No.99 ドンナルンマ - 5.5

この試合はいつも見せてくれる超人的なセービングを見ることができなかったが、大ポカをしたわけではなく2失点とも防ぎきることができなかったとしても仕方はない。

No. 22 ムサッキオ - 5.0

ベロッティにうまいことやられ2失点を喫すも、あの局面を作られてしまったことの方が問題で、まあ多少かわいそうな面もある。昨シーズンは、一流のストライカーとの対面だと頼りなさが目立ったが、前節ラウタロにうまく対処できていただけに、この2失点は個人的に少し残念だった。

No. 13 ロマニョーリ - 5.5

いつも通りにうまくやれていたように感じるし、後半の序盤にあったオーバーラップは素晴らしすぎて目を疑った。同点・逆転された場面でキャプテンシーをもっと発揮して欲しかった。

No.2 カラブリア - 5.0

2失点とも右サイドからだった。とはいうものの、相手にボールが渡った時点でだいぶ不利な局面だったうえに、直接的には失点には絡んでいない。前節のコンティに比べはるかに守備は安定したが、攻撃面ではやはりコンティに分があるように思う。

No. 19 テオ・エルナンデス - 6.0

左サイドの攻撃を活性化させた。レオン、チャルハノールとともに左サイドから効果的な攻めを見せた。まだその2人との連携は低いのでこれが高まってくれば、とても大きな武器になる。ただ、守備面は少し不安が残った。直接失点に絡んではいないが、被カウンター時に絞りがあまかったり、対人も強固なわけではない。

No. 4 ベナセル - 5.5

ところどころ危なさを感じるプレーはあったが、前への推進力を見せ、攻撃に貢献していた。ビリアとはまた違った良さがある。チームへのフィット度が上がれば大きい。

No. 10 チャルハノール - 6.0

うまくはないが献身的な守備と組み立てのリンク役、積極的な攻撃参加で存在感を見せる。攻撃時に中央の高い位置でプレーする時間が長かったように思う。後半ベナセルを下げ、チャルハノールにアンカーをさせていたようにジャンパオロからの信頼も厚い印象を受ける。

No. 79 ケシエ - 5.0

終盤のとんでもない決定機逸脱もそうだが、この試合も随所で見られる雑さは改善せず。ビルドアップなどの場面ではそんなにパスがずれたりなんてことは少ないのに、崩しの局面に関わるとこうも雑さが目立つのななんなのか。シュートだけではなく、アタッキングサード内でのプレーのパスの荒さが改善しないと右サイドはいつまでたってもクオリティが上がらない。

No. 17 レオン - 6.0 🏆

インテル戦に続き、この日も先発で出場。ポストワークも堅実にこなし、左サイドでテオとチャルハノールとともに魅力的なサッカーを見せた。まだ、ピョンテクとの連携は見られない。左サイドの縦関係は、ある程度のクオリティを達成しているのであとはその熟成を深めていくだけだが、問題は前線の横関係、スソのクロスへの飛び込みのタイミングやピョンテクへのクロスのタイミングがあってくればさらなる脅威になれるだろう。

No. 8 スソ - 5.5

この試合は、プレースタイルの変化を感じる試合でもあった。注意してよく見ると、独りよがりなカットインシュートは少ない。ちょっとしたポストをこなし、パスを出し、サイドチェンジし、シンプルにプレーし玉離れも良くなっている。あのよく見るシュートを打ったのはレオンが削られ倒れており、中でピョンテク1枚にトリノの守備が数枚のエリア内圧倒的不利局面のシーンだけだったように思う。またクロスも1,2枚なら簡単に剥がしてあげられるクオリティもさすがである。まだまだではあるが徐々にジャンパオロのサッカーに適応してきたのではないだろうか。シーズンが終わることには別人のようになっている可能性もあるかもしれない。

No. 9 ピョンテク - 4.5

この試合の戦犯と言っても良いだろう。確かに、試合終了間際のヘッドなどシリグのセービングを褒めるしかないシュートもあったが、後半の早い時間のロマニョーリのオーバーラップからのパスをゴールの枠に収めきれなかったのはストライカーとして失格の一蹴である。あれが決まっていれば試合も決まっていた公算が大きい。PKはさすがに決めた。

No. 5 - ボナヴェントゥーラ - 6.0

長かった怪我による離脱から復帰。右ウィングのレオンと交代でピッチに入った。レオンとテオは大外でプレーするエリアがかぶりがちだったが、ジャック投入後はテオが大外を使うようになり整理された。まだ本調子のようには感じないが、頼もしい漢が復活した。

No. 18 レビッチ - s.v.

出場時間が短すぎたので

ジャンパオロ - 5.5

参考 - ガゼッタ採点