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日常起きたことをマーケティング・心理学の視点で読み解いています。

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組織の参加目的はみんなバラバラ。リーダーに求めら得ることとは。

ビジネスにせよ、趣味にせよ部活にせよ、世の中にある共同体に参加するメンバーの動機はみんなバラバラです。 ビジネスにおいては、お金を稼ぐためと思っている人もいますし、自分のキャリアとして役立つからと思っている人も、その会社をもっと成長させたいと思っている人も結構みんながバラバラだったりします。 そして、これは当然のことでそれらの目標自体をチェンジすることは不可能であるため、そのような環境下で働いているという取り巻く環境として認識する必要があります。 そんな中、リーダーとい

    • 行動のマンダラート

      前回のエントリーで、人の幸福度は脳の報酬の刺激を満たしているかいなかで決まると話しましたが、これってマーケティングに置き換えると、購買行動をとってもらいたいのであれば、脳の報酬系を刺激することしかない。という言い方もできます。 以前まとめていた行動のマンダラートを来年はバージョンアップして、記事の頻度は抑えつつ、もう少し一回あたりの質を高めていこうと思っています。 今日は、行動のマンダラートはマーケティング資産かも。という話。

      • イカゲームにも通ずる幸福度

        イカゲーム観ました。ネタバレは控えるとして人が幸せに感じるというのはお金でも時間でもなく、脳の報酬系をどれだけ刺激されるかになると思います。 そこが刺激されることで快楽を得ることができ、その快楽こそが幸福感につながるものになります。 だから、人生において人の優劣を区分しやすいものの一つに所得というものがありますが、それによって区分されたことによって別に幸福度が高まるわけではないので、お金持ちではあるけれども幸福度は低い、お金はそんなにもっていないけど幸福度が高く、人がちょ

        • Netflixを契約した心理

          映画が昔から好きで、今でこそそこまで頻繁に映画を観にったりレンタルしたりする頻度は少なくなってきましたが、音楽のようにお金を支払う頻度が全くなくなったのではなく、そこそこ映画に対する関与度があると思っています。 Netflixについては、昔から存在を知っていて会社の人におすすめのサービスはと聞くとNetflixと返ってくるの、前々から興味は持っていました。 でも、月額定額で料金を支払うまでもないかと思っていたり、独自のコンテンツもどうせそんなに面白くないでしょ。と思ってい

        組織の参加目的はみんなバラバラ。リーダーに求めら得ることとは。

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          伸びる人の2つの特徴を成長曲線で考えてみる

          前回、前々回と記載した伸びる人の特徴2つを成長曲線に当てはめて考えてみたいと思います。 成長曲線とは、縦軸に成長、横軸に時間をおいた図になるのですが、 誰もが時間が立つと成長していくという時間と成長が正比例している直線を思い浮かべてしまいます。 しかし、実際は時間の経過とともに成長はしていかなく、なかなか成長が鈍化した状態からムービングポイントという跳ねるポイントを介してどんどんと成長していきます。 このときに一直線に成長すると思っているイメージと、なかなか成長していか

          伸びる人の2つの特徴を成長曲線で考えてみる

          伸びる人の特徴 その2

          伸びる人の特徴その2は、そのゴールに向かって脳のコストを支払い続けている人。になります。 あるゴールを設定すること自体は誰でもできます。 しかし、定めた目標に到達するために、現実とのギャップがあり、そのギャップを埋めるためにはどうすればよいのかを絶えず意識して脳のコストを支払っている、簡単に言えば、意識を高く持っているとかアンテナを立てている人が伸びる人の2つ目の特徴になります。 前回のエントリーと合わせてこの2つの特徴しかないようにも思えます。 どうでしょうか?自分自

          伸びる人の特徴 その2

          伸びる人の特徴1

          ビジネスにしても部活や趣味のスポーツにしても、伸びていく人には共通した特徴があります。 一つは、目標値の高さ。 富士山を登ろうとしている(日本一になる)のか、高尾山を登ろうとしているのか、それとも登山の格好をして平地をあるければいいと思っている人がその後どのように成長していくかがよういに想像できるように、目標値の高さをどこに設定しているのかというのはとても重要です。 今日は、伸びる人の特徴その1は目標値の高さ。という話。

          伸びる人の特徴1

          人から人材へ

          ビジネスパーソンに入りたての人は、仕事をしていても利益を生み出せる状態ではないので「人」になります。そこから会社に対して利益をもたらせるようになって「人材」になっていく。 でも、時間が立ってもなかなか人材に育っていかない人はどういう人かというと、自分自身の存在を「正」として持ち続けて変化をしない人であると思っています。 対して、成長して会社にとってなくてはならない人材になる人の特徴というのは「反省」をする人のこと。 生物が生き残る原理と同じように、ビジネスパーソンにおい

          人から人材へ

          リーダーになった時点でコストを払っている

          リーダーは共同体の目標が達成したときは、皆さんのおかげです。といい、 もし目標が未達だった場合は、私の責任です。と言います。 これはかの有名なジョンエフケネディの名言として 勝利は100人の父を持つが、敗北は孤独である。 という言葉があるように、リーダーというのはその成果に関わず任命したときにすでにこのような立場というか心理的なコストを支払っています。 よって、組織にとっては成果が出た場合にリーダーに対して報酬を与えるといった会社を目にしますが、それは間違いで、リーダ

          リーダーになった時点でコストを払っている

          リーダーのトリニティ

          リーダーには3つの要素が三位一体となって発生します。 これは私が仕事をしながらつくった造語なのですが、このリーダーのトリニティが崩れるとリーダーとしてのバランスが崩れるため、その上の立場にいる人はケアをしていかなければなりません。 リーダーのトリニティ。それは、 ・指示(旗振り) ・責任 ・報酬 です。任命する上でも使えますし、前述したようにこの3つのバランスが崩れると組織は潤滑にまわっていかないのでちゃんとケアをする必要があります。 例えば、報酬は得るけれども指示や責任

          リーダーのトリニティ

          成長曲線と頭に描く理想曲線

          昨日、サーフィンを例に成長曲線と理想曲線について話しましたが、具体的にはどういったものかをいうことを今日話していければと思いますが、基本的にテキストのみでnoteをやっているので、図をつくるカロリーをカットするために、テキストで伝えられるようにチャレンジしたいと思います。 まずこれは2軸のグラフになります。 横軸が時間軸で、右にいけばいくほど時間が経過していることを表します。 そして、縦軸が成長軸で上にいけばいくほど成長していることを表します。 まずは、理想曲線ですが、

          成長曲線と頭に描く理想曲線

          理想と成長曲線のギャップ

          あるサーフコーチの動画を見ていてなるほどなと思ったのですが、どんなジャンルでも成長曲線と頭で描く理想曲線というものが異なり、この差が激しいと離脱につながってしまうということです。 サーフィンはなかなか上達しないスポーツに分類されると思いますが、私が始めたときは、一回目に海に行く前に友人の家でサーフィンのビデオを見せてもらい、「これくらいならできるのではないか?」と友人に言って笑われたことを覚えています。 案の定、波にもみくちゃにされ撃沈したのですが、頭で描く理想像と現実の成

          理想と成長曲線のギャップ

          知らないでやらないのか、知っていてやらないのか。

          ビジネスでも趣味でも部活でも学校生活でもなんでもいいのですが、一つのゴールがあってそのゴールに結びつくために自分では大切であると思っていたことでも、他人はそのことをやらないということがあるかと思います。 これには2つの見方があって、 ・それ自体を知っていないのか? ・知っていてやらないのか? にわけられます。 前者はその存在自体を知らないかその必要性に気づいていないので、アプローチとしては存在とそれをやったときの生活向上を知ってもらうように試みますが、たまにその存在だっ

          知らないでやらないのか、知っていてやらないのか。

          気に入る、気に入らないで人事評価するのは愚の骨頂

          年末も近づいてきて、12月決算の会社は人事考査などが行われているタイミングではないでしょうか。 この人事の評価についてはとても重要で、会社が掲げるビジョンであったり戦略上のボトルネックを解消した人が評価される仕組みというのが正しい形であると思います。 しかし、明確なビジョンを掲げていない会社であったり、数字をビジョンだと思っている会社にありがちなのは、数字だけで判断するというのもよくないことですが、それ以上に気に入る気に入らないという視点を評価に入れてしまっている会社もあ

          気に入る、気に入らないで人事評価するのは愚の骨頂

          エステのパーチェスフローと施策重視点

          電車のドア横ポスターでTBCの広告を見たのですが、あるキャッチに目が止まりました。それは「終わりのある脱毛」というコピー。 それを見て、色々とこのビジネスのパーチェスフローを想像してみたのですが、TBCに限らずいろいろなエステ系サービスで、初回無料とか初回100円とかのキャッチを目にしますが、おそらくこの手のサービスのパーチェスフローとしては、初回利用者からリピートにつながる仕組みというものはできているビジネスだと思います。 自分自身は使ったことがないのですが、一旦使って

          エステのパーチェスフローと施策重視点

          錯覚話法

          竹中平蔵という人物は本当に話術がうまいと言うか、人を錯覚に陥れる能力に長けている人だとある意味関心してしまいます。 最近言いだしたのが、ベーシックインカムで。 政府から毎月定額を税金から支払うというもの。彼いわく負の所得税ということらしいのですが、税金を収めるのではなく逆にもらうという発想。 これの裏には、年金や医療保険だったりの社会保障を崩壊させて、国民皆保険がなくなったところで新たなビジネスで設けるという目論見があるのではと一部のメディアで酷評されていました。 錯

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