北海道の地名①(北海道旭川市) 2024年1月7日
東京のタクシー乗務員、みやびと申します!
私の同僚には、北海道が好きになり過ぎて、北海道でタクシー乗務員になってしまった年若い男性が居ます。🚕🚕
北海道から帰って来た後、私より数ヶ月後の入社ながら、私よりもうんと稼いでいる優秀なBOYです。
私は元旦1月1日から仕事に出ていまして。朝イチの点呼を受けるつもりで出勤したら、仕事終わり間際のその人に、駅でバッタリ遭遇‼️🫢
北海道の旅の相談をしちゃいました〜😚💕
「私ね、冒険好きだから日本一寒い観光地に行こうと思ったんだよね」
「北海道の冬はかなり厳しいですよ。旭川なんて吹雪で飛行機がすぐ停まるし」
「えっっ、そうなの❓🤯」
「そうですよ、新千歳しか飛行機が動かないこともしょっちゅうです」
「ヤバイね… 旭川の寒さを舐めてたね。帰って来られるかな❓✈️😅」
「陸路で新千歳まで来れば大丈夫。🙆
お湯も良いし、その辺りでもう1泊しても♨️」
旭川を満喫するため、あえて旭川空港の離着陸を選びましたが…
新千歳からも特急で1時間半程度なら、チケット選び失敗したかなぁ💦 と心配に。
さて今回は、アイヌ語と地名のお話です。
北海道の地名は、明治期の役人・松浦武四郎がアイヌから言葉や文化を学んで名付けたもの。
アイヌが土地をどのように考えていたのが、名前を辿るとよく分かります。
たとえば、北海道一の大都市・札幌。
サッポロ… アイヌ語で。
サツ+ポロ (+ペッ)= 乾く・大きい・川
ベツ(ペッ)、と付くのは『川』を意味します。
たとえは、温泉の有名な登別。
ノボリベツ… アイヌ語で。
ヌプ+ペッ= 水の色の濃い・川
ヌプ →ノボリ、ペッ→ベツ、
⇒登別となったようです。
たとえば、地球岬のある室蘭。
ムロラン… アイヌ語で。
モ+ルラン= 小さい・坂
室蘭には、何やら坂が多いらしいんですよね。
ラベンダーの有名な、富良野。
フラノ… アイヌ語で。
フラ+ヌ+イ= 臭気・持つ・もの
香り高いラベンダーが、何だか臭いものみたいて笑えます。🤣🤣
確かに、強い香りを持つ花なんですけどね。💐
私はこの地名の由来を知った時、ものすごく感動しました。😭😭😭✨
その地の特徴を把握して名付けるアイヌの純粋さも素敵ですけど、、
伊勢(三重県)から来た松浦武四郎が、アイヌの地である蝦夷を、アイヌの言葉で名付けたってところに泣けたんですよね…
親が初めに子に贈るのは、名前です。
ずっと語り継がれるその地の名前に、アイヌの言葉。
旭川にも面白い地名エピソードがありますけど、そちらは次回に回しまして。
北海道。
役人に抜擢された松浦武四郎は、蝦夷地と呼ばれた北海道に名を付ける時、明治政府に意見書を提出し、6つの名前を候補に挙げたそうです。
日高見、海北、海島、東北、千島、北加伊。
松浦武四郎はこの中でも、『北加伊道』を強く推しました。
なぜなら、アイヌが自分達の地を『カイ』と呼んでいたから。
カイ ⇒ 加伊
北の、加伊の道。
松浦武四郎は加伊にこだわったけれども、思いは叶わず、自らの雅号であった『北海道人』に近い名前が採用されたのです。
五畿七道、古来からの呼び名、七道に連なる名前が好まれたのかもしれませんね。
カイ、北加伊道。北海道の地名となるはずだった名前。
アイヌは神々を『カムイ』と呼びますから、『カイ』とは何とも神々しくて好きですけど… 👼✨
併合された地であることが読み取れて、何とも言えない気持ちになりますね。🗾
私の、旭川旅行記はまだまだ続きます。🔜
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