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一陽来復 ~ 冬至占

早いもので本日は冬至ですね。 

冬至は 『一陽来復』 とも云います。イーチンでは『地雷復』
陰ばかりの中に陽がひとつだけ戻って来たカタチ。陰がきわまり陽となる、という事を冬至にあてはめたのですね。 
今迄どんどん日が短くなっていましたのに、冬至を境に今度は少しずつ日照時間が長くなって行き、再び太陽光が戻って来る日という事で、これからは陽気を取り戻して行きます。

そんな冬至の日は、生じたばかりの陽の力を養い育てる出発日ですので、新しく来る一年を筮を立てて占う日。得た卦は「心構え」「教訓」として受けとめますのでたとえどのような卦を得ても恐れる必要はないのです。

そんな私の冬至占は、火天大有の五爻でした☯️

3年前、思い付きからのスタートで、紆余曲折しつつ作成し始めた作成中のイーチン作品が、早ければ後1年程で形になりつつあり(良かったぁ〜😭💕)、来年は持ち前の集中力を更に目一杯発揮し、すんばらしい影響を与えてくださる泉 麗香さんに助けて頂きながら、益々私らしく引き続き全力で(伏卦乾)突き進んで行きたいと思いますので来年は没頭モードに入ります。
てなわけでSNSはどうしてもスローペースになっちゃうかもですが、noteはまた誰に向かってか知らんけど一方的に書き殴り方式でのびのび発信活動して参ります☯️  noteメインの活動になりそうですので是非こちらのnoteもフォローしてくださいませ🙏
今考えている事ですが、来年はイーチン作品を作成しつつ前々から記事にしたかった色々な占法(生卦法等)についてnoteに書き綴りたいと思います。少しでもお役に立てましたら幸いです。
この歳になり、熱中没頭できるものがあるってとても幸せです✨

得た卦をこれからの一年、心構えとしてしっかり胸に刻んでおこうと思います。来年の冬至には一年を振り返り、ひとり反省会をと思ってます。

皆様も冬至占、この機会にトライしてみては如何でしょうか?
マイカレンダー 秋号の『金曜日のイーチン』でもご紹介させて頂きましたように、お手持ちのコインでも簡単に立筮できます。
偶に「コインやカード、賽子で占うのは駄目だ、筮竹を使って本筮法でお香を立てて云々」というお考えの方がいらっしゃいますが、私の考えは基本、コインやカード、賽子、筮竹等はあくまでも易占いのツールであって、大切なのは占われるご本人の心構え、姿勢に尽きると思っています。
その昔、大先輩の女性易者さんが、真珠の粒を使って優雅に易占いをされている姿を拝見し、とても美しい占い方、アイデアだと思いました。柳下尚範先生も、易が全くわからなくても誰もが簡単に占えるよう『6枚のコインで占う毎日運』という本を昭和57年に出版しています。恩師の高井紅鳳先生も『易占タロット』を作成されましたし、これまで易者達はこのように創意工夫して、少しでも易の面白さを簡単にわかって貰いたいと考えて来られたのと思います。手前味噌ですが『星マリアのイーチンオラクルカード』も同じ思いで作成しましたし、現在その次のステップを行くものを作成中です☯️

また、冬至の頃には「湯治」とかけてゆず湯に入る風習があります。ゆず湯にはお肌の保湿や風邪の予防など、この季節には嬉しい効用があるのですよね。語呂合わせで「 融通(ゆうずう)が利くように」という願いもあるそう。

その他冬至の頃に「ん」のふたつつく食品を食べると縁起が良い(ん=運がつく)、風邪を引かないなどという面白い言い伝えもあるようです。
冬至にはかぼちゃが定番ですが、かぼちゃ=なんきん といって、「ん」がふたつつきますし、その他、きんかん、れんこん、かんてん、うんどん(温飩=うどん)、にんじん、ぎんなんが、冬至七種といわれています。 滋養があり、身体を温める、今の季節には美味しいものばかりですね。
というような事を子供達がまだ小学生の頃に話しましたら、
「じゃあ、ジンギスカンも、あんぱんも、あんまんも・・・プッチンプリンもですね!坦々麺は『ん』が3つもつくからもっと縁起がいいですね。」と息子が言っていたことを思い出しました😊
一つも浮かばなかった娘は口惜しくて大泣きしてしまいました💦
暫くして娘はちょっと笑顔で「はんぺんもあるよ。」と、言いました。
「わあ、凄いわね!よく思いついたわね!」と驚く私に得意げな娘。
どうやら息子が大泣きする娘を見かねてヒントを与えたようでした。
息子が小学5年生、娘が小学3年生頃の事でした🍀


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