見出し画像

3DCGとの出会い、そしてこれから

私は幼少期からなにかつくることが好きだ。

それは祖父母の影響が大きいです。毎週祖父母の家に遊びに行っては一緒に作ろうと言って、祖父と私が入れるダンボールハウスを作ったり、ファストフードのメニューに掲載されているハンバーガーを粘土でひとつひとつ再現したり、Wordで新聞を作ったり…つくったものをいつも褒めてくれる祖父母や家族の笑顔を見るのが楽しみで仕方ありませんでした。
小学生から高校生まではピアノ、バレエ、書道を習い、有形物ではない時や空間を大事にした表現方法に触れ、大学に入学してからは、Adobeを使って動画編集やデザインを作ることに没頭しました。

3DCGはそんな私のこれまでの経験を繋げたもののように思います。自分がつくりたい世界を一からモデリングし、表現したいものによってはアニメーションにしてその流れを楽しむことができるのです。
作品は、誰かが笑顔になってくれた時、誰かが喜んでくれた時、そんな誰かの心に触れることができた時に初めて完成するものだと思います。

思い入れのある作品をつくりたい

私が10月に作ったこの公園は、正直言ってどうして作ったのと聞かれても困ってしまうかもしれません。。。(YouTubeのチュートリアルを見て色々つくっていたら、いつのまにか公園にありそうなものがたくさんできてきてつくってしまいました)
これを3DCGの先生に見せた時、厳しい言葉をいただきました。当然です。
だけどその一方で一生懸命つくったことを褒めてくれた人もいました。

厳しい言葉をかけられて、私は1人でも多くの人に喜んでもらえる作品をつくりたいとモチベーションが高まりました。
優しい言葉をかけられて、私は自分で自信を持って人に見せられる作品を増やしたいと思いました。

一つのソフトを極めることも大事ですが、今年度は新しくさまざまなソフトを勉強できました。Blender、Maya、Adobe Substance 3D Painter、ZBrashなどなど…
それぞれのソフトの特徴や良さをきちんと理解することで、使い分けながらより効率的で良い作品を作ることができるようになれる気がします。

私の2021年

12月には、部屋をつくりました。これは自分の部屋をモチーフにしており、寂しいなと思う部分には小物を置き、なるべく情報量が増えるようにしました。

s210947_川口眞里奈2

そのため、自分の部屋をモチーフにはしているものの、物数は本当の部屋より多く理想の部屋とも言えるものができました。

満足できた作品かどうかと言われるとまだ自信を持ってそう言えるわけではありません。しかし、知ってても知らなくても自分ではない誰かに作品を見てもらって、何かしらのフィードバックをもらえることは現代に生きていることを最大限に活用しており、言葉で何かを伝えてくれた人やアドバイスをくれる人の意見を聞けることは自分の今後につながります。

これから

とにかくたくさん手を動かして、フォトリアルな作品、かっこいい作品、可愛い作品…などジャンルに縛られずさまざまな作品を制作したことで、自分がどんなものをつくりたいのか、どんな作品をつくったときに喜びを感じられるのか、自覚できたので、今後はその軸がブレないような作品づくりを心がけられたらいいなと思います。

作品を発信することで誰かのプラスの気持ちを生むことができれば私にとってそれ以上嬉しいことはありません。つくることが好きだという小さい頃から変わらない気持ちをこれからもずっと大事にしていきながら、自分で自信を持って発表できる作品をもっと増やしていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?