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英語のリスニングを伸ばすには何をすべきこととは

リスニングの上達には何をすべきか。
ずばり、まずは単語を「覚える・知る」こと。

英語をきいているときに、知らない単語が出てきたら、
そこでなんの音かがキャッチできなくなってしまうからだ。

そこでまずは英単語を覚える作業に入るのだが、
英単語を覚えるときに、なかなか頭に入らない、覚えられない、
と経験した方は多いと思う。

英単語を覚えるには、アウトプットなしの暗記ではまったく
記憶に残らないし、残ったとしてもすぐに消えてしまう。

アウトプット大全の著者「樺沢紫苑」先生も言っているが、
インプット・アウトプットの比率は3:7でないと記憶に
残らないと言っている。一般的にこの比率は7:3らしい。

インプットしたら、声に出してアウトプットする作業が非常に
大事なのだ。

英単語を覚えるときに、発音記号を調べているだろうか?
受験生なら調べているだろうが、社会人になってから英語を
やり直そうとしている人たちには、少ないのではないだろうか。

発音記号を調べないと正しい単語の発音がわからない。
そこが適当になると、間違った発音で覚えてしまい通じなく
なってしまう。

正しい発音を覚えるために、発音記号を調べる、調べてから音声
をきき、同じように発音する。
この同じ音を出すようにするという行為・作業がとても大事。

どんな音なのかをとらえるために、集中して聞く。
それと同じ音が作れるか作れないかで、今後のリスニングに
大きな差がでてくる。

なぜなら、「自分が発音できない単語は聞き取ることができない」
から。

英語を聞き取るためには、まずは単語を知る必要がある。
その単語のことをよく知るために、発音記号を調べて音を確認する。
単語の発音を正しく自分が発することができないものは、
キャッチすることもできない。
もし、自分が発しているように誰かが同じように発音したときだけ、
同じ音が耳に入ってくるのだ。

でもネイティブは間違った発音はしないので、そういう音が耳に
入ってくることは一生ない。

正しい発音を覚えなければ、英文をスラスラ読むことも難しい
ことになる。

単語を覚えていくうちに、今度は発音のルールを勉強する必要に
迫られる。英語の音はつながったり切れたり、いろいろ変化して
いくからだ。

これを勉強することで、聞き取れない音がなぜ聞き取れないかが
理解できるようになる。

TOEICのリスニング向上のために、シャドーイングを徹底して
やらせる先生やスクールが存在するのも、シャドーイングする
技術には、この音が変化するところを勉強する必要があり、
それを習得することでシャドーイングができるようになり、
その音が聞き取れるようになるからなのだ。

同じ音を出せるようにする、練習する、ここが意外に難しい。
音感のいい人なら音の再現力が備わっているので、すぐにできる
人もいる。
そうでない場合は、聞いた音と同じ音が出ているか、自分の声を
録音してみたりして、比較して聞いてみるのが一番いいだろう。

どうやったら同じ音が出せるようになるかと、自分で色々考えて
口や舌を動かし、声を出すことがいい訓練になる。

英単語を覚えるときは、必ず発音記号と音声を確認し、必ず
アウトプットするように心がけよう!

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