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瀬戸内ひとり旅 〜本島①〜




(これのつづきです)



ホテルを飛び出し、向かう先は児島観光港。
岡山駅から特急しおかぜに乗り、次の停車駅。


久々の特急でうっかり特急券を購入し忘れ、
車内で車掌さんから買わせてもらいました。


児島は、ジーンズの街でして、
その大胆・斬新・強引なPRも、また魅力的です。



今回の島旅は、香川県の本島という島。


ここで、ホントに簡単に、
瀬戸内国際芸術祭についておさらい。


・3年に一度の瀬戸内の島×現代アートのお祭り
・春、夏、秋の会期がある
・今回私が行った本島は、秋のみオープン
・犬島だけは岡山県で、それ以外の島は香川県
・有料作品もあれば、屋外の無料展示もある
・アーティスト(海外含む)が、島で、島の人たちと一緒に作品を作る、サイトスペシフィックワークってやつも多数
・ヨーロッパ系の観光客も多い
・青のチェックは過去に来島済み



とまぁ、予備知識もほどほどに。


私も本島の情報収集は、港のパンフでしたのみ。
ノープランで飛び乗る、感じる、糞して寝る。
国内旅行は、こんなもんでいいと思ってます。



「07 恋の道」は、
潮の干潮や波の揺れで動く作品で
先のわからない恋愛をデザインしてるらしい。
アラサー女子の心に、実に沁みた。



伝統的建造物が保存されてる
笠島地区でお手洗いを借りたら、
店番?のおばちゃんに、
お姉ちゃん井戸知ってるか?と声かけられ、
突然の井戸体験がスタート。


昔の人たちの知恵と体力、感じたか??
すごいやろ??


と何故かドヤるおばちゃんを横目に、
今回の台風による断水の話ではないけれど、
蛇口をひねれば水が出るということは、
確かに当たり前のことではないなと思った。


そんなこともあり、
水というものに誠に感謝しながら、
ミネラルウォーターを片手に展望台へ登った。


運動は決して得意な方ではないけれど、
綺麗な景色と美味しい空気のためなら
働いてくれる脚に激励も送りつつ、登った。


↑めっちゃ気になった。言い伝えないんかい。



たどり着いた展望台には
人っ子一人おらず(でも蚊は絶対にいた)
読書したりうたた寝したりしていたら
カップルが来てしまったので、そそくさ退散。


そして民宿へ向かう、てくてく、到着。
玄関前であたふたしていたら、
軽トラで通りがかったおっちゃんが
お姉ちゃんここ泊まる人?と聞くので答えると、


うぉ〜〜い!ヒロシィ〜〜!
お客さん来とるで〜〜!!


と勝手に玄関をあけて、
ヒロシを呼ぶだけ呼んで、消えていった。



(つづく)








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