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大学卒業、決まりました。

「このたび、あなたは所定の単位を修得され卒業と決定いたしました。」

実家の母からLINEで3枚ほどの写真。
それを開けばこの文章と、卒業式の案内。
これまでの努力が実った嬉しさと学生生活が終わってしまう悲しさという、あまりペアにならない感情が同時にこみあげてなんともいえない感情になった。

成績のほうは累計GPA3.1。
まあ、悪くはないが良くもない。
累計でみればこんなもんかなんて思うけど、今期のGPAが3.75だったのは大学最後の年くらいは勉強を頑張るっていう目標をたてていた自分には嬉しい知らせだった。

大学生活、恋愛できなくても楽しかったな

私は中退をしているから、実質5年間の大学生活。
ドラマや漫画で見るような、沢山の友達に囲まれて恋愛をして遊んでっていうような大学生活とは程遠かった。
けれども、この5年間を振り返ると、10年くらいあったんじゃないかと思うくらい濃密な時間だったし、楽しかったなとシンプルに思える。

高校の頃の自分に伝えたいこととしては恋人が大学生になれば当たり前に出来るとか思うなよってこと。
恋愛だけは、本当にわからないまま。
わかったような顔で友達の恋バナを聞いてるけど、1ミリもわかってないのかもと思う。
今の私にはまだファンとしての好きと恋愛としての好きの区別ができないんだもの。

恋愛はできなかったし、若い女っていうキラキラしたようなことはできなかったし、バイトもオンラインでしかやってないから社会経験は少ないのかもしれない。

けれども、楽しかったって思えるのは同じような思考を持つ人と出会えたことや、今まで見たことなかった世界を見せてくれるような人に出会えたから。

今後も山あり谷ありだろうけど


大学生活、私は友達がいないって思ってた。
友達がいなくてつらいって思ってたこともあった。
けど、3月になってから急にいろんな人に誘われるようになって、私は友達の認定レベルが高すぎるだけで、友達だって思ってくれてる人が多いんだって気づけた。

改めて、いろんな人に助けられたんだなって思えた。
そして、こんなにもコミュニティがあったんだなって心が温かくなった。

誘われても予定が入りすぎてもう詰められないから断念せざるを得ないって私のスケジュール。
しかも、その予定が全部遊ぶことや友達と他愛もない会話をするためだけの時間。

こんなこと、これまでなかったから戸惑いもあるけど、楽しみだっていう気持ちも強い。

ツライ時もあったけど、最後に楽しいって思えたらOKだよね。
私は気づくのが遅すぎるからもっと早く気づけたらもっと幸せになれると思う。
もっと現状を見られる人になりたい。


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