mari@n

書くことが好きだったのに、気がつけば何年もなーんにも書いてない。 50代田舎暮らし、徒…

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書くことが好きだったのに、気がつけば何年もなーんにも書いてない。 50代田舎暮らし、徒然なるままに書いてみたいと思います。

最近の記事

違和感から始まる

ニュースはちらちら見るだけだ。少子化対策、子育て支援は、この国の行末を決定する政治の肝のようだ。同性婚に対する個人的見解を公人が口にすることはタブーのようだ。「豊かな高齢者と貧しい若者」というのは、思った以上にひどい歪みを生んでいるようだ。米を研ぎ、ペットボトルのラベルをはがしながら、毎日ニュースを聞いている。時々離れたゴミ箱にポーンとゴミを投げてみて、ストンと入れば気持ちがいいし、縁にあたってコロンと外に転がればチェッとなる。フリップを指差し大変困ったという顔のキャスターが

    • 「ミシンと金魚」私の読書感想文

      義母が認知症と診断されて以降、私のアンテナは感知して、しすぎて、疲れるほどだった。「認知症の人をどう介護するか」「認知症の人にどう対応するか」「認知症の人はどう考えているか」「認知症の人はどう感じているか」その分野の情報は限りなくある。キャッチした情報を整理して理解しようと努力し、平穏を第一目標に過ごす義母との日々。それでも日常生活に唐突に起こる修羅場が増える中、施設入所でやっと平穏が訪れた。それ以外の方法は今も思いつかない。ギリギリの状況にギリギリの私がいたのだ。救われた気

      • 眠れぬ夜についての一考察

        昨日の夜は眠れなかった。ラジオを聴いて何とか眠りに落ちたのに、夜中に目覚めた。次から次へと頭の中に浮かんでは消え浮かんでは消えする悩ましい出来事に、感情が揺さぶられ、目は冴えて、夜の闇が私を包む。手足は冷え切り、寝返りをうち、ため息をつき、意味のない思考は停止しようと自分に言い聞かせても、眠れなかった。 これまでも眠れぬ夜はあった。幼い頃は、死後の世界を想像して眠れなかった。私は死んだらどこに行くのか、私と言う意識はどうなるのか、痛いのか辛いのか。いつまでもこの世にいて家族

      違和感から始まる