見出し画像

メモアプリ、どう使い分けたらいい?

ノートアプリもメモアプリも、世の中には沢山ありますよね。
あり過ぎて「どれを選べと?」みたいな状態です。
そんな人向けに、私が使っているアプリ達を紹介していきます。
「このアプリ、そう使う手があったか!」なんて発見があるかも?

数あるメモアプリ

Stockr

Stockrについては、過去に細かく書いた記事があるので、そちらをご覧ください。

振り返りに特化しているので、「思いついた事」「重要度は低いけど忘れたくない事」に限定して使うと、より効果的なメモライフを送る事が出来るでしょう。
人によっては「嬉しかった事」や「達成した事」のような、自分の気持ちを高めてくれるメモを集めるみたいですよ。

Stockrは「直感的に書きたい人」「書いたメモを何らかの役に立てたい人」に向いたツールです。
先述の記事で「メモ魔育成ツール」としましたが、Stockrは本当にそういう個性的なアプリです。

Google Keep

メモをGoogleドキュメントにそのまま出力出来るのが、個人的には結構大きなメリットです。
メモが勝手に自動保存され、そんなに大きなラグもなく同期されて他端末にも反映されるのが、Google Keepの面白いポイントですね。

私は「仕事の業務連絡」「自宅にかかってきた電話のメモ」など、取次か引継のメモばかり書いています。
後からまとめてタグ付けをしたり、まとめて色分けしたり出来るので、書き殴るだけ書き殴って後からまとめるという使い方も可能です。

今はGoogleのチャットみたいな機能を使って壁打ちしていますが、そのやり方を思いつくまでの間、呟きでも萌え語りでも何でも、このGoogle Keepに押し込んでいました
書くだけ書いて、分類するだけして、全部ごっそりアーカイブ!という操作感が、かなり爽快でした。
Googleの規約に反する訳にいかないので、内容には気をつける必要がありますが、愚痴をドバーッと書いて全部アーカイブなりゴミ箱なりに放り込むのも、結構楽しそうですね。

ちなみにGoogleのチャット的なものは、履歴をオフにする事が出来るので、自動削除式の壁打ちルームと化しています。(しかも一人でやってる奴)

Obsidian

こう考えると、このアプリの感覚が掴みやすいかもしれません。

  • Scrapboxのオフライン版

  • Simplenoteの端末依存版

  • やたら高機能なマークダウンエディタ

特に「Scrapboxのオフライン版」という感覚は、私自身が使ってみて感じた操作感ですので、かなり伝わると思います。
Scrapboxの対抗馬として語られる事が多いツールなだけあって、Scrapboxに近い部分が多かったです。

私はこれがマークダウンエディタである事に注目したいと思います。
はてなブログとの相性が実は良いのではないか?と。
はてなブログの編集モードに、Markdownがあります。
完全なオフライン環境でも使えるObsidianを活用して記事を書けば、簡単に整ったレイアウトで更新しまくれるのではないかと……そう思いました。

また、Obsidianはテンプレートを作成出来ますからね。
日記をつける際にもScrapboxよりサクッと書けます。
フォルダ分けも好きなようにやれますし、タグ付けだけでも分類は楽ですし。
Scrapboxを使っていて不便だと感じた「フォルダ的な物がない」を見事にカバーしているのが、Obsidianです。
ScrapboxにはScrapboxにしかない良さが沢山あるとはいえ、この「フォルダ」の有無は大きいです。

テンプレートを作る事で、ブログ記事のレイアウトを一定に保つ事も出来ます。
やはりはてなブログユーザーなら、一度は試してみてほしいツールですね。
メモ魔育成ツールに慣れたら、この執筆依存症になれるアプリを導入しても良さそうです。

私はこう使い分ける

Stockr:ネタになりそうなメモ

Stockrはやはり毎日コツコツとネタを溜め込むアプリとして使いたくなるアプリです。
不要になったネタは削除する事も出来ますし、テーマを外して何でもないメモにする事も可能。
「今は不要だけどどこかに残しておきたい」と思う人は、Google Keepのような別の場所に保管する手もあります。

意外とただの苛々出来事も後のネタになりますので、Stockrには「こんな事があって苛々した!こうだったら良かったのに!」みたいな事も書いています。
おかげでカオスですが、読み返すのが楽しいです。

Google Keep:電話の取次メモ、業務連絡

家に固定電話があるとね。
親宛の連絡も妹宛の連絡も全部そこに入るんですよ。
「帰ってきてから伝えれば良い」「気が向いたら伝えて」という場合もありますが、中には「至急伝えてほしい」なんて連絡も……!
タグで「○○宛TEL」とした上で、色分けで優先順位を可視化するのが、私のスタイルです。

業務連絡は「全従業員」か「自分の部署限定」かでタグ分類した後に、重要度や優先順位などを色で可視化します。
不要になるという感覚が全くないのが業務連絡なので、削除ではなくアーカイブにしたり、Googleカレンダーに書き写したりしています。

何なら業務連絡は基本的にどれも重要なので、手書きでノートに書き写しています。
いつ○○と言われて、いつ☆☆に変更されて、いつそれが解除されたか……みたいな事が、一冊のノートで分かるようになっています。
数年分になるとなんかもう、鬱陶しいくらいになりますね。
特にこの数年は、病気関係の対策がコロコロ変わって大変でしたから。

Obsidian:長文で何か書きたい時の発散用

デイリーノートが良い仕事してますよ。
これで一日の全体を振り返れるページを生み出した上で、書き殴ったあれやこれやをそのデイリーノートからリンクさせるのです。
私がかつてScrapboxでやっていた日記の書き方ですがね。
これをオフラインでやれるとは!って感じで、ウキウキワクワクしています。

バックアップはフォルダごとGoogleドライブにアップロードするかなぁ、とか思ってます。
iCloudは基本的に使ってませんからね。

手書きとデジタル、両方楽しもう

どちらかしか使わないスタイルの人も多いけど、私はやっぱり両方とも楽しみたいですね。
くっそ強欲な人間ですから。私。
お前、七つの大罪大体満たしてるじゃねーかって言われそうな強欲人間なのです。(色欲だけ皆無です。色気より食い気、花より団子)
楽しまなきゃ損でしょう!

手書きメモに最も近い感覚で使えるのは、Google Keep。
SNSに近い感覚で使えるのは、Stockr。
デジタルならではの良さが詰まっているのは、Obsidian。

この違いをアナログに例えるならこうですよ。
Google Keep:チラシの裏
Stockr:情報カード、単語カード
Obsidian:ルーズリーフ、システム手帳
それぞれに良さがあるので、離れられません。

推し活に向いてるのはどれ?と聞かれると悩みます。
振り返ってニヤニヤしたいならStockrですかね。
画像付きで楽しみたいならGoogle Keep。
毎日コツコツ推しの情報を溜め込みたいなら、Obsidianかな?
でも推し活はObsidianよりScrapboxをお勧めします。
あっちの方が推し語りは楽!

ちなみに他にもね、モレスキンのJourneyを使った事がありますが、アレは有料プラン限定なので……
もしアレの便利さを無料で実現させたいなら、Obsidianがお勧めです。
テンプレート作成の自由度は、意外と大差ないなと思いました。
同期とか気にしない人なら、Day One ジャーナルもお勧め。
同期しなきゃと思うと有料ですが、基本的には無料で楽しめる範囲が広くて、便利です。

Simplenoteについては、調べてください。
WordPressのアプリ出してる会社がリリースしていますが、アレは正直どう解説するべきか分からないので。
便利だけど使いこなせてはいませんでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?