全部つながってきた

5年前から通っている大好きなロックバーに今月のはじめに久しぶりに飲みに行ったら、

可愛い女の子がいて飲んでた。

おじさんと話をしてた。

まり、おじさん、女の子、の並び順。

おじさんがいなくなったら、カウンターで女の子と隣同士になった。

髪の長い綺麗なスタイルの良いオシャレな女の子。

まりは、ボサボサの髪で、カッコ悪いし、なんだか恥ずかしい。

マスターが、まりに女の子を紹介してくれたりして、

なんとなくお話をしてみたら、絵を描く女の子だった。

女の子の持ってる小さくて表紙が丈夫そうなノートの中には、

いろんなスケッチがあった。

お花をデッサンしたり、ローリング・ストーンズとか、ビートルズが

パステルカラーで描かれたりしてた。

可愛い。

すごく、良い。

私に出来ないことができて、素敵だと思えるって、嬉しいことだと思った。

私に出来ないことができる人に、嫉妬したり、

私より綺麗な人を目の前にして、自嘲したり、

私より心が美しい人を目の前にして、逃げ出したくなったりすることも

よくあるのですが、

その女の子とは、瞬間で仲良くなって、瞬間で大好きになりました。

そして、瞬間で、女の子同士で悪だくみをしたいと、思ったし、そうやって伝えました。

女の子は、激しく同意して喜んでくれました。

その場でLINEを交換して、また飲もうね、なんて言ってその場はお別れ。

それから、二週間がすぎて、

私は、「花まみれ 2016」の準備に翻弄されながらも、いろんな人に頼って、助けられて、幸せに忙しくしてたのですが、

「花まみれ」にまつわるもので、私がデザインしなくちゃいけないものなのに、素敵なお花の絵が描けない。

絵を描くのは大好きなのに、描けないなあと、困っていました。

その時、脳裏にうかんだのは、あの女の子の顔。

頼んでみようかな、、、

ほんの30分〜1時間、一緒に飲んだだけの人に、頼んでみるってどうなんだろう?ってちょっとだけ悩んで、

でも、悩んでる時間がもったいなくって、

その女の子に連絡してみた。深夜の一時半。

「お花の絵描くの好き?」

即答で

「お花すきです!描くのも!」

「いま持ってます!」

って、生花の写真が送られてきた。

家にいながら私はニヤニヤして、やっぱりこの子に頼みたい!と確信。

そのまま私たちは、最高にくだらないダジャレを小一時間やりとりして、(「おやすみそしる」とか、「またねぶたまつり」とか、言い合い続けて眠れなかった。)

明後日、古くて明るい近所の喫茶店でミーティングすることになりました。

毎日、どこかへ行くことや、誰かと出会うことや、何かを知ることが何も無駄になっていないと思いました。

その時は、こんなことしてて良いのかなあ、って思う時でもね。

私が生きていて、行動してること、

全部がつながってるって思うことが最近本当に多い。

楽しくて楽しくて仕方ないです。





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