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棄てて、踏み出す

今日のnoteは弱音満載のかなりネガティブな内容です。

背負ったものを少しづつ下ろす

長く生きていると、知らず知らずのうちに背負っているものが増えていきます。背負うものが年々増えていくこと、様々な経験が積み重なること、人間関係が繋がっていくことが自分の励みになっていた時期もありました。

しかし、最近の私は、これまでに背中に積んできた重い荷物をどんどん下ろしていきたい、という心境に変わってきています。

人間関係の断捨離

例えば、これまでに築いてきた人間関係は断捨離対象の一つです。

私は、一度できた人間関係を自分の都合で断つことがなかなか出来ません。逆に、相手が「私のことを見切ったな」とか「私とはもう付き合いたくないんだな」という状態にある時は敏感に察知します。そのあたりのアンテナは鋭い自覚があります。自意識が過剰なのでしょう。

かつて親しい間柄だった人からそういう空気を感じると、寂しい気持ちになります。でも、「そういうこともあるわな」、「そろそろ潮時なんだな」「状況が変わったんだな」と言い聞かせて、あえて深追いはしないようにしています。何度かそういう経験をすると免疫ができ、”慣れ”で関係が切れることの寂しさを乗り越えられます。

どちらか、もしくは双方が無理をして維持しなければならないような人間関係は疲れます。関係性に距離ができたり、疎遠になってしまったりすることは運命であり、お互いにとってメリットのある出来事だと思います。お互いの新しい出発に向けた発展的解消と考え、素直に受け容れた方が賢明です。

詰め込む時期と捨てる時期

自分自身が上り調子で、変化を取り入れたいというポジティブな意欲に溢れている時ならば、刺激をもらえる場に積極的に出向いて、沢山のエネルギッシュな人達と交流することはプラスになります。自分自身にエネルギーが漲っていて、積み上げていく過程を楽しめている状態の時は、躊躇なく動くべきです。

しかしながら、最近の私のように、いろんなことに疲れていて、明らかにパワーが落ちてきている時は注意が必要です。この状態ではプラスのエネルギーをプラスとして吸収ができません。そろそろ何かを棄てないと、これ以上何も入らない、何も積めない、という状態になっていると感じています。

棄てるべきもの…

人間関係と同様に、一度手に入れたモノもなかなか棄てられません。手放すのが怖いし、勿体ないと考えてしまう性分です。

そんな私でも、もうこのまま同じ状態で先に進むのは限界が見えており、自分が過去に望んで積み上げたものや大切にしてきたものであっても、思い切って棄てる時期が来ていると感じています。

日々の選択の積み重ねが現在の自分を形作っています。新たにやりたいことができたのに、過去の残滓や遺物が居座り続けていては、新しいものを受け容れる余力がなく、新陳代謝も進んでいきません。私の容量は、もう、いっぱい、いっぱいの状態なのだと思います。

実は、もう何年も前から、自分が棄てるべき対象の目星はついています。後は踏み出す勇気とタイミングだけです。何かと理由をつけて先延ばしにしてきましたが、清水の舞台から飛び降りる時期がいよいよ来たようです。

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