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映画感想① SADA〜戯作・阿部定の生涯

白い巨塔を観て以来、黒木瞳主演の映画をみてみたいと思ってたから。

白黒で始まったから凄く古い映画なのか?と混乱したけど、観終わって調べたら1998年だった。色の使い方が面白かった。血を(血だけを)黒で表現したり、岡本だけ白黒だったり。

黒木瞳の声が好き。いわゆる美人かは分からないけど美しい。うなじの綺麗さかな?視線かな?勝ち気な色気と危なかしさがあった。「おまえは頭がいいね」に対して「いいのは頭だけじゃありません」と返したところが良かった。

観終わって調べたら、阿部定以外の人物の名前は変えてあるみたい。竜蔵がかっこよくないから余計に生々しかった。

あの時代、女の人を喜ばせる、丁重に扱うということは稀だったのかな。

逮捕の時の写真がみんな笑っているのは確かに不思議だった。

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