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ヴィッセルサポ記①2024シーズン始動

昨シーズン、悲願のリーグ優勝を果たしたヴィッセル神戸。
そんなことが未来に起きようとは夢にも思わなかった2011年シーズン途中から、ラジオの仕事をキッカケにサポーターとなったわたしが、ぼちぼち綴るサポ記。主に関東アウェイの試合に出向く。


”わたしの”シーズン始動

今シーズンは2月からとっくに始まっているのだけど、生観戦した最初が個人的な「始動」と言うことが多かったりするので、4月13日に国立競技場で行われた町田戦がそれにあたる。

神戸時代から大変おせわになったNへいさんが、わたしの舞台観戦(観劇)の際にとっても素敵なプレゼントを用意してくれたので、それを喜び勇んで身に着けて国立へと向かった。

とってもいいお天気だったので、それだけで気分が上がる。
町田と神戸それぞれのユニを纏い、晴れかな表情でスタジアムに吸い込まれていくサポーターたちを見ているだけで楽しい。

町田のゼルビーがファンサしていたので、どさくさにまぎれて写真を撮ったりして。

礼儀正しいゼルビー氏

始まりますね。
すでに始まってますけれども。
そんな気持ち。

若返りのゴール裏

関東アウェイのゴール裏へ行くと、最近思うことがある。

ファン層、若くなった?

イニエスタ効果なのか、大迫武藤ら効果なのか?
いや、単純にわたしが老化しただけなのか?

若カップルや若メンズたちがいることに少しの居心地の悪さと、頼もしさを感じている。君たちが、神戸を、支えていくのだぞ!と勝手に託している。

そんな若返ったゴール裏にいても、老舗サポ達の強さと言ったら。

「まりおさぁん!!」

と芯の通った声で呼ばれた日にゃあ、わしはもう、サポーターのサポーターになる所存でございます。

まあ単純に見知った顔が減った、つまり、時は流れた、ということだ。
人も、時も、流れる。
それでいいのだ。それがいいのだ。

というわけで、昨シーズン大熱狂した浦和戦ぶりの、ゴール裏に鎮座したわけである。

1杯目

大迫ユニお披露目

Nへいさんがくださったのは、大迫ユニ(2023仕様)。

わたしは初めて、選手個人のユニを身に纏った。
神戸のエースナンバーは13だけれど(今ってもう違うの…?)、10番大迫は紛れもないエース。

OSAKO!!

しかしその大迫は怪我のためベンチ外。

大迫の分まで応援する!
大迫になった気持ちでハンパなく飲む!

と、変な意気込みを掲げたのである。

顔見知りの選手

今回、大迫が見られなかったのは残念だけど、そのおかげで(?)中坂がベンチ入りを果たした。中坂くんはユース昇格組でよく取材をさせてもらった。愛想はあまりないが(笑)ユーモアがあったことをよく覚えている。そしてサッカーセンスもあった。今も神戸にいてくれることが嬉しい。もっと活躍してほしい。

そしてもう一人。

今年から神戸に帰ってきた岩波タク。
一部の人からはあまりよく思われてないとも聞くけれど(あくまで噂)、わたしは帰ってくると聞いてとても喜んだ。わたしがラジオを担当し始めたころからいた選手だし、よく取材したし、いろんなことを聞かせてもらった。中坂君と同じく愛想はあまりないが(笑)、そこも含めて魅力があったし、彼の成長を見せてもらった。友達の弟や息子的な感覚に近いのかもしれない。

ウォーミングアップでピッチに登場したとき、

「たく~覚えてるかぁ??」

と思わず声を出してしまったくらい。
心から、お姉さん(おばちゃん)はそう思ったのだ。

後半出場!

それから町田にも一人。

同じくユース出身の安井拓也くん。
前述の2人と違って、愛想は良く(笑)、センスに溢れた選手。

新たな推しの登場

大迫不在のおかげで得たものは他にもある。

スタメンで出場した山内翔(かける)選手を知ったこと。

中学・高校の6年間をヴィッセルアカデミーで過ごした司令塔。ユース在籍時から2種登録され、年代別日本代表では2018年にU-16アジア選手権の優勝に貢献するなど、早くから才能を開花させた。だが、ヴィッセルのトップチームには昇格できず、筑波大学を経てついに帰還。磨きをかけた戦術眼と技術を生かし、今度はプロのピッチを“カケル”。

https://www.vissel-kobe.co.jp/profile/?mode=detail&id=309

ユースから昇格できなかったけれど、大学を経て戻って来てくれたって、それ聞いただけで涙モノやん!もちろん端正な顔立ちもスキぃ~!

そして彼は吉田監督の期待に応え、前半終了間際に貴重な先制点を挙げた!

序盤は押し込まれている印象だったし、チャンスはつくるけど決め切れない流れだったので、スコーン!と決まって気持ちよかった!

大樹もそうだけど、神戸ユース出身で、神戸でプレーして活躍してくれるというのは、やっぱり嬉しい。

推す!推すよ!推させて!
わたしは、山内翔くんを全力で推します!

一番ほしいもの

ハンパなくビールを飲みまして(3杯)、太陽にも照らされまして、常時赤ら顔で気分よくチャント歌っていた後半。

確かにリードはしていた。
していたけれど、やっぱり追加点がほしい。

この世で一番ほしいもの。
誰しもが追い求め、恋焦がれるもの。
それは、追加点。

わたしもう追加点しかいらないわ。

って宣言する女がいたら、それはそれで結構信用できると思う。

それくらいほしかった。

そしてそう願った女(もちろん男も)の元に追加点は届いた。

それは武藤先生からのゴール。
セットプレーからの見事なゴール。
わたしたちの元へ吸い込まれてくるようなゴール。

興奮の瞬間の動画(X)
https://twitter.com/Oh_Mariooo/status/1779095956711178411

ありがとうムトゥー!!
顔小さいぞムトゥー!
イケメンだぞムトゥー!!

いい並び。

踊るぼくら

最後の最後でもったいない失点なんかをしちゃいましたが、無事に勝利を掴んだ我らがヴィッセル。

ゴール裏にはアウェイならではのあの音色が響く。

うぉっうぉっうぉっうぉっうぉっうぉっうぉっ!!
どこーまでもいこーぜーしょうりをしんじーてー!!

春の夕暮れの、アウェイマーチ、最高やん。

みんなまだ汗かいてないし、気軽に肩組めるやん(笑)

あぁ楽しい!あぁ最高!!

踊るぼくらの前には笑顔の選手たち。
何人かの踊らされる選手たち。

生贄は誰だ…(笑)

そして、彼らの後ろでしっとりと微笑む、むしろ本当に顔見知りスタッフの皆さん。(タカさんクニさん公文さんシジ……みんな好き)

イケオジが渋滞中

インタビューを終えた山内選手もゴール裏へ来た。
投げられたタオマフを手に取り、トラメガで挨拶をする。
何を言ったかはよく聞こえなかったけれど、とにかく爽やかで〇!

ニコニコしてる山内くん

挨拶のあと「このタオマフどうしたらいいっすか」的なことを付き添いのスタッフさんに聞いていたのがかわいらしかった。

\\それは、あなたへ贈られたものです//

ちゃんと手を振れる新人(恥ずかしがる新人も実は多い)

とにかく楽しいね。
これだよね。

だからまた行くんだよねスタジアムに。

もちろん負けることもあるけれど、スタジアムでしか感じられない熱気や興奮、音や匂い、笑顔や感動があるから、引き寄せられるんだな。

と、偉そうに分かった風に書いたけれど、これが今シーズン初。
あと何回行けるか分からないけれど、行けた時に思う存分楽しむ、それでいいのだ!!

そうだ、スタジアムへ行こう。

ペトロールズのキャップ正解。暑かった!

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