本日の世界ふしぎ発見からインスパイアさせられました。

久しぶりのノートになります

大体、いつもの投稿はインスタベースになりますが


今日はインスタに収まらないインスパイヤーがありまして

こちらに書き残したいと思います。


写真はインスタでも使ったギリシャ、ミコノス島の街角。

ふしぎ発見の話から最後ランジェリーの話に持っていきますね


今日は鬼滅の刃の映画を初放映してるのですが、、やはり、ふしぎ発見が気になります。


今日は、京都。 

四条大橋の東華菜館、あの建物前から魅力的で、、、

毎回通るたびに、ここは神戸の第一楼と親戚か修行元か何か関係あるんやで!

と家族が言ってたのを思い出す、日本最古の手動エレベーターは昔神戸の第一楼も

震災前までは手動レバーのエレベーターでした。

でも、イタリア行くと手動のエレベータで、管理人さんに絶対乗ったらダメってw

途中で止まると誰も助けにすぐ来れないから、って、どんな説明やねん!

みたいな事も思い出にありますね。

あとは進々堂ですね、初めて知りましたが行ってみたいですね〜

日本にフランスを持ち込んだ走りなんて、、最高です。

カルチェラタンがよく似合う、お店でした。


次に長楽館が出てました。

村井吉兵衛さん、以前にタバコの歴史を調べてた時に名前が出てきて

一度調べたことがあって、ウル覚えなのですが、また今日調べてみると

長楽館もですが、センスある人だったのか、、昭和恐慌で事業がダメになって

本人がお亡くなりになった後、色んな有名な方々から茶室や門やらを

持ってきて使ってるんですよね、その人の価値もあるけどセンスある人

だったんだろうな〜って。

今、旧原宿駅や同潤会アパートやら、老朽化を元に建て壊しして新しいものが

有名建築家が手がけてできてますが、いまいち魅力的に思えなくて

こういう京都の良さは古いものを最新の技術で保存しながら街に価値を

与えていくやり方の方が良い気がして、、

今回もオリンピックで、渋谷は特に巨大ビルが出来てますが

何も魅力的に感じないですね。コロナでどんどん簡略化が進むにつれ

巨大ビルが必要なくなり、僕としてはビル要素は地中に埋めて地表を

緑地化したら気持ち良いだろうな〜なんて渋谷歩いてて思うことありますね

でも、やはり最初に書いたように、古いものを残していく方が一番かと思います

京都もパリもミラノもそれにのっとって、オールドニューを実現してますよね。

今流行ってる昭和歌謡のように、何も全部が目新しい必要なんてないんですよね。


前半はこんな感じですね、


後半は平等院も面白かったのですが、

ランジェリーの仕事をしてるだけに、藍染を取り上げてた部分が特に印象的でした。

日本の染めはイタリアのラグジュアリーブランドが見ても絶対真似出来ないですし

現にものすごく、尊敬されてました。日本の染め、糸は凄いって。

藍の染め方も、本当に美しかったですし、今日のミステリーハンターの宝塚の方が

きてた藍の着物が本当に美しかった。

平等院へ奉納の絹は小石丸を使うんですね、最高級の絹に最高の藍。

ランジェリーのシルクも素晴らしいですが、この小石丸で作れば、、、恐ろしい値段になるだろうなあ〜

高級ランジェリーといえども、誰もが買えない値段にすることは

ファッションブランドとして成り立たないので、そこはランジェリーも貴族でなく

一般的なものとしてファッションの枠内にあるのかなと。思いました。

宝石の場合は青天井ですが、ランジェリーは高いものがあっても天井がありますから。

今1万円のブラジャーがあったとしてもそれを高いか?安いか?を判断するのはそれぞれの価値観だと思いますが、平均価格という認識をもっと浸透させないと

いけないな〜というのはランジェリーの仕事をしてて思うんです。

都内で、寿司、、大体こんなものかな、、この国のこの商品、こんなものかな。

でもランジェリーって、イタリアのランジェリーって平均大体こんなものかな?

って知ってる人はほんの一握りですよね。ランジェリーっていうと、高級で10万以上するんでしょ?と男性で言う方もいますし。。

素材にもよりますが、大体1万5000円以上ですかね、ブラジャー2万円以上だと高級の部類ですかね。シルクはもっと高いですよ。イタリアはこんな感じですね

フランスは詳しくないのでわかりませんが、、

10000円以下のイタリアは、イタリアの国でもランジェリーのZARAみたいに売られてる感じですかね、輸入すると価格は本国より上がるので仕方ないのですが

ユニクロでもイタリアで買うのは日本より割高ですから。

それを均一できるZARAとかはすごいと思いますと。デザイナー800人位居るって聞いたことあります。事実は分からないにしても、あの回転数だとそれくらい

必要なんだろうなと、思いますよね。


そう、そのランジェリーの高級なのは何故か?

それは、生地の高さはもちろん、手間がかかってるのも1つ、もう1つ安いブランドには絶対できないのが、染め、なんです。

染めで価値が全てわかります。全然違います色の綺麗さが。

その土地の水、空気、その土地から出来る染料が唯一無二を作り出すからです。

ここで、写真のギリシャのミコノスの話になりますが

ここのエリアは真っ白な壁な理由が水も土も石灰分を多く含んでます。日本の漆喰

ですね。それで白に統一してます、合理的な話をすれば万年真夏のような気候から

地熱を溜めないように白にしてたり、真水の少ないエリア雨水を貯めて飲むのに

石灰は浄化採用があるので、、と言う意味もあります。青はその当時に青色が一番

安かったからと言うことを聞きました、沢山使うと言うことは

こう言う事なのかなと。

色にちゃんとした土地感というのがあるんですね。

僕の先生、イタリア時代の先生は服を見たらどこの地域から出てきたか

出身がすぐに分かるそうで、その理由も教えてもらいましたが一言で言うとイタリアの色に土地勘があるからですね。

日本のように文具屋で買うインクの色がダメってことはないですが

無機質すぎると言うのがもしかしたら文化の進化を鈍らせてるのかもしれないなとも感じます。

僕はランジェリー専門だからランジェリーから感じる土地感を含めて

イタリアの話もお客様にお時間がある時はさせて頂いたりしていますが

そこから、いつか行ってみたい、とか興味を持ってネットでもスマホでも

調べて楽しんで貰えたら人生楽しくなるだろうなと。思って。。


昔、藍の染めものの、掛け軸と、絹の長襦袢をエクセリアにプレゼントしたことが

あり、何年もオフィスに行くとずっと藍の軸をかけてくれてるんですよね

日本の藍はイタリアでは絶対出せないですから、、

あと、書き忘れてました。藍の後に、蓮から出来る糸、藕糸(ぐうし)と言うのをやってました、これは知らなかったです、ハスから紡いだ糸、10センチの生地にするのに100ほんの蓮子茎を使うらしく、、、

凄いですよね、チベットの高僧の袈裟を縫うのにも使うそうです、それには1着で22万本の蓮子茎が必要なんだそう。凄い高級な織物ですね。

いやあ〜凄いなあ〜

仏教のものって中国、インドあちらから来てるから日本といってもずっと

仏像様とか見てると、日本文化もすごく多文化の重なりから出来てるんだな〜って

僕の出身の神戸とかやはり港町なので、何でも日本初が多いです。神戸の場合は江戸後期の開港からが盛んでしたが、東京に居る時よりも帰った時の方が文化的な個性を凄い感じて住んでた時には分からない楽しさで日が経つのが早く感じるんですよね。

是非、神戸行かれたことない方、オススメです。、、、

いや〜面白かったです!

いつもイタリアの凄さを書いてますが、逆も同じで日本て本当に文化の素晴らしい国で、誇れる国なんですよね。

今メディアとか政治とかダメダメな話ばかりしてますが、もっと良いニュース沢山聞きたいなーって思うんですよね。

そりゃ小室圭のちょんまげいつ切るんだろうって気になるけど、

そんな話をずーっとされても、何も面白くない。

だからニュース見るよりも最近は週に1回のふしぎ発見の方が楽しいなと

思ってしまうんですよね。


最後までありがとうございました。


JUN


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サポート有難うございます、専門クリエイターとしてnoteから書籍化に向けて頑張って行きたいと思います。