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最後と決めたからこそ足が遠のくのか?〜不妊治療に対する想い

私は現在不妊治療中である

先日、不妊治療を最後にするという記事を書いた

この記事を書いてから1か月近くたってしまった

採卵の象徴であるペットボトルは捨てることができた



今ある卵を戻して終わりにする
と決意したのに
戻すためのクリニックへ通院ができていない

理由は体調不良だったり
他にもあるのだけど


不妊治療をこれで終わりにすることに対する
踏ん切りがつかない
諦めることを容認するのが怖い
なるべく伸ばしたい

そんな気持ちから
クリニックの予約ができないでいるのだろう



まだ可能性がある今だからこそ

まだ見ぬ子供と一緒に
ディズニーに行き
海で遊び
ごはんを食べ
成長を見守る
なんて妄想ができるんだろうな


可能性がなくなる日は
妄想すら奪われる日になるのか


書いていて急に涙が出てきた


自分は恐れている
妄想すら奪われる日がくることを

と同時に

全てを自分のために使えるようになること
へのワクワクもある


実際
不妊治療が終わったらやりたいことリスト
なるものを作っているくらいだ



1日でも若い年齢で戻した方がいい
頭ではわかっている

早く戻してラクになりたい
そう思う自分がいる

そう思う自分に対して
罪悪感を覚える

自分がラクになりたいから
早く戻して決着をつけたいの?


不妊治療は葛藤だらけだ

診察結果に一喜一憂し
先の見えない治療に不安を感じ
経済的にも負担になる



葛藤まみれでまとまらないのに

私はなぜこの記事を書いているのだろう?


不妊治療についての記事を書き始めた時
子供はほしいけど今じゃない
将来的にね
と思っている間に
子供ができにくい年齢になってしまった

私と同じように不妊治療をして
辛い経験をする人が
1人でも少なくなってほしい

こんな気持ちから不妊治療の記事を書いてみたい
そう思っていた

もっとまとまった文章で書くハズだったのにな


不妊治療の葛藤を書くことで
この人も私と一緒なんだ!とか
何かしら感じてもらえると嬉しいな

とにかく
今しか書けない気持ちを書いておきたかった




この記事を書いて迷いがなくなったのか
クリニックの予約を取ることができた


葛藤することで
◯◯したいが強固になるのかもしれない



明日から最後の挑戦が始まる

私はお母さんになれるだろうか

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