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江戸職人工芸品

私の住む
東京下町には
人間国宝級の
江戸職人がおられます

その職人たちの
作品を販売している
江戸職人工芸館が
近所にあるのですが

ぬあんと
3月31日で23年の
歴史に幕を閉じ
店終いすると
SNS経由で知りました

私の妹は
ニット職人

江戸職人工芸館の
閉店のお知らせを聞くなり

”糸切りハサミ欲しい
姉ちゃん一緒に見に行こ!”

というので
私は見学のつもりで
一緒についてったら

職人が一つ一つ
手作りで作った
作品の綺麗なこと

印伝のお財布とパスケース
切子ガラス
包丁
手拭い
大風呂敷
江戸内刃物(包丁)

すっかり
目がハートになって
色々買ってモータ!!!

その中でも
目がハートになった
銀細工の手鏡

本当は
桜模様の彫り物が
欲しかったが完売で

富士山模様の
彫り物を購入


家に帰って
箱を開けたら

鏡を入れる袋が
入ってない!

あらま
袋は欲しいよな〜
持ち運びの際
鏡に傷がつくと嫌だし

工芸館に電話し
袋取りに行きます〜と
伝えて
午後現地に向かう

店についてさっき
この鏡を買ったんですが
袋なかったんで
袋下さい

と係の人に言ったら
その人が鏡職人だった笑
(左側の男性)

しかも!!!
東京都から
東京マイスター
(人間国宝並みの階級)
の称号を与えられたお方

”すみません
こちらの手違いで”
と腰を低くして
袋を持ってきてくれた
職人さん汗

ふと
彼のコーナ(手鏡)に
目をやると

私が
店を訪れた
数時間前には
なかった
一番人気の
桜の模様の鏡がポツンと
陳列されてました

二度見して
え?さっきなかったよ
この桜の鏡!!!

と私がいうと

マイスター(職人)さん

”在庫を整理してたら
出たんですよね〜
これ、僕が東京都
マイスター賞取った
作品なんですよ”

とすずしー顔して
おっしゃる

もう鼻息荒くして
”その桜と
さっき買ったやつ
交換してもらって
良いですか??”
とお願いしたら
あっさり交渉成立🎵

私は
オカルトや
スピリチュアルは
一切信じないが

たまたま
買った商品に
ついているべきもの(袋)
がついてなくて
仕方なくお店に再度
訪れたら

自分が一番欲しかった
ものがそこにいた

まるで
私を待っていたかのよう

何か(鏡)に
呼ばれたとしか
思えない笑

その後
気をよくした私は

大量の手拭いと
大風呂敷を

買い込んだのですが笑

手拭いやさん曰く

最近同業者の
廃業が相次いで

日本古来の
手拭い業が
いつまで続くかねえ〜

と寂しいことを
おっしゃってました涙

日本の芸能人の
誰か
手拭いや浴衣など
日本の伝統工芸品を

おしゃれに使いこなして
トレンドにしてくれんかな〜

さて
江戸職人工芸の
魅力に
すっかり翻弄された私

欧米のブランドも
素敵なのは認めますが

日本の職人の作る
製品も素敵です

何より日本人に
しっくり合います

風呂敷
手拭い
包丁などなど

本当に優秀です!

日本古来の
日用品を
普段使いしていこうと
思います🎵

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