いつもと変わらず、これからも大事にしたいこと
毎年のことながら、年末に「今年一年はこうだった、来年はこうしたい」という考えをうっすらと抱きつつ年を越す。そして年を越した途端、そんな考えはすっかり消え去り、気が付けば新年になって1週間が経ち、「まぁいっか」となってしまうのが私の性格。
新しい年になったからといって劇的に自分が変わるわけでもないし、いつものように時は流れていくのだから、何か目標をかかげるとか気持ちを引き締めるということなどは自分には向いていないと思っている。
向いていないとわかってはいるのだけど、今年はここに書いてみようかなという気分になっている。「できたらラッキー、できなくても大丈夫」という気楽な気持ちで。(だからこれを後で読み返してがっかりしなくてもいいよ、未来の自分)
というのも、去年ずっと殻に閉じこもっていて、「きっとそういう時期」と思っていたけど、そろそろ自分で何かしたくなってきたし、しないといけない気がしている。
自分にプレッシャーをかけない程度に、でも少しだけ奮い立たせるために。まずは殻から出ないと。
今まで通りじゃなくて、今までとは違ったことをしてみたいし、昔やってたけどやめちゃって、でも今ならやりたいかもしれないこともやっていく。思い込みは捨てて。
自分の直観だって、ハズれることはあるのだし。
もともと自己肯定感が低いせいか、それをまた「自分は自己肯定感が低いから」と言い訳にしているせいか、何かを始めることに対して抵抗があるし時間がかかる。
でも去年ずっと殻に閉じこもっていて感じたのは、自分で何か創ったとき、だれかに見せるために創ったものでなくても満足感が得られるということ。それは文章だったり写真だったり、絵だったり映像だったり。「普通でなきゃいけない」という壁をとっぱらって、思い通りに自由に創り出して、そこで一言でも声をかけてもらえたら純粋にうれしいし、それがなくても自分が満足ならそれでいい。心の底から溢れ出てきたものを表現することは貴重なことだから。
個人的に好きになる作品も、そういうものが多い。一見、独りよがりに見えるような作品も、何か心を動かされるものを感じれば「素晴らしい」と思う。個人的な思いを作品に託す人がいて、それを受け取る人はその人なりの感じ方をする。誰もがそれぞれの好みを持っていて、それは尊重されるべきで、それはとても美しいことだと思う。
昔から「普通でなきゃいけない」という囚われがまとわりついて、自分が本当に抱えているものを隠しがちだけど、何か自分で表現することでそれが解放される気がするし、自分に必要なことなのだと思う。その囚われを振り払うには、かなりの勇気とエネルギーがかかるけど。
年末にそんなことを思いつつ、いつまにか新年になってしまった。大げさなことを掲げるわけではなく、おろそかにしたくないこと、いつもと変わらず、これからも大事にしたいことをここに書いていく。
①感動
映画で感動したり、本を読んで感動したり、とにかく心が動かされることをする。心が動くことで生きる実感がわくから。
これは日ごろから結構できてるけど、意識してもっと増やしたい。
「猫がかわいい」も感動に入れる。
②個性
自分の意見を貫きたいときもあるけど、人の気持ちや意見も忘れずに。
否定されたくないなら否定しない。
周りにどう思われるかを気にしない。
意外に、自分を尊重するのを忘れがちだから。
③創造
文章を書いたり、写真を撮ったり、絵を描いたり、映像を撮ったり。
noteでは文章を書くことで、この部分が満たせている…感謝!
そういえば去年、noteに書いたことで幸せな瞬間があった。
読んでいただけることのありがたさを痛感。
④自由
何かに縛られたり囚われたりしないこと。既成概念や他人の意見に振り回されないように。湧き出る好奇心に従う。
去年はずっと殻に閉じこもっていたから、自由でもなんでもなかったけど、自ら閉じこもっていたせいもあるから今年は意識的に自由になりたい。
⑤表現
一人で抱え込まずに自分の意思を表現することもそうだし、何か創ったら表に出してみるのもそう。
自分の意見を言うことを控えてきた人生だけど、去年は少し主張できたシーンもいくつかあったから、そのまま続けたい。それが誰かの気持ちを救うこともわかったから。
・・・以上。
この5つがバランス取れていないとふつふつと喪失感が沸き起こるので、何か「欠けてる?」と感じたら、一つ一つ確認してバランスをとれるようにする!
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