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ドイツでワーホリビザをとった話【前編】

こんにちは、まりあさんです。
最近ワーホリのビザが無事に取れたので、結構思ってたより大変な道のりでした〜。今回はそんなビザ取得に至るまでの経緯を話そうと思います。

※注意※
私は今、ラインラントプファルツ州のど田舎に住んでいるので、下記のような手続きになりましたが、住んでいる地域ごとや担当者ごとに、どこで申請可能か・何が必要かは異なります。下記は参考程度に、必ずご自身で確認してください!

<コンテンツ目次>
【前編】
・観光ビザ最初の1ヵ月は現実逃避
・まずは住民登録をしよう!
・保険契約
・ケータイ(SIMカード)を使えるように

最初の1ヵ月は現実逃避

今回の渡独は11月の末。でもビザが取れたのは次の年のバレンタインデー(笑)正直、手続きのことを最初めっちゃ舐めてて、特に初めの1ヵ月は何にもしませんでした。

※ドイツは日本と提携しているので、日本国内からビザを申請する以外に、現地申請も可能です。(他の人のブログなどを参照すると「ドイツ語ができるなら現地申請が楽」と書いてあったのを100%信じてました)

▽ワーホリの申請条件はこちら

ドイツで11月の末から始まることといえば、皆さん分かりますか?
そうです、【クリスマス】です🎄🎅🎄

ドイツのクリスマス(Weihnachten/ヴァイナハテン)は一大イベントで、鬱々とした冬を乗り越えるべくみんな全力で楽しみます。私も仏教徒ですが、クリスマスを楽しむことにしました。

毎週末、おばあちゃんが焼いてくれたクッキーをいただき、クリスマスマーケットのために街に繰り出し、フラメルクーヘン(薄いピザ的なやつ🍕)を食べ、ホットワインを飲み、クリスマスの映画を見て、年越しは北イタリアでスキー旅行⛷!

▽クリスマス映画の代表作 Dinner for One

そんなこんなで気がつけば、年も明けて観光ビザ残り2ヵ月…そろそろビザの準備を始めないと…と重たい腰を上げて、ワーホリブログを漁っていると
「ベルリンなどの大きな街だと、住民登録やビザ申請に事前予約が必要」
「銀行口座は開設までに3週間ぐらいかかるやで」

嘘やん、あと2ヵ月しかないけど??🤯間に合う??🤯(プチパニック)
…と、ようやく焦ってきたので、準備をスタートさせることにしました。

まずは住民登録をしよう!

下記ブログに「まずは住民登録やで※」と書いてあったので、住民登録出来る場所を探しました。てっきり大使館とかに行かないと出来ないのかとビビってたのですが、実は近所の市役所(Rathaus/Amt)で申請可能でした。

※住民登録は普通住む場所が決まって2週間に手続きしなきゃいけないらしいのですが、私はラッキーなことにドイツに住み出して1ヶ月後でも受け付けてもらうことが出来ました。担当者さんがあんまり気にしない人だったのか、同居人が同席してくれたからか...

まずネットで「(住んでる地域) Auslandsamt」「Ausländerbehörde」などで検索をかけます。すると、近所の外国人局がヒットします。そこの受付に片っ端から電話して、住民登録の申請可能か尋ねるのです。yesであればそこに必要書類を持って行けばいいし、違ったらじゃあどこなら受け付けてもらえるのか聞いたら大抵教えてくれます。

申請場所が決まったら、必要書類を聞きます。私の場合は「事前に記入してもらいたいのは1枚だけで、あとはパスポート持って直接役所にきて!」と言われました。しかも住居届は市役所のHPからダウンロード出来ました!便利!!!

▽必要だった書類
Wohnungsgeberbestätigung(住居届/住居所有者の確認書)】
(部屋を借りていることの証明になる)

「ベルリンなどの大きな街だと、住民登録やビザ申請に事前予約が必要」と聞いていたのでびびっていましたが、私の住んでいる地域は田舎だったので、予約なしでスムーズに受け付けてもらえました。

当日は念のため、開庁後すぐの時間に市役所に行き、10分ぐらい待機。担当のお姉さんに必要な書類と簡単に口頭で答えたりして(キリスト教徒ですか?とか※)、その場で住民登録完了!証明書をペライチでもらって帰っていいですよと言われた。めっちゃスムーズ!!!

※キリスト教徒の場合は教会税を別に払う必要があるらしいです。

証明書を発行してもらったときに聞いたほうがいいのは、【ここで再びワーホリの申請ができるかどうか】。担当者はそういう手続きに慣れているので、質問したら普通に正しい情報を教えてくれる可能性が高いです。

私の場合は、「別の街の市役所が受け付けてくれる」と教えてもらったので、今度はその街で手続きする準備を始めました。ドラクエ感がすごい!!!

保険契約

次に私は健康保険を契約しました。私は下記のサイトを参考にCare Conceptという保険を選びました。ケアカレッジ コンフォートと個人賠償保険 Mであればワーホリの必要要件を満たせるので、月々35+4ユーロ✖︎12ヵ月を先に支払いました。

▽Care Consept
https://pfadfinder24.com/careconcept/

契約が完了すると、ドイツ語と英語で以下の書類が添付ファイルで届きました。

・証明書
・保険のカバー範囲
・お医者さんに実際に見せる書類

また、保険証はカードの形で1週間後ぐらいに郵送してもらえました。割とペラペラで心配だけど…

なお、この保険は渡独前から入れるので、観光ビザの期間も合わせて1年3ヵ月分入っておけば、より確実だったなと思います。
※私はクレジットカードの海外保険で観光ビザ期間は乗り切りました。

ケータイ(SIMカード)を使えるように

私は実はケータイはSIMカード選んだだけで、後の作業はドイツ人の知り合いに頼みました。理由は2つです。

①SIMカードを利用できる国籍が限られていること
最近ドイツでSIMカードを登録する基準が大変厳しくなっていて、まず国籍による利用制限があります。私は安さの観点からプリペイドSIM(Lidl connect)を選びましたが、日本人NGでした(買った後に気がつきました😭😭)

②証明書が足りなかったこと
街のお店で契約する場合はまた別なんだと思いますが、スーパーとかで手に入るSIMは購入後、ネット経由で証明書の提示が必要です。当日持っていた証明書がパスポートと住民登録しかなかったので、不安すぎて友達に手伝ってもらいました。

おそらくビザが受け取れるようになった後だとスムーズに契約できるのだろうと思いましたが、やったことないのでわかりません😭😭

と、ここまでは割と順調だったのですが、ここに来て「書類が足りないかもしれない」という大変な事実が発覚します…!はてさてこの難局をどう切り抜けるのか、後半へ続く!!!
Bis zur nächsten Folge!

まりあさん


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