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#97 ”消費しようよ”と語りかけるインフルエンサー vs "消費"したくない私。

最近、自分自身のことで気づいたことがある。

「消費」したくないのだ。

この”消費”したくないとは、むやみやたらに買って2~3年使ったら捨てるということだ。また、むやみやたらにインフルエンサーが叫んでる"消費"にも乗っかりたくもないのだ。

よく、YouTuberが、「秋服購入品紹介」だったり、「冬服、〇〇で大量購入してきたから、全部見せちゃいます」などという、”いったい何回くらいその服を着るのですか”とツッコませたくなる企画をよくやっている。動画を見ている分にはいいが、いささか違和感をどこか感じてしまうのだ。

たぶんこのような思考になったのも今年に入ってからな気がする。

私はこの一年間でかなりのモノを”断捨離”したのだ。おかげで、部屋が少しずつ広くなって、なんだか声の通りもよくなった気がする。断捨離していると、いかに自分の持っているモノたちの中で”使っていないものが多いか”ということを本当に痛感する。

私はただ「消費」したいのではなく、そのモノにある背景やストーリーを知って、その商品がどのような想いを寄せられて作られたのか、ということを知って「味わいたい」のだ。一人一人の人間に向き合うだけでなく、1つ1つのモノにも向き合いたいとも思うようになった。大事にモノを使っていきたいのだ。だから、”私だけの、とっておきの世界にたった1つしかないもの"だったり、"私のためにまさに作られたものなんだ!"と思いたいのである。

最近は、パーソナライズ化がどんどん進んでいると感じている。パーソナルカラー診断・骨格診断などなど。みんな、自分に合ったものが欲しくてしょうがないのだ。

これからは、個人が発信をさらに行うであろうし、インフルエンサーもさらに増えていくであろう。でもだからといって、インフルエンサーから押し付けられたものは、私はいらない。

「消費」するのではなく、「味わう」ことこそが、今後の人生を身も心も豊かにするものかもしれない。

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