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「MB理論」を実践!「上下黒」縛りで実際にコーディネートを10+3種類、組んでみた!【元MBLABO会員の挑戦】

こんにちは、ユニクロ好きの元MBLABO会員、現メルマガ読者のまーくと申します。

数日前、私が尊敬するファッションの師匠、MB氏のYoutubeチャンネルで以下のような動画がアップされました。

「上下黒でもオシャレに見せる方法」というテーマの動画です。

この動画を見て、私はピンと思いつきました。

では、MB氏が運営するファッションコミュニティMBLABOに所属していた元会員の私がコーディネートを組むなら、どうするのか。

そこで突然ですが、MB理論を実践した「コーディネート企画」に挑戦してみたいと思います。題して、

元MBLABO会員が「上下黒」縛りで、10+3コーデ作ってみた企画!

「上下黒」という縛りで、コーディネートを全部で10点と、それにプラスしておまけとして3点のコーディネートを組んでみました。そして、そのすべてについて「考えたポイント」について詳細な解説を付けました。

解説を書くのがけっこう大変だったので、おまけの方は有料とさせてもらいましたが、無料分だけでも10コーデ、5000字以上の大ボリュームなので、そこだけでもぜひ読んでいただければと思います。

しかも、そこで使用しているアイテムは、ほとんどユニクロGUなどの安価なもの、あるいはMB氏の関わったアイテムが多いです。高いアイテムはほぼ使っていません。

もし「良いな」「参考になった」と思ってもらえたら、応援の意味も込めて「おまけ」も買って見ていただけると、飛び跳ねて喜ぶので、ぜひご検討ください。「おまけ」ではもう少し変わった服を使っています。詳しくは目次をご確認ください。

全部が全部「100点満点」のコーディネートとはいかないかもしれませんが、「ラボにいたやつは、コーディネートを組む時にこんなことを考えているのか」とMB氏からオシャレを学ぶ時の参考にしてもらえれば幸いです。

ラボが気になっている方も、ラボには毎週メルマガ用にMB氏からお題を出される「投げかけ」というコーナーがあります。そこで「上下黒コーデ」というお題が出たとしたら、というイメージで私がコーディネートを組んだら、こうなる。という感じで見ていただけたらと思います。

はっきり言います。私ら服を着るとき、めっちゃ考えてます。MB理論は「ドレスとカジュアルのバランス」だけじゃないから!なめんな!と、自分ですごい量の説明文を書いてて思いました。・・・少し言いすぎました。すみません。

全身の写真を乗せる都合上、すごく記事が縦長になって読みづらい記事になってしまったのは申し訳ないですが、目次を参考に読み進めてもらえるとありがたいです。


ちなみに、最初にハードルを下げておきますが、私はラボの中で飛びぬけてオシャレだったというわけではないので、あんまり期待しないでください。ラボにはもっともっとオシャレな人が山ほどいるので、それだけはわかっていてください。(一応、これでもラボのコーデ大会で10位に入った経験はあるんですよ(←自慢か!))

あと、どうしてもファッションにはその人の価値観や好みが含まれるので、オシャレに感じなかったら、すみません、と先に謝っておきます。


はじめに:上下黒は、スタイリッシュに見せやすい

まず始めに、動画でMB氏も説明していましたが、上下黒はけっこう使いやすい組み合わせです。

実際、私は結構上下黒になりがちです。だって、コーデを考えるのがラクなうえに、黒は「収縮色」でスタイリッシュに見せやすいので、とても使いやすいんですよ。

しかも黒色のアイテムは生地の”素材感”が潰れてくれるので、アイテムの質(値段)をそこまで気にしなくていいのも、良いところです。ユニクロ好きの私は、気になるアイテムがあればまず初めに黒(あるいは白)をチェックします。


それでは、始める前に、「あえて何も考えなかった時のコーデ」も用意してみました。まずはそちらからご覧ください。

ベース:部屋着、コンビニスタイル

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こちら、何も考えずに適当に着た時のコーデです。

「ヘインズのTシャツ」に「ユニクロの部屋着用のパンツ」、靴は「GUのエスパドリーユ」といった組み合わせです。ほぼ部屋着か、せいぜいコンビニに行くスタイルですね。

色が全部黒なので、素材感はさておきパッと見て「カジュアル」な印象というのはあまり感じないと思います。余談ですが、このパンツ、意外と細身なんですよ。「ドレスとカジュアルのバランス」でいうとだいたい「5:5」くらいにはなっているでしょうか。ただ、全身真っ黒なのでどうしても「地味」な印象があります。


そこで、まずは動画にあった通り、MB氏のアドバイスに従ってみました。

コーデ① MBさんのアドバイス通り「白のインナー」をチラ見せ、小物をプラス

02_白インナー

動画のMB氏のアドバイスに倣って、Tシャツの中に白いインナー(エアリズム)を入れてみました。さらに、腕周りが寂しいので、小物として腕時計やブレスレットを付けました。他はすべて同じアイテムです。

最初のコーデと比較して、腰に白いインナーをチラ見せし、腕にアクセサリーがあることで「地味」な印象は少なくなりましたね。後から見返してみて、白インナーの着丈はもう少し長いものを選んだ方が良かったかな、とは思いました。

「脚長効果」という意味では、靴下は黒やダークトーンのものにした方がいいのですが、夏になると暑苦しいので、基本的に足首は出した方が良いかな、と思います。「抜け感」とか「外し」と呼ばれるやつです。


次は、いきなりですがTシャツをちょっと変えてみましょう。

コーデ② 「ロゴ入り」の「コロナTシャツ」を使う

03_コロナT

いきなりTシャツを別のものにする、という反則技を使った気がしますが、MB氏がチャリティーで作った、ロゴ入りの「ファッ〇ンコロナTシャツ」を使ってみました。胸元に白のロゴがあるので、地味になりすぎません。

Tシャツにロゴが入った分、少しカジュアルさが増すので、パンツをスラックス調のもの(YARD PLUS×MB)、靴をレザースリッポン(アダムエロペ×MB)に変えてドレスライクな組み合わせにしました。

さらに、これでも全身黒になってしまうとまだちょっと地味なので、腕周りのアクセサリーとロングベルトでちょっとしたアクセントを作りました。

このコーデのように小物に色を使う時は、コーディネートに使われているものと同じ色を「拾う」ことで、コーディネートに統一感が出るので、ぜひ意識してみてください。今回は「オレンジ」で合わせていて、今のお気に入りの組み合わせです。なので、この後にもよく出てきます。

さらに、今回は「タックイン」をしています。「タックイン」は腰位置がバレてしまって、足の短さが強調されやすいという欠点があるテクニックなのですが、上下黒であれば、上半身と下半身の境界線をごまかすことができます。なので、上下黒の場合は「タックイン」をしても足が短く見えにくいメリットがあります。

「タックイン」はTシャツの裾をきっちり入れるのではなく、少し腰回りがフワッと被さるようにする(「ブラウジング」といいます)と良いです。

友達とラフな感じで遊びに行くのであれば、これでも十分だと思います。


次は、違ったアプローチから「脱地味」を狙ってみましょう。

コーデ③ 柄物のボディバッグを使ってみる

04_ボディバッグ

迷彩柄の「ZARAのボディバッグ」を合わせてみました。Tシャツは最初に着ていた「ヘインズ」の無地の黒Tシャツに戻しています。

無地のTシャツでも、柄や色の入ったボディバッグを合わせることで、胸元にアクセントができて、上半身に視線を誘導させることができます。それによって「地味」な印象が薄くなります。

全身黒は重い印象になりがちなので、ボディバッグの色に近いグレーのキャップを合わせて季節感を加えています。


次は、太めのパンツを使ってシルエットを「Iライン」から「Aライン」に変えてみましょう。

コーデ④ シルエットを「Aライン」に寄せてみる

05_Aライン

次に、同じ上下黒でも、パンツを太めの「MBワイドパンツ」を使用してシルエットを「Aライン」に寄せてみました。「Aライン」を作る時は、上半身の面積を減らすために基本的にタックインをした方が作りやすいと思います。

ちょっとそれだけだとシルエットが不完全な気がしたので、重心を下に持ってくるために、大きめのトートバッグ(MBLR)を持ちました。また、シルエットの不完全さをごまかすため、ということもあり、視線を上に誘導するためにベージュのキャップ(MBアイテム)をかぶりました。


次は、Tシャツの上に重ね着をしてみましょう。

コーデ⑤ 柄シャツを羽織ってみる

06_柄シャツ

柄物の「GUのオープンカラーシャツ」を羽織ってみました。別に柄物でなくても、色を使ったものでもいいと思います。パンツもGUのスキニージーンズに変えていますが、この辺りは手持ちのアイテムや好みでいいと思います。

ちょっとヤンチャっぽい印象になったでしょうか。これにサングラスとかを合わせてしまうと、”そっち”の人っぽさが強くなっちゃうので、やりすぎは注意しましょう。

個人的に、夏のちょっと暑い時期でも半袖のシャツを羽織るのは、お腹周りのポッコリ感をごまかせるので、けっこうアリだと思います。Tシャツは基本的に柔らかい素材なので、どうしてもお腹が出ていると体型がはっきりしてしまいやすいです。GUのシャツなら薄手なので、羽織ってもそこまで暑くならないので、おすすめです。

また、先ほどのボディバッグもそうですが、柄を使う時はまずは「モノトーン柄」のものを選ぶように意識すると、派手になりすぎず使いやすいと思います。


次は、ちょっと派手なスニーカーを使ったコーデにしてみましょう。

コーデ⑥ 派手めなスニーカーを合わせてみる

07_マルチスニーカー

ちょっとラフな感じがしますが、左右で配色が異なるマルチカラーのスニーカーを使ったコーデです。スニーカーの中にある「赤」を拾うために、腕時計もベルトを「赤」に変更しています。使っている「knot」というブランドの腕時計は、ベルトが簡単に別のものに交換できるので、こういった「色を拾う」ということがやりやすくて重宝しています。

スニーカー単体だとけっこうカジュアル感の強いアイテムですが、上下黒というドレスっぽい服装と組み合わせることで、ある程度ちょうどいいバランスになっていると思います。真夏ならこれでも全然OKだと思います。


次は、肌寒い雨の日を想定したコーディネートをしてみましょう。

コーデ⑦ 雨の日には、「ブロックテック」が役に立つ

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雨の日に使いやすいものといえば、そう。ユニクロの「ブロックテック」です。私はちょっとしたレインコート代わりにも使っています。

「いや、暑いからTシャツなのにアウター増やすなよ!」って思った方、すみません。(MBさんもメルマガでこういうこと、よくやってるよ・・・)

このモッズコートのように色のあるアウターでも、インナーが上下黒だとインナーとパンツが繋がって見えるので、体型がきれいに見えやすくておすすめの組み合わせです。

また、使っている「ブロックテックモッズコート」はジャストサイズよりも「1サイズ上げた」ものを選んでいます。その理由は「Yラインシルエット」を作りやすいためです。

「Yラインシルエット」を作る時は、上半身のボリュームを大きく、下半身を細くスッキリと見せることが大切なので、パンツと靴は収縮色の黒やダークトーンの細身で、足首を出すか靴下をチラ見せさせると、シルエットがきれいに作りやすいです。

今の時期などにコートやアウターを着るときには、そのまま着てしまうとどうしても暑苦しい印象になってしまうので、袖捲りをして軽さや季節感を出しています。

足元は紐のある革靴を使っていますが、これは「GUのチロリアンシューズ」です。見た目は革靴ですがフェイクレザー(合皮)なので雨に濡れても気になりません。

ちなみに、元々ついている靴ひもが太くて安っぽい印象が出てしまうので、先端が金属セルになっている細めの靴ひも(クツヒモドットコム)と交換しています。こういうちょっとしたことを変えるだけでもアイテムの印象が変わったりするので、もしよければ試してみてください。(この靴ひも高いですけど・・・)


次は、デートに使えそうなジャケットスタイルです。

コーデ⑧ ジャケットスタイル

09_ジャケット

杢調の「GUのニットジャケット」を使用したコーデです。「上下黒」+「ジャケット」なので、少しかっちりとしたドレスライクな印象になるため、足元は「白スニーカー」(スピングルムーヴ)でカジュアルに寄せています(ファッション雑誌とかで「外し」と言われるやつです)。

「ニットジャケット」は隙間が多く通気性があるため、今のような少し暑い時期でも夜などの気温が低めの時であれば使えるかもしれません。

これも季節感を出すために、先ほどのモッズコートと同じように腕捲りをしています。

おそらく女性とのデートでも問題ないスタイルでしょう(GUだとバレなければ・・・)。


次は、少し視点を変えて、MBアイテムを使ってセットアップ風コーデにしてみましょう。

コーデ⑨ MBオープンカラーシャツ&スラックスでセットアップ風コーデ

10_MBシャツ&スラックス

MBアイテムのオープンカラーシャツ&スラックスを使用したセットアップ風のコーディネートです。上下ともに素材がウール調でドレスライクな印象が強くなるため、多少遊んでも「ドレスとカジュアルのバランス」が崩れにくい組み合わせになります。MBアイテムでなくても、上下の色や素材感が近ければいいので、ユニクロのアイテムでも作れると思います。

ここでは、マルチカラーのスニーカーや赤ベルトの腕時計を付けて「抜け感」を演出しています。先ほどの同じスニーカーを使用したTシャツのコーディネートよりもややドレスライクな印象なので、キャップをかぶってもいいかもしれません。

ここでは、白のクルーネックのインナー(エアリズム)を中に入れて首元からチラ見せするようにしていますが、別になくてもいいと思います。


次で最後です。襟のあるポロシャツを使いました。

コーデ⑩ 襟のあるポロシャツを使ってみた

11_ポロシャツ

Tシャツの代わりに襟のあるポロシャツ(ユニクロ×エンジニアードガーメンツ)を使用したコーデです。襟が付くことで「小顔効果」も出せますし、Tシャツよりも少しドレスライクな印象になります。おそらく夏になるとTシャツを着ている人の割合が多くなるので、少し襟があるだけでも大人っぽく見えて「差別化」になると思います。

今回は白スニーカーと合わせることで軽さを出しました。上下黒でも足元に白いスニーカーを履くだけでも季節感が出せるので、白いアイテムというのはこの時期にけっこう重宝します。


まとめ:「ドレスとカジュアルのバランス」は「足し算」「引き算」で作れる

いかがでしたでしょうか。最初の黒Tシャツ+黒パンツの組み合わせとは全然違って、色んなバリエーションが見られたかと思います。

けっこう色々な組み合わせがあったでしょう? MB理論をベースにすれば、このようにいろんなコーディネートを組むことができますよ。

基本的には「ドレス」と「カジュアル」の「足し算」「引き算」でコーディネートを作ることができるので、まるで「パズル」のようで仕組みが分かると楽しいです。是非皆さんも実際に試してみてください。

それでは、ここで無料分は終了とさせていただきます。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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ここから先は、私の「お気に入り」のアイテムを使ったコーディネートを3つご紹介する「おまけコーナー」となります。ユニクロやGUとはまた少し違った私の趣味全開のアイテムを使ってコーディネートを組んでいるので、気になる方はぜひ、よろしくお願いします。。

有料記事となりますので、もし「ちょっと気になる」、「もっとコーデが見たい」という方がいれば、ご購入ください。アイテムが変わっただけでやっていること自体は、上記とあまり変わらないと思うので、ご興味があれば、で構わないのでよろしくお願いします。

だいたいどんな内容なのかは、目次を確認してみてください。

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それでは、ここからは有料パート、「おまけ」コーナーです。

私の趣味全開のコーディネートをご紹介します。

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