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フリーランス歴15年のUIデザイナーがアイザックに入社を決めたわけ

こんにちは。UIデザイナーのオオカワマリです。

今回は今、在籍している会社の入社エントリーということで、いつもと少し文体も変えて投稿したいと思います。

自己紹介

まず、アイザック経由でこのnoteに来られた方のために、簡単に自己紹介をさせてください。

1979年生まれ、福岡県出身です。
ファッションデザインの専門学校を卒業後、ファッションデザイナーをやったり、企業広報でデザイン関連のお仕事をしたりとフラフラと20代を過ごし、27歳くらいの頃に現在の業界に入りました。

当時はまだスマホもない時代で(iPhoneの発売は2007年なので、私が28歳の時です)この業界の主流事業はWEB制作だったので、肩書きとしてはディレクター兼デザイナーという形でキャリアをスタートさせました。

29歳ぐらいの頃、当時在籍していた会社が倒産するという超消極的な理由で独立したのですが、その肩の力の抜け具合が逆に良かったのか、今年アイザックに入社するまで、15年程フリーランスとして活動を続けることができました。

アイザックとの出会い

アイザックとの出会いは今年の春に、以前よりお付き合いのあったフリーランスエージェントに紹介されたことがきっかけでした。
会社のメンバーは経営者をはじめ、みな私より一回り以上も年下なので、正直、同世代の方の方が求められてるのではないかな?という懸念が当初はありました。
また、当時他の企業からもオファーをいただいていただいておりギリギリまで悩んでいたのですが、私はとあるきっかけから(超個人的な事なので詳細は省きますが)今年はとにかく「頭ではなく心に従う」という事を自分のモットーにして行動するようにしたので、純粋に楽しそうだと感じたアイザックに参画することを決めました。
その半年後に社員になる日がくるとは、その時は想像もしていませんでした(笑)

アイザックに入社した理由

アイザックに入社した理由は、大きくわけて3つあります。
経営陣にもきちんとお伝えはしていない内容もあるので、入社エントリーにて初めての告白になります(笑)

① 環境の良さ

すでにフリーランスとして参画していたので、社内の風通しの良さやメンバーとの相性など、環境が自分にフィットしていたのは安心できる部分でした。
また、フリーランスが長かったため、自分がポテンシャルを一番発揮できる働き方のペースも確立していたのですが、そういった部分に配慮していただけた点も大きかったです。
アイザックは今の時代にはとても珍しく、終身雇用を提供することを目指しています。
働くことは短距離走でなく長距離走だと考えているため、個々人にとって最適な働き方について、最大限に配慮をしてくれる環境だと感じています。

② チームビルディングへの挑戦

私はデザインを作ることそのものが好きなので、永遠にプレイヤーでいたいと思っています。自分で会社を経営したこともありますが、経営よりもプレイの方が圧倒的に向いていると感じてやめました。

とはいえ、ここ数年、経験を積み重ねたことで失敗をする機会も減り、力を入れずとも平均点以上のものをアウトプットできるようになり、良い事であると思いつつも元来飽き性な自分は
「ただ、このまま同じことを続けていてもつまらない…. 」
と感じるようになっていました。

そんな中、フリーランスで参画したクライアントからも、年齢的に若手への教育を求められる機会が必然的に増えていき、そろそろ自分も知見やスキルを誰かに継承していくタイミングなんじゃないか、と感じるようになっていました。

昨年、『世界は贈与でできている - 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』という書籍を読んだのですが、その中に
"人は自分が受け取ったものしか、人に与えることができない。
与えられるものがあるという事は、それだけ受け取ったものがあるということ"
(引用でないので、大意です)
といったような内容があり、とても感銘を受けました。

藤井風の歌にもありますね。
「与えられるものこそ、与えられたもの」と。

私もこれまで多くの人のおかげで仕事を続けることができたので、その与えられたものを次の世代に与えていきたいと考えています。

ですが、組織づくりは一匹狼であるフリーランスのままでは中々難しいことでもあるので、組織の一員となってチームビルディングに挑戦することを決めました。

③100%自己資本経営であること

実は、私の中で一番の理由はこの点にありました。

これまでスタートアップ企業が主なクライアントだったのですが、15年間の活動を通じて、それこそ悲喜交々のシーンを見てきました。
(特定されないようにボヤかして書きますので、事実とはあえて相違があります)

「共同経営者の裏切りで、勝手に会社が売却を進められていた」だとか
「出資からの買収に切り替わって、経営者含めメンバーが総入れ替えになる」だとか。
あの頃のイケイケだったあの若き創業者は、今何をしているんだろう… (本当に行方不明)みたいな人も、1人や2人ではありません。
結果的に計画倒産され、私自身100万円くらい売掛金を倒されたこともありました。

投資や出資が一概に悪いことだとは、私は決して思っていません。
ただ、これは何にでも言えることだと思いますが、使い方やタイミングを誤ると薬は毒にもなる、という事だと思っています。

とはいえ、100%自己資本経営というのは非常に珍しいことですし、簡単なことでもありません。
それを成し遂げている経営陣を本当に尊敬していますし、このリーダー達についていきたい、と思える最大のポイントでした。

これからの決意

入社理由にも記載した通り、アイザックではデザイン組織の設立を絶賛進めています。
横串のデザイン組織を設立することで、アイザックに属するデザイナーも、そしてもちろんデザイナー以外のメンバーにとっても、風通しよく効率的な組織でありたいと考えています。
今後はデザイン組織からも積極的に発信を行なっていきたいと思いますので、ぜひアイザックのフォローをお願いいたします!

プライベートなこと +アイザックの事業

現在私が担当しているプロダクトの1つに、ArtXというアート事業があります。
※ ArtXについては、こちら↓

元々アートが大好きで、暇さえあれば美術館やギャラリーに足を運んでいますし、旅行先でも必ずといっていいほど、その地のアートスポットをめぐるようにしています。

自分でも絵を描くのが好きで、キャラクターから趣味の絵まで、時間を見つけては創作活動を続けています。

お仕事で描いたキャラクター


趣味で描いている絵

どんな形で発表していくのか、まだ自分でも模索している最中ですが、こういったアートにまつわる活動をライフワークとして一生続けていく事ができれば幸せだなあ、と感じています。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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アイザックでは、一緒に「世の中を実験する」仲間を募集しています!
ご興味を持ってくださった方は、こちらのお問い合わせフォームからエントリーください。採用に関する詳細は以下のページをご覧ください。


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