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役員報酬の仕訳って??

前回までは、役員報酬とは、役員報酬の決め方など
解説してきましたが、

今回は、実際に支払った役員報酬の仕訳って
どうなるのかについてお話していきたいと思います。

仕訳の基本形

今月の役員報酬は1,000,000円。

源泉所得税75,000円、住民税70,000円、社会保険料130,000円(健康保険料50,000円、厚生年金80,000円)を差し引いた残り725,000円を振り込んだとします。

「預り金」には補助科目(勘定科目の内訳)を設定しておきます。
そうすることで、源泉所得税、住民税、社会保険料、それぞれの残高がわかるようになるからです。

社会保険料に関する仕訳

1月分の
役員報酬に対する社会保険料は260,000円。

会社負担分130,000円、個人負担分130,000円。

月末に、
会社負担分の社会保険料を未払費用として計上します。

支払い時(2月中)の仕訳

発生時に未払費用として計上した130,000円と、
給与の仕訳計上時に預り金として計上した130,000円を取り崩します。

では、次に役員報酬が支払えなかった場合を
見ていきます。

ちなみに支払った時は、
以下のような仕訳になります。

まとめ

実際に仕訳をきるときは、会計ソフトを使うと
分かりやすいですし、すごく楽になります。

もしそれもきついと感じる方であれば、
税理士に依頼するのが1番ベストかと思います。

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