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基本精油のプロフィール

最近、ブレンド依頼のお仕事が増えてきています。
ハーブも精油も、ブレンド自体に正解や不正解はありません。
「好き」か「嫌い」か。「快」か「不快」か。
ブレンドはこれが全てだと思います。
香りのブレンドは、百人百様。百人セラピストがいれば、百通りのブレンドレシピが出来上がるでしょう。
私は、クライアント様とじっくり話し合い、クライアント様の五感の反応を
チェックしながらブレンドレシピを決めていきます。
翌月や翌々月は、欲する香りが変わっていることはよくあることです。
ブレンドレシピを決めるときの記録はしっかり残していき、クライアント様自信が変化を楽めるようにしています。
そんなときよく質問があるのが、精油の効能。
今日は定番精油の薬効を簡単に紹介します。
【ペパーミント】
爽やかで清涼感あふれる香りは、殺菌・抗菌作用に優れ、免疫賦活作用も認められている。粘膜刺激に要注意。
【ローズマリー】
樟脳のような香り。脳の海馬に作用して、記憶力減退の抑制や覚醒作用、集中力向上作用がある。
【ユーカリ】
オーストラリア原産。「シネオール」を中心に鼻を刺激する爽快な香りが特徴。リモネンやαピネンも含み、心のクールダウン時にも重宝する。
【ラベンダー】
最も認知度の高い香りの一つ。自律神経のバランスを調整し、鎮静作用、鎮痛作用、殺菌作用などに優れている。
【ゼラニウム】
バラに似た香りが特徴。免疫賦活作用、強壮作用、鎮静作用などが期待できる。精油は茎や葉脈に含まれる。
【イランイラン】
熱帯~亜熱帯原産のハーブ。濃厚な香りは好き嫌い分かれることが多い。鎮静作用、自律神経の調整作用などが期待できる。

今や数百種類もある精油。選択肢がありすぎると、初心者の方は慣れるまではなかなか決められないことも多い。
そんなとき、私は上記の精油を初心者の方の嗅覚のほぐしに使ってます。
植物療法士としては、お客様の感覚の引き出しをしっかり開けられるように、様々な香りを体で覚えていくといいですね。

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