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半年間、という選択。

以前記事に奈良に引っ越しました。
という記事を載せましたが、
また、東京(来春までは地元)に戻ってきました。

もちろん、行くと決めた時は何年も奈良に住むんだという気持ちでいましたが、実際に家族や友人から離れた場所で生活してみて
自分の中の優先順位に大きく変化が起こっていることに気付いたのです。

うつ病、適応障害を克服してから(上手く付き合えるようになってから)
私は "自分の人生を取り戻すこと" に必死になり過ぎていたのかもしれません。

広く活躍しなくては。
色々な事や仕事ができるんだと伝えられるようになりたい。
この短期間でこれまでの分を収集したい。

など、
一度手放した重荷を気付いたらまた再び背負っていました。

奈良に行く前に、自分の感情に少し違和感がありました。
この選択は、キャリアアップにはなる。
ただ、
ひとりの女性として、ひとりの母の娘として、
少なくても数人には大切に思われているひとりの人間として。
"私"としての幸せは遠くなるかもしれない、と。

それでもキャリアアップを優先し奈良に行くこととなりましたが
どれだけ月日が経っても常に頭に浮かんでいたのは、

認知症の祖母のこと。
祖母と2人で一緒に生活している母のこと。
やっと再開出来た東京に居るパパのこと。
地元や東京にいる大好きな友人のこと。
そして、大切な人のこと。

もし、
今日、明日この人達に何かあったら。
会えなくなってしまったら。

100%後悔すると思いました。
大切なものと仕事を天秤にかけた時、
私はたった1%すらも大切なもののために使いたい、と思ったんです。
1%は仕事に。とならなかった。

自分の中での優先順位が大きく変わったのです。

これまで数年は、
私は大切な人たちやこれからの大切な人たちの為にまず今は仕事をする。
経済的にも立場的にもしっかり地場を固めよう。
そういう考えで過ごしていました。

もちろんそれはとても大事なことです。
でも1番の優先事項ではなくなった。
だって、その未来の為に頑張ってももしその未来が無くなってしまったら?
守りたい人が居なくなってしまったら?
全て後悔に変わってしまう、と思いました。

コロナと共存していく今の時代だからこそ、だったからこそ、
自分自身の優先順位や価値観の変化に気付けたのだと、
だとしたらこの先が見えない世の中も少しはいい方向に進んでいるのでは?
今は、そう思えるようになってきました。

私も年末で24歳になります。
10代や学生時代には考えもしなかったことが
いつ起こってもおかしくない年齢です。

大切な人、唯一の存在である家族、共に笑い泣いた友人との時間を
一瞬一瞬大切に過ごしたいと思っています。


今回は私の近況についてお話ししました。
最後まで見てくださった方、ありがとうございます!

少しでも共感してくださった方は、
これからLINEや電話であなたの大切な人に連絡してみてください…


では、また更新します!

marine


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