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しめ縄飾りと鏡餅

街を歩いていたらお揃いの半纏を着た商店街の人たちが電柱に松飾を括り付けていたのが数日前。
以前まではお正月飾り云々とは全く思わなかったのに、引っ越しをしたら今年はなんだか飾りたくなってきた。

しかしうる覚えな知識を引っ張り出して考えてみたところ、確かお正月飾りを飾って良い日とダメな日があったような。
慌ててネット検索。なんて便利な世の中だ。
飾ってはいけない日は29日と31日。
29日は「二十の苦」、31日は最終日で「一夜飾り」という1日だけの飾りという扱いになり神様に失礼だから、という掻い摘んで言うとそうなるらしい。

幸い、商店街の人たちが飾っていたのを見て、我が家も飾ろうかなと思い立ったのが28日だったので、飾れるラストチャンスの30日がある。
29日に出かけた時に、良いものを買えたら飾りたいなと思っていた。

探していなかった時には、街中でなんとなく売っているのを見かけたような気がしていたしめ縄飾りや鏡餅。いざ時が迫った段階で探すと、なんだか見つからない。
飾り物は特設テントなどが出て売られていたりもしたのだが、とにかく鏡餅が見つからない。あっても巨大すぎる。
最後の頼みの綱でトライした地元のスーパーで、なんとか手のひらサイズの鏡餅を獲得。
しめ縄飾りは色々と迷ったものの、地元のお花屋さんで売られていた物の中から選んだ。

玄関の三和土は以前から毎日水拭きしているし、家の周辺の落ち葉も毎朝ぐるりと掃き掃除をしているので、それはいつも通りに完了させ、玄関周りの壁についていた苔も濡れたスポンジで優しく擦ってぱっと見は綺麗にできた様子。
玄関の上の窓も、脚立を使って拭き、しめ縄飾りを飾りつけた。

神様、うちにも来てくれるかな。

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