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nikki 2019/4/8 脚本が進んだ

数えてみると、2週間毎日nikki(日記)を記してきたようだ。
今日で3週間目。我ながら頑張っている。

今日からは日記の内容をタイトルに書くことにした。
読んでもらうことが一番の目的ではないにしても、
やっぱりダッシュボードとか見ちゃうのが人間の性。
日記だとしても、何らかのタイトルが書かれていた方が
興味を持ってくれた人が訪れてくれる可能性が上がるはず。

今日は1日予定がなかった。全くの全く。
普段だったら無理やり外出してみたり、
映画に行ってみたり、活動してますアピールなんてしてみるけど
amebaの占いに「自分に栄養を与えることを考えて」なんて
書いてあったから、家でじっとりしていようと決めたわけで。

そもそも、自分に栄養って何だろう。
好きなモノ食べて、好きな本を読んで、買い物してって感じ?
私にとっての今の栄養は「休息」かもしれない。
一昨日の登山の疲労がまだ取れないから休むべきだと
それが自分の血となり骨となるだろうと、そう決めた。

とは言っても、寝てるだけだと腰が痛い。

ある程度の睡眠をとった私は、滞っていた脚本に手を付けた。
重要人物のキャラクター設定を変えたらウマく行きそうだと
昨日思いついたばかりだったから、早速書いてみた。
今までのプロットも、脚本も無視して、一から書いた。

そしたら、進む、進む。

滞った血流が、スッと流れていくような気分。
体内の血には乳酸が溜まって流れが悪いのに反して、
脳内の脚本血流は、血小板をバンバン運んでいく。
もちろん完璧なものではないが、道筋が見えた。

ひとつの思い付きで、これほど変わるのがいつも不思議だが、
これはほとんどの脚本で起こっている事象だ。
何かうまく行かないときは、
こだわっていたモノを思い切り捨てたり壊したりして
また積み上げていくしかないのだと、やはり思う。

話の筋や、登場人物や、書きたいことはほぼ決まっていたのに
なぜか一向に筆が進まなかった。
自分がだらけて、やる気がないものだと思い込んでいた。
まぁそれもあるけど、間違ったピースを正しいと思って
無理やりはめ込もうとしていただけだったのかもしれない。

それでも書き続けていたら飽きる。

今日は「WINDS OF GOD」の映画版をGYAOで見た。
かなり前だが自分の作品を見たお客さんが
「WINDS OF GODを思い出した」と言ってくれていて
ずっと見てみたいと思っていた映画だった。
故 今井雅之さんが書いた神風特別攻撃隊とテーマとした戯曲で
その後、小説化、映画化されたとのこと。

漫才コンビの2人が事故に遭い、戦時中にタイムスリップする話。
主人公漫才師っていうのもあって、明るい雰囲気で進むが
お国のためという植え付けられた考えへの批判を表現し
大切なものが何か、生きるとは何かを考えさせてくれる。

舞台テイストで作られたのも個性的(ある意味安っぽくも見えるが)で
それが妙に哀愁を増幅させているようにも感じる。

何より、今井雅之さんの漫才師役がとっても良い。
怖いけど、愛情があって、誰よりもアツくて。今井さん自身なんだろうな。

と言うのを、執筆の合間に観ていたら
自分の書いているものは面白いのだろうかと、不安がよぎる。
まだ完成していないし、フワフワした箇所が多いので
これから嫌になるほど向き合って完成させていくしかない。

時間はある。

悲しいほどに。

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