こんにちは＠sanomarinaです。
お正月もそろそろ終わりですね。
私は3日あたりから記事を書いたりお仕事の写真撮影をしたりと
段々と仕事を開始しております。

今回は、昨年12月に訪れたベトナム・ホーチミンの空港にて
お金を盗まれた話をしようと思います。

ベトナムは初めて訪れましたが2019年、5回目の海外だったので
自分の慣れ（油断）が引き起こした出来事でした。

ぜひ、同じ思いをする方が一人でも減りますように。

ベトナム最大の都市「ホーチミン」にあるタンソンニャット国際空港。
今回はちょっとしたお仕事で訪れていました。

当日、18:00にホテル近くの大学前でベトナム人の方と
待ち合わせをしていました。

予定では13:00空港に到着予定だったので時間的に余裕を持って行動できるはずだったのですが、

なんと私の乗った飛行機が4時間ほど遅れて到着。
着陸した時にはすでに17:00を回っていました。

荷物受け取りをはじめ、空港からホテルまで車で30分ほどかかる為
お相手の方には時間を1時間ずらしてもらい、とりあえずホテルに向かうことに。

東南アジアで愛用アプリGrabを使う

東南アジアでは基本的に、支払いがアプリ内で行われる配車サービス「Grab」を使っていました。

タンソンニャット国際空港からホーチミン市内に移動するべく、いつものようにGrabでドライバーを呼びます。

Grabは通常、配車リクエストを行うと、迎えにくる車のナンバーがアプリ内に送られてくるので、指定した乗車位置にやってくる車のナンバーを見てドライバーの本人確認を行います。

しかし待っていてもなかなかドライバーが現れません。
しばらくするとアプリ内のチャットで、ドライバーから渋滞で遅れるとの連絡が入ってきました。

待ち合わせの時間も迫ってきていたので少し焦りながら車の到着を待っていると

一人のおじさんが突然声をかけてきました。

「Grab？」

そうだけど、この人を待ってるんだとアプリの画面を見せると、

「OK,OK」

と、自分もGrabの運転手だとアプリ画面を見せてきたのです。
そして車はあっち（駐車場）にあるからついてこいみたいな仕草をしてきます。

ここで
「え、ラッキー！！」と全く不信感を持たず、ついていってしまいました・・

スマホが設置されていない車内

早速、アプリで呼んだ運転手のことをキャンセルし、声をかけてきたおじさんの車に乗ることに。

通常、GrabやUberなどの配車サービスを導入しているドライバーの車であれば、アプリによる本人確認とルート確認のために、運転席の横にスマホが設置されています。

しかしこの車にはそれがありません・・

顔を見るとやたらと笑顔で接してくるおじさん。

そして行き先を確認した後、先にお金を払えと言ってきました。

財布を掴まれて日本語で反撃

アプリで配車を呼ぶとクレジットカードの登録をしている為
アプリ内で支払いが完結します。なので通常、直接金銭のやり取りは発生しないのですが少しイレギュラーだったので換金したばかりのベトナムのお金（ドン）で払うことに。

料金は70,000ドン（日本円で約¥330）でした。

ドンにすると急に数字が大きくなるので財布の中でお札を数えていた時、

おじさんが財布を見せろと言ってきたのです。

もちろん拒みました。が
案の定、おじさんは私の財布の中のお札をつかみ取り。

慌てた私はすぐに取り返し、思わず日本語でブチギレ。

すぐにお札は返してもらい、なだめようとするおじさんの腕を振り払っていると別のGrabの運転手？（取りまとめのような人）に違う車に乗り換えるように指示されます。

もうお金は払わなくていいから。と言われ
別の車に乗り換え、先ほどとは別の運転手さんに無事にホテルまで連れて行ってもらいました。

ここまではまだよかったんです。

→いや、良くはない。
密室の空間で女性一人でおじさんに日本語で喧嘩売ったのだから
もし何か起きていたら・・と今考えると無事でよかったと思います。

ホテルで発狂

実はカッとなっていて気づきませんでしたが、
ホテルに到着し、財布に日本円も一緒に入っていたことを思い出しました。

日本円を持っていてもしょうがないので別の袋に小分けにし
部屋の金庫に入れようと財布を確認すると、
持っていた日本円¥8,000が無くなっていました。

本当に一瞬、あのお札を掴んだ瞬間に数枚盗られていたみたいです。

目の前で見ているにも関わらず、いったいどうやってバレずにとったのか…

悔しくてあのおじさんが今どんな顔して生きているのか想像して
ホテルで発狂しました。

せっかくの旅行、このようなトラブルに遭わないために

まず配車アプリは必ず車のナンバーと顔を確認

当然ですが、UBERやGrabなどの配車アプリを利用する際は、
必ず顔と車のナンバーを確認しましょう。
それができなければドライバーが何を言ってきたとしても断固拒否です。

ちなみに普通のタクシーに乗るなら
ビナスン（Vinasun Taxi ）かマイリン（ Mai Linh taxi ）がいいそう。

配車サービスを使用する際はクレジット決済がMUST！！

そして私のようにGrab運転手を名乗って話しかけられたとしても
のこのこついて行かないこと！！

今回のおじさんはおそらく、配車アプリを利用して車を待っている人に声をかけまくって、同じようなことを繰り返していると思うのでどうかご注意を。

お金を盗られたことはとっても悔しいですが、もっと高額な金額を取られた（請求）されていたら・・また、襲われて怪我をしていたら・・

そう行った可能性もあるので、勉強代だと思って割り切ることにしました。

普通のタクシーなら絶対に乗りませんが、今回はGrabを待っていたことが気の緩みとなり引っかかってしまった気がします。

まさに「慣れ」が一番怖いこと、
自分の身は自分で守ることを改めて体感した出来事でした。

是非、ベトナム・ホーチミンへ行かれる際はお気をつけください・・！！