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【4月24日】米PMI予想以下もドル円押し目

ドル/円は1990年以来の高値圏に達しており、主に日米間の金融政策の差異が反映されている。ユーロ/ドルは欧州の経済指標の好結果が背景にある一方で、米国の指標の下振れがユーロのサポートとなっている。ドル円はNY市場で154円台後半への回復を見せ、一貫した買い戻しが観察された。ユーロドルは1.0710ドル付近での反発を示しており、1.0745ドルへの動きが次のターゲットとされている。ポンドドルは1.24ドル台で買い戻しが強まっている。

市場の注目ポイント

本日のECB高官の発言が注目材料。昨日のPMI発表を受け、どのような発言が出るかに注意。

直近の傾向

ドル/円は154円台半ばで動いており、155円の節目が心理的な抵抗点となっている。ユーロは相対的な経済指標の強さに支えられているが、全体的な市場の動向に左右されやすい。

市場の意思

市場はFRBの金融政策の先行きに敏感であり、利上げの可能性が再び高まるとドルが強まる。

5%ほどPMI発表を受け利下げ折込が進む

日銀の政策決定が注目され、特に円安が進んだ場合の介入に市場は警戒している。

日米金利差と円売り枚数

今後の推移

ユーロとドルの利下げ時期の違いから、ショートが好まれる地合いだったが、PMI結果から本日のECB要人発言が重要尾な判断材料となる。
ドイツ・IFO景況感指数が本日の17時から発表。景気回復の結果が予想されているので、トレードは18時のチポローネさんの発言後にしたい。
米国のインフレデータが期待通りに推移すれば、ドルのさらなる強化が期待される。

現状で最も買われやすい通貨

ドルが引き続き支持されやすい状況。FRBの政策が引き締め姿勢を維持しているため、金利差によるドル高が続く可能性がある。

ユーロも一定の強さを持っているが、欧州中央銀行(ECB)の政策次第で変動がある。

狙い目通貨は
ユーロ円の買い・ポンド円の買い
18時以降ユーロドルの売り(発言内容次第)

※本記事は投資助言に関するものではございません。投資判断は自己責任の上お願いいたします。


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