早いもので、今年もあと2ヶ月で終わり…うさぎがどこかへ行き、辰がやってきます。
そうそう、干支のなかで辰だけが唯一、空想の産物なんですよね。

さて、皆さんは0655というテレビ番組をご存知でしょうか？
NHKで放送されている、朝の6時55分から5分間だけの、でもちょっとした雑学を身につけられたりだとか、クスッと笑えるコーナーだとかがある、面白い番組です。
小〜中学生のころ、毎朝みておりました。

わたしは音楽活動の傍、学童でアルバイトをしているのですがこの間、小4の女の子と、毎日0655をみているんだとそういう話になったわけです。(私は今は、朝時間が無さすぎて見られていないのですが…)
0655では毎年元旦に、その年の「干支の動物にまつわる歌」が発表されます。
小4がいうには
「干支の歌ってチームニョロニョロの歌から始まったんだよ。私が生まれた年。」
へぇ。。。私リアルタイムで見てたなあチームニョロニョロの歌…そうかこの子はあの時期に生まれていたのか…というか私より一回り以上も下なん…？？？とかなんとか色々とびっくりしてしまいまして。
最初に「チームニョロニョロの歌」を聞いてからそんなに経っていないように感じているのに、干支が一周するくらい、生まれた子どもが小学生のお姉さんになるくらいの、時間が経っていたんだなあ…と嬉しいような、悲しいような、そんな気持ちになったのでした。
そして何より、
「あ、巳年から始まったてことは、次の辰年で一周するのか。」
最後の辰年の歌がどうなるのか。そして一周まわった先の巳年の歌はどうなるのか。
年女になんてなりたくないよ、と嘆いていたけれど、そんなちっちゃな楽しみができて、時が過ぎることを少しずつ、受け入れられるようになっていきたいものだ、と思う10月最後の金曜日でした。