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「盛岡という星で」の週末

リュックがたわみそうな冊数の「盛岡という星で」のビジュアルブックを背負って、ご協力いただいたお店のみなさんにお届けした週末。プロジェクトのディレクションをつとめるhomesickdesignの清水さんとご一緒に。ちりんちりん。


お天気は快晴の予報だったので自転車で集合したのですが、うっすらと雲が。

コーヒーと、チーズケーキと、笑い声と、そして寂しさやひとりぼっちな気持ちとも。いろいろな場面にこの一冊がこれから出会っていけたら。

材木町、開運橋、そして菜園へ。ちょっと疲れがでてきたところで、嬉しいコーヒー休憩をいただき、充電。菜園のあとは、桜山へ。ちりんちりんー

パァクのカウンターで、赤いカーディガンがとっても似合うすてきな女性にお会いしました。お孫さんと娘さんがアメリカにいるのだそうで。「アメリカに、この本送るわ」と。インドのものなの、というお財布の上に無造作に置かれたParkのマッチと、懐かしいかおりのタバコの煙。

お店からでて観光ガイド片手に白龍から出てきたご夫婦と立ち話。「じゃじゃ麺を食べたくて、盛岡に何度もきている」というお二人。(一泊、って言ってたけどどんな滞在になったかな、良い時間をすごせたかしら。)大阪のお二人を見送ってパァクの前を通ると「!」さっきお渡ししたポスターがもう貼ってありました。ありがとうございます。

たくさんの方に届いて欲しい、とも思わなくはないのですが、それよりも「今これを手にしてよかった」と、じんわり感じてくれるような人の手にちゃんと届いたらいい。

強くなくていいし、濃くなくていいし、いそがなくていい。いつも変わらずその場にあるように見える惑星が静かに動くように、少しずつ、淡く、ゆっくりと、続くプロジェクトにしていきたいですね。

サポートいただいたら、だれかをサポートしてバトンパスします。