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好きのパワーそして連鎖

誰かに対して、何かに対しての「好き」という感情はものすごい威力を誇る。それは生きる力や喜びになったり、また別の誰かや何かを動かす原動力になったりする。

今回だけではなく、これまで来てくださったゲストさんには、たくさんたくさんのファンがいて、その皆さんの「好き!」とか「応援したい!」のパワーに圧倒されるし、見ていて(SNSなどを読んで)こっちまで元気をもらえる。

私自身、誰かのファンになったことはもちろんある。何かしらの記事や写真も集めたし、テレビでもラジオでもチェックしたし、その人を生で見たくて舞台やライブに行ったし、もちろん夢にも出てきた。ただ、わたしは本当に「自分大好き人間」だから、自分以上に好きになったことはなくて、結局どういうわけか好きの期限がやって来て、いつの間にか追いかけなくなっていた。

もちろん、ファンの皆さんそれぞれ歴も違うだろうし、掛け持ちの方もいるだろうし、好きや愛情の届け方も、かける時間やお金も様々だと思う。でもそれは関係なくて、やっぱりその気持ちが何よりも尊くて、その思いを結集させたら、本当にすごいことになると思う。

例えが合ってるか分からないけれど、モンスターズインクでサリーやマイクが笑いのエネルギーを集めるみたいな感じ。「恐怖」ではなく「笑い」、「陰」ではなくて「陽」、「悲」ではなく「楽」、のような、「好き」の感情はとにかく強いパワーを持ち合わせていて、太陽のように全てを明るく照らしてくれる。

誰かを応援することは、自分が応援できる状態にあるということで、それはとてもいい状態なのだと思う。もちろん日常で大変なこともツラいこともみんな抱えている、でも、その人やその事を考えている時は、笑顔になれる。舞台とかライブとか、広く見て芸術とかもすべて、そういう人たちのオーラが充満しているから幸せな空間が出来上がる。だからやっぱり、こういう世の中だからこそ、芸術って必要なんだなって、ファンの皆さんのSNSを見ているとしみじみ感じた。

そして連鎖する。

たった一人を応援しに行ったつもりが、他の出演者を好きになったり、その団体を応援するようになったりする。連れていった友人や家族が、自分の推しを好きになることもある。好きな人について誰かと語り合ったり、情報を交換したりすることは、シンプルに、嬉しくて、楽しい。応援する人が増えると時間もお金も大変になるけれど、それが生きがいになるのならいいじゃないか。

そしてわたしも誰かの生きがいになれるように。応援してもらえる存在になれるように。もっともっともっと。

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