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鳥かごを断捨離しようとしたのに逆に文鳥を迎えた話

娘の帰国に備えて物減らしに励んでいたハズだった。その日はお天気も麗しくベランダの物置を整理していた。7年半前の渡米にあたり文鳥を手放して以来使われなくなった鳥かごと周辺グッズ…

ゴミの分別を調べる手が止まり、なんだかもう一度文鳥さんとの暮らしを楽しむのもありかな〜と思考が逆のベクトルに。

家族ラインで呟くと四方から好意的なレスポンス!特に三女はウキウキが止まらなくなった模様。成田空港で出迎えてスーツケースを家に置くやいなやペットショップに向かう。あれ?展開早ない?

「いい子がいたら買うけど出会いがなかったらまた今度ね」

そんな当たり前のことに合意を取り付けて出向くと我が家にぴったりの子がいたというのは出来すぎた話やないですか?

3羽いたんです、文鳥さん。まださし餌の必要なシナモン文鳥と白文鳥が一つのかごに。そのお隣に4月半ばうまれの、さし餌はそろそろ卒業という桜文鳥さん。5羽飼ったことがあるけどさし餌の子を迎えた経験がなくて、気道に詰まらないように気をつけて!などと聞くとうちには難しく感じて桜文鳥を出してもらう。

この子はおとなしくてほとんど鳴かないんですよー自己主張が強すぎることもないので飼いやすいし、まだ懐く時期だと思います。

最高!この子だね。

親子で目配せして一番お値ごろの子をお迎えすることに即決しました。留学帰りの娘を迎えるだけでも心構えが必要というのにもれなくペットまでついてきてしまって、一気に賑やかな我が家に戻りました。

かごは中古住宅だけどお風呂やブランコなどのわインテリアだけリフォーム。我が家と同じです。物珍しげに新しい住まいをキョロキョロする姿が愛らしい。ぴいぴい鳴くのはお店の時と大違いです。あれはよそいきのおすましだったのかしら。こちらも文鳥のいない年月を一気に忘れる違和感のなさが不思議なほど。

スカイレストランというネーミングにやられてゲットした餌入れからもうまく食べて元気にしています。

そうそう、名前をつけなくては。

ごま団子?
ごま?
さくぴい?
グレージュ?
ぴぃちゃん?
豆大福?

あ、じゃあまめぴぃは?
まめぴぃ!いいじゃない。

鳥らしい名前がいい、という意見と色味から「まめぴぃ」に決まりました。ちなみに歴代の子達はスイカ色のスイくん、ミルクティー色のミルくん、2羽いた時はぐりとぐらでした。まめぴぃ、長生きしてほしい。

就活中の娘はまめぴぃに「落ち着くところに落ち着くよね」と語りかけ同意を求めている。早速話し相手になってくれています。

かごから出して出して〜と囀る様にちょっと待ってね、と答えながら今日も賑やかな1日が始まりました。

皆様もどうぞ良い一日をお過ごしください。

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