を終わらせられるので、タスクが早く終わるのでバタバタの中で余裕が生まれたりします。
環境づくりをするだけでお互いWIN WINになるなんて、やらないわけにはいかない!とそんな考えで我が家は自分でできるをテーマとした環境づくりをやっています。
着替え
自分でできるようになったらかなり楽になるんじゃないかと思ってる着替え。我が家では脱衣所に平日使うもの(制服・下着類)を集約しています。
小学生組は平日は制服しか着ないので私服は2階に。次女のみ保育園で使う私服をちょこっとだけ脱衣所に置いています。
脱衣の収納は次女3歳の時に整備し、次女の身長が高くなったので配置換えはやってますが、ベースは変えていません。
そんな脱衣の収納はこちらをご覧ください💁♀️
次女3歳の時に環境を整えましたが、全てが手の届く範囲にあるため、今やお風呂上がりに着替えて髪の毛を乾かすまでやってくれます。父が洗濯物を畳めば,横で手伝って自分の洗濯物を仕舞うまでできるようになりました。
自分でやる→褒める→やる気になるこのサイクルは、自分で服をとってできる環境があるから親も純粋にすごい!!と褒められるんだと思ってます。
昔の親の手伝いが必ず必要な環境だった時は、私は褒める前に「はやく着替えてー!」と言ってしまい、できたことを褒めずに流してしまってました。
余裕がなくてイライラしていても、自分で取って着替えてくれれば、それだけでありがとうとか、すごいね!とすぐ褒めることができるので、気持ちの切り替えにもなっています。
ある意味褒めるための環境づくりかもしれません。
ご飯の準備&片付け
準備編(晩ご飯の時)
こちらは自分でやるのハードルを一気にあげるような気がしますが、皿の配置を低い位置に置く、踏み台を準備してあげるなどの環境作りで子どもがやるハードルが下がるのでは?と思っています。
と言っても、我が家が準備のお願いを導入したのは長男が小1長女4歳の時です。ちょうど次女の出産を控えていたので、産後のことを考えて夫がご飯の準備を簡単にできるようにしといたら楽かなぁと思って食器の配置換えをしたことから始まります。
変えたのは、いつも使う食器(ご飯茶碗・味噌汁茶碗・コップ・箸・平皿)を低い位置(長男長女が手の届く場所)にして、無印の収納でゾーニングをしたぐらいです。ここから取る、仕舞うを一目見てわかるようにしておけば、誰がやる時でもわかるかなと。
運用していく中で位置が低いと親が取りにくいという欠点もありますが、子どもたちには取りやすいので、今や次女も長男長女の真似をして晩ご飯時に食器の準備をしてくれています。
準備の一環として、台拭きもお願いしてますが、こちらは水道に手が届く長男長女だけにお願いしています。
ですが、次女も早くご飯が食べたい時には、引き出しを開けて台拭きを取り出し、後ろに置いてある踏み台をセッティングして率先して拭いてくれます(絞りがあまくてベチョベチョなのには目をつぶる)。
これも自分でできる環境が揃っているからやれることなので、環境づくりやっててよかったなと思います。
片付け編
片付けといっても、ご飯茶碗などの食器の片付けと、食べた後のテーブルふき、食べこぼしを拾うの3点です。
食器の片付け
長男長女は小学生になって身長が高くなったので、朝食時のみ食洗機に入れてもらうようにしています。
なぜ朝だけかというと、朝はメニューを定番化しているので、使うお皿が固定されていて、食洗機への食器の入れ方を悩まずに済むからです。
晩ご飯だと献立によってはお皿が変わるので、食洗機にうまくいれないと全員分入らなかったりするんですよね。
私の場合あとから親が入れ直す作業が入っちゃうと、素直にありがとうと感謝が言えなくなってしまうので、気持ちよく褒めるためにもここは求めすぎないのが大事だなと線引きしました。
テーブルを拭く(試行錯誤中)
こちらは、台拭きをすぐ手に取れる場所に置いておき、テーブルを離れる前に声かけをするようにしてようやくできつつあります。
声かけを忘れるとみんな忘れてしまうので対策を練り中です。
食べこぼし(試行錯誤中)
こちらはほぼ次女だけが対象なんですが、声かけだけではうまくいってないので、こちらも対策を考えている最中です。
できてないのに書くなよって話ですが笑
試行錯誤の過程も残せたらなと思ってあえて書いてみました。
今後うまくいけば記事にしたいと思います🙋♀️
学校・保育園の準備
さて最後は学校•保育園の準備です。
我が家ではダイニングテーブルの横に学用品置き場を作っています。
こちらに詳しく載せていますが、学用品置き場にランドセル・教科書、ノート類・鉛筆削り・チャレンジタッチ等、勉強に関するものを集約しています。
教科書置き場をランドセルの近くにすることで、宿題をしたあとにすぐ翌日の授業の準備ができるようになっています。
もちろん声かけしないと漏れがあるので、今後はこの声かけをアレクサに任せたり、自身でチェックできるようにしたいと考えていますが、いい案が思いつかずに保留中です…
次女の保育園の準備は、日曜日に週末持って帰ったパジャマやコップ、歯ブラシなどを持っていく準備するぐらいです。
準備物は、上の画像の左下側に洗濯したものは置いておき、歯ブラシとコップは食器棚に置き場を決めているので、そこから取って準備をしてもらっています。
年少さんになってから毎週日曜日に声かけをして一緒に準備をしていましたが、一年経った今では1人でできるようになっています。
こちらは環境づくりというより、毎週日曜に声かけを忘れずにやっていた事が大きく寄与しているのかなと思っています。
年齢によっては環境づくりだけでなく、声かけの伴走もしっかりする事が大事ですね。
おわりに
我が家でやっている自分でやる環境づくりはいかがでしたか?
振り返ってみると、子どもは環境を作ったらすぐに自分でなんでもできる訳ではないので、長い目で付き合う努力が必要だなと思いました。
ついつい、環境整えたんだからできるでしょ!っと結果を求めたくなりますが、そこはゆっくり褒めて育てていく必要があるなぁと。
褒めるにしても、どんな状況でも親が褒めれるようにハードルを低く設定するのが大事だと思いました。
「心の余裕がなくても褒めれること」これを意識してみてください。親がどんな状況であっても、こどもを褒めてあげないと続かないので、なかなか苦しいですがここは頑張らないといけないなと思います。
私も長男長女の時はここに苦労したので、次女のハードルはかなり低くして褒めるようにしてます。
そして声かけの伴走は年齢が低いほどしっかりしてあげてください。環境を整えたから終わりではなく、環境を整えたことがスタートラインなのです。
なかなかすぐに手が離れなくて苦しいかもしれませんが、後からきっとあの時頑張っていてよかったと思える時間がくるはずです。
千里の道も一歩から。
自分の仕事を減らすために、まずは子どもができる環境を整えてみませんか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。
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