京都のアイドル 『きのホ。』を知ってほしい

こちらは京都を拠点に活動する5人組アイドル きのホ。(以下きのポ)の公式twitter企画、「今こそ広めよう! #きのポの推しどころ 」に乗っかり、大好きなきのポについて語っちゃおう!な記事です。
きのポを知っている人も知らない人も…できれば知らない人に!一人でも届けばいいな…とおもって書きます。

What's きのポ?

京都のおんぼろ趣のある一軒家で共同生活を送りながら活動するアイドルグループ。
2021年10月にデビューライブを行い、活動1年目の2022年8月に超大型アイドルフェスTIFに出演、
2年目の2023年2月には拠点である京都で主催フェス ホ。フェスを開催し、現在は初の試みとなる音楽劇による全国ツアーの千穐楽を控えているなど、とってもとっても大躍進中!

※詳しくは何でも書いてあるとてもすごいwikiを見よう
 https://ja.wikipedia.org/wiki/きのホ。

メンバー紹介!

小清水美里(なんともいえないオレンジ担当)

とんでもなくお顔が美しかわいい!絵かな?とおもってつい凝視してしまう。小さい身体でパワフルなダンス!汗だくで踊る姿にドキドキする。ライブの安定感がピカいち!おててがちっちゃい。(かわいい) 
本人の自己評価はさておき、きっとなんでもある程度までソツなくこなせてしまうタイプだとおもうけど(想像)、常に反省し悔しがり高みを目指す努力家。意外と涙もろい。表情筋がとっても柔らかく、おっきな口を開けて笑うので見ている方もHappyになる。英語の発音がネイティブ。

桜寝あした(内出血パープル担当)

我が推し。ストイックで自分に厳しい言動と、お洋服が大好きで陰キャにはまぶしすぎるオシャレな見た目から最初は近寄りがたいかと思いきや、お話しするとめちゃくちゃ優しい。女神。紫を振るとたくさんの愛をもらえます。常にどうしたらオタクが喜ぶか考えているサービス精神の塊。 
字がきれい。知性と気品が溢れている。よく髪の色が変わる(ぜんぶかわいい)。笑うと顔中がニコーッとなる。しゃべりがとても達者、イントロ詰め込み煽りMCの技術が神。尖って見えるけどかまってちゃんでメンバーからいじられがち。かわいい。

小花衣こはる(生焼けピンク担当)

我が推し。こはるの歌声は酸素、陽だまり、夜の雨、焚き火。すべてを暖かく包み込み、時に一緒に戦い、寄り添ってくれる歌声。
オーディション時は今にも死にそうだったけど、いつの間にかグループきってのひょうきんもの。メンバーからも運営さんからも常にいじられている。家事スキルと包容力から一時期「きのポのママ」を自称/他称していたが、いつの間にかきのポのツッコミ担当になった。ボケもできる万能型。特典会で常にオタクにいじられ叫んでいる(かわいい)。山形の星。
◆弾き語りの個人Youtubeチャンネルもあります  
 →https://www.youtube.com/@user-nv1ly2jx3i

御堂莉くるみ(3日放置グリーン担当)

くるちゃんの声色ってな、2000色あるねん。きゅるきゅるかわいい外見から信じられない歌唱力・表現力でぶん殴ってくる。アイドルをやるために生まれてきたような子。
王道アイドルのかわいさから往年の演歌歌手の貫禄まで自由自在に己を操る確かな技術と才能、努力。最年少なのにいちばん情緒がお姉さん。 
twitterリスト管理の鬼。自分の推し以外のことまでオタクを知りすぎているしオタクの需要が分かりすぎている。おすしがすき。秋田の星。

御守ミコ(保冷剤ブルー担当)

ミコちゃんの瞳を見つめられると全人類がミッコミコにされてしまうという噂。
身にまとう空気があまりに凛として神々しくて、つい崇めそうになる。少女の可憐さでフフフ…と微笑まれるとハワワ…になってしまう。
自分の内側の世界、また外側の世界に対する視線が確立されており、絵や工芸、文章など表現する手段をいくつも持っている。多彩な芸術家。
好きなものに対して一直線。一直線すぎるので異常に同じものを食べたり異常な距離の歩行をしたり異常な回数メイドカフェに通ったりする(アイドルになる前)。そんなところも愛おしい。 

きのポの推しどころ!

①バラエティに富んだ楽曲!お疲れな人にこそ刺さる歌詞!

きのポの楽曲はすべてシンガーソングライター ハンサムケンヤさんが作詞・作曲を手掛けている。当方音楽を表現する語彙がありませんが、このケンヤさんという方の歌詞・曲がとにかくひねくれており(誉め言葉)、王道アイドルソングとはかけ離れた、でもそれゆえにアイドルに興味がなかった人にも引っかかるような楽曲が多い。
楽しい、かわいい、かっこいい、激しい、しっとり、遊び心満載、しみじみ聴かせる、懐かしい、新しい……。バラエティに富んだ楽曲は、新曲が発表されるたび「こんな歌もできるの!?」と驚かせてくれる。どれもが「これまでのきのポじゃない」のに「きのポらしい」。
 
 https://youtu.be/aEZBnK_-zDY

(DANGER! - 決められないけど自分の中で一番すきかもしれない曲)

歌詞も敢えて前後が省かれていたり極端に抽象的だったり、意味があるんだかないんだかの言葉遊びだったりの中で、
「あったらいいけどいなくて困るもんでもないのに それが全てのように考えているのは何故(夜の庵)」「この闇に触れてから同じセリフ言って欲しい(桃源京)」「生きてる証が綺麗だとは限らないさ(ブリリアント帰り道)」…と、ふいにお疲れ擦り切れ社会人のど真ん中を刺してくる。 

 https://youtu.be/wuK5_OR4ozo

(ブリリアント帰り道 - 何度この曲に救われたことか…) 

そして何よりメンバーが自分の言葉として歌っているところが良い…。きのポは歌唱力の平均値が高い(とおもう)のですが、歌唱力だけでなく、楽曲に対する当事者意識が全員すごい。魂がこもっている。だからこんなに沁みるんだね…。

②楽しすぎるライブ!陰キャもペンラを振り回す!体育2でも一緒に踊っちゃう!

きのポはライブアイドル!なんといってもライブが彼女たちの真髄!デビューから約200回のライブを行ってきたけれど、まったく「こなし感」がない。常に全身全霊で楽しみ、楽しませようとしてくれる。いい意味で「わちゃわちゃ」したライブがきのポの大きな魅力である。
そして狭いライブハウスから広々した野外まで、2年目にして「ステージをどう使い」「どう魅せるか」を意識しているのが感じられる。

 https://twitter.com/koharu_kinopo/status/1637403172443680771?s=20

きのポのメンバーはよく「『今』を見てほしい」と言うのだけど、ほんとうに、きのポは「今」なんです…。毎回「今回が最高だな」とおもっては次また最高を更新される。きのポ、マンネリの対義語として辞書に載せてほしい。
きのポはアクシデントにも強い。何か起きてもただじゃ転ばないぜ!の精神が染みついている。台風でイベントが中止になった日、当日のド深夜に急遽ワンマンライブを決定、遠征組を含め下北沢シェルターを超満員にしたのはもはや伝説。

デビュー2年足らずにして持ち曲が28曲もあるので、イベントによってセトリの色も全然違う。ここでそれを聴きたかった~!だったり、そう来たか~!?だったり、らねちゃん中心にメンバー(とプロデューサーさん)がセトリに込めた意図を想像するのも楽しい。

 「アイドルのライブなんてノリ方分からんし…」「よくわからんコール?みたいなのをするんでしょ…こわ…」と何も知らない頃はおもっていましたが、万年体育2でも初見でいっしょに踊りたくなっちゃうような曲が多く、ダンス動画も出ているので安心!

もちろん無理に踊らずステージをガン見していても大丈夫だけど、「クラップー!」「みんなも一緒に!」などメンバーちゃんの煽りに身を任せていれば自然と身体が動きだすはず。
きのポのライブはジェットコースターみたいなんだよな。来ちゃった…!とおもって始まる前までドキドキが止まらず、始まったらもう身も心も激しい緩急に委ね、訳が分からないくらい楽しくて、体感1分で終わった瞬間爽快感とともに(また来たい…)とおもう。やめられないとまらない。
楽しいのになぜか泣ける、泣けるのに楽しい。ブリ道(ブリリアント帰り道)で泣かされ、ハンカチをとる間もなく突然始まるスタートラインに手を上げ泣き笑いクラップ…なんてよくあること。こんなにも人の感情を揺さぶることができるきのポのライブはほんとうにすごい。

③仲がいい、だけでは収まらないメンバーの関係性

きのポはメンバー同士の仲がいい。…というと、大抵のグループは多かれ少なかれ仲がいいものでは?とおもわれそうだが、きのポには仲がいいの一言で済ませるにはもったいない関係性の深さがある(とおもっている)。

なんせデビュー前から共同生活である。どれだけ仲が良くても、仕事も日常生活も同じ人たちと暮らすなんてしんどい。ましてや10代20代の女の子が。
さらにメンバーは決して共同生活に向いているタイプの子ではない。
はじめの頃は人前でご飯を食べることすら苦手だったこはちゃん、ちょっと尖り気味だった上によくアカンほうのゴミを錬成するらねちゃん、高校生で親元を離れ湯せんすらしたことがなかったくるちゃん、部屋のものが片付けられずリビングで寝るミコちゃん、突然奇声を発する美里ちゃん…。
「一緒に暮らせません」と運営さんに訴えたメンバーもいるほどの状況から、時を重ね対話を重ね、(妄想だけどたぶん)ぶつかったり受け入れたり慣れたり諦めたりしながら築いてきた…そういう関係性の深さが、きのポにはある。

今でこそまったく感じさせないけれど、デビュー前は全員ダンスも歌も初心者。はじめは体力づくりの走り込みから挫けそうになりながら、全員で乗り越えてきた。
ライブ前は背中を叩きあい円陣を組んで気合をいれ、緊張から歌詞を飛ばした子がいれば、大丈夫だよというように手を握る振付にいつもよりぎゅっと気持ちを込め、楽屋ではみんなで笑わせ励ます。

得意なこと/苦手なことが違うからこそ、みんなで支えあい補いあってきた。そうした関係性・歴史があって心を許しあっているから、全員がのびのびと自分の個性を出して活動できているのだとおもう。
ほかのグループをあまり知りませんが、きのポのオタクは「推しは特別だけど根本的にグループ全体、メンバー全員がすき」という応援の仕方をしている人が多い気がする。グループの雰囲気がいいから安心して全員を応援できるのもきのポの魅力。

らねちゃんのちょっぴりセンシティブな自撮りに対して。
非常にのびのびしていますね(絶対にこの流れで載せる画像ではない)

④安心と信頼の運営・体制!

インディーズアイドルあるある。メンバーはかわいくて気になるけど周りの大人が不穏…
No!!!
まずきのポのプロデューサー 新井ポテトさんは京都で飲食店を経営されている。まっとうな敏腕経営者かつアイドル運営以外の資金源がある、あんし~ん!
ちなみにピザ屋さん(http://pizzamonstar.com/)と飲み屋さん(https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26029174/)ともに、お料理雰囲気店員さんのすべてがめちゃくちゃよいお店です!

そしてちょっと生々しい話、きのポはお給料制。ついお洋服を買いすぎたり、異常な量のお菓子を買ったりしない限りたぶん生活は保障されている(はず)。
バイトや副業の合間を縫って活動をされているアイドルさんと比べると、アイドル活動に集中できる環境が整っているものと思われる。あんし~ん!

ポテトさんは時々ちょっとハラハラする発言をすることもあるけど、メンバーを「アイドル」以前にきちんと一人の人間として見ていることがよくわかる。人間味あふれるプロデューサー。
オタクとも気軽にコミュニケーションをとり、意見を取り入れたり、オタクに無理をさせないよう配慮してくれる。あとなぜか自撮りを上げる。

某大型アイドルフェスの企画に対して

  
こんなプロデューサーさんのもとなので、事務所の風通しがとってもよさそう!
プロデューサーだけでなく、マネージャーさんやスタッフさん、ツアーの脚本演出担当さん、バンドメンバーさん、ボイトレの先生など、関わる大人たちみんながきのポを好きで大事に思っていることがすごく伝わってくるのも安心して推せる理由のひとつ。

ちなみにツアーの脚本演出担当さんは、ヨーロッパ企画という劇団の作家さんである。同じ方がきのポの公式Youtubeの企画、成長ツウの脚本も担当されている)。
ヨーロッパ企画さん、わたし自身はもともと名前は聞いたことある程度でしたが、めちゃくちゃちゃんとした(というのも失礼だけど)団体で、きのポに関わっているのとは別の方ですが、7月現在『リバー、流れないでよ』というめざましテレビでも取り上げられるような映画の原案・脚本を担当されていたりもする。
また先ほど貼った『ブリリアント帰り道』をはじめ、すべてのMVを杉本晃佑さんという方が作られている。大半を事務所内で撮影されており、ポテトさんいわく、見た目ほどお金はかかっていない…というものの、めちゃくちゃ手が込んでいる。パッと見の彩り、華やかさ、楽しさ、かわいさ、美しさはもちろん、毎回たくさん小ネタが仕込まれていたり、メンバーのキャラクターが活かされているのも嬉しい。

…というように、大手事務所ではないのだが、グループを支えるクリエイター集団に恵まれており、また同じ方が継続して関わることで「チームきのポ」が形成されている。
もはや「インディーズアイドルとしては」なんて前置きがいらないくらい、すべてがしっかりしているのも安心して推せる理由のひとつである。

⑤現場の雰囲気があたたかい!こわくない!通いやすい!

 ここまで書いたけどやっぱりアイドル現場に行くのはなかなかハードルが高いもの。でもきのポの現場はとても初心者向け!なぜなら優しいオタクが多くて現場の雰囲気がよいから!

※きのポのオタク…通称ポトモダチ。なぜか絵をかいたりモノづくりをしたり、創作意欲と才能に溢れた人が多い。みんなできのポを盛り上げよう!のワクワク文化祭感(?)に溢れた素敵な人たち。主催フェス ポフェスではオタクが会場の装飾を行いました。

かくいう自分もはじめはまったくのアイドル初心者、かつライブハウス自体ほぼ行ったことがない状態で一人参戦したけど、優しいオタクの方に声をかけてもらい、その次のライブからどんどんポトモダチの輪が広がった。
女性比率が多いので、女性でも安心して行けるし、なんなら(対バンや会場の規模にもよるけど)小学生のお子さん連れも可能なくらい治安がよい!はず!

終わりに…

きのポ、もっともっと知られていい。
でっかくなるはず。こんなにも魅力あふれるグループなのだから…

果たしてどこかからこんなnoteにたどり着き、きのポ未見でここまで読んでくださる奇特な方が世の中にいらっしゃるのかはわかりませんが、もしかしたら一人でもいらっしゃるかもしれないので。。

まずは7/17(月) 音楽劇ツアー「今ゾーンB、そっちは?」無料配信をみてください!!!!見逃した、とおもっても大丈夫!!!!アーカイブもあります!!!!
そしてお近くでライブがあった際にはぜひ一度見て頂くとよいのでは!ないでしょうか!!!!

わたしからは以上です。だいすききのポ。BIGLOVEきのポ。

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