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いつもとすこしちがうあさ

私が泣くとき
的外れで滑稽な姿で寄り添い
私がアドバイスを求めたとき
一瞬怒りが込み上げるくらい異世界の呪文をくれる
彼はたぶん宇宙から来たんだと思う

「私より先に死なないでね」

「大丈夫じゃないかな、俺の方が強そうだもん」

「良かった」