ネットマンガからは大衆にヒットする作品は出ないのではないか?

最近、漫画アプリをダウンロードして、過去作品で見ていなかったものを見ているのですが、ふと、「ネットマンガからはドラゴンボールなどの大衆にメガヒットするような作品は出ないのではないか?」と感じてしまいました。

なぜかというと、ネットとリアル媒体の違いは「指名行動」と「ながら行動」にあるからです。

マンガアプリに関しても、この大きな構造上の違いの上に立っているので、マンガアプリで見ようと思う作品についても、何かしら指名した作品を探してみる傾向にあり、それらを見ながら違う作品を見るということにはなかなか結びつきません。

リアル媒体の大きな特徴は、週刊誌で人気作品を見ながら新たな作品にも目が行って→それがまた人気作品になってという循環があることです。
それがネット媒体ではその流れを作るのがなかなか難しい。

だから、漫画アプリの人気ランキングを見ても、そもそもその作品を見ることで”きっと満足するに違いない”という心理が働かないため、上位作でもクリックまで結びつきずらいんだと思います。
高評価数を見ても、リアルで人気だった作品の数が圧倒的にネットマンガよりも高いですし。

今日は、ネットマンガでは大衆にヒットするような作品が出ないのでは?指名行動がそれの原因かも?という話。

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