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【無料テンプレ付】今年やるべきこと100リスト作成のコツ

おはようございます!

早いもので今年も3日目。正月はのんびりダラーっとしていた人たちも、今年の目標なんかを立て始めた人もいるでしょう。

私はここ5年ほど、元旦に「今年やりたいことリスト100」を書いていたのですが、毎年達成率が30%前後と、伸び悩んでいました。

ようやく今年こそは、最低でも達成率50%以上を叩き出してやろうと気合を入れ、早速例年とは違う形で作成を進めました。

■来年の目標として12/31に立てる
→1/1に立てると目標設計だけで既に365日のうち1日失ってしまうので、勿体ないと思った。

■「今年やりたいことリスト」→「今年やるべきことリスト」というネーミングに変更した
→「べき」という強いワードを使用することで自己暗示をした。

いずれも無駄な抵抗のような気もしますが、泥臭くやると決めたのでこれでいいんです。

ということで、中々良いスタートダッシュを切れているので、今年から100リストを作成し始めた友人にこの話をしたところ、

「やってみて分かったけど、100個もやりたいこと出すのめちゃめちゃ難しくない?30個くらいしか出ないよ・・・出し方のコツとかないの?」

と質問されたのでした。

友人が欲のない人間なんじゃ・・・とも一瞬思いましたが、言われてみれば、自分も最初は全然案を出せなかったなーということを思い出し、知らず知らずのうちに作成のコツを掴んでいるような気がしてきました。

そこで、今回、記事という形で5年前の目標設計と今年の目標設計の立てかたの違いについて書いてみたいと思います。

文末には、100個のリストアップがしやすくなるテンプレも無料でダウンロードできるようになっていますので、ぜひご活用ください!

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■時間軸を分けて考える

まずは、闇雲に100項目挙げていくのではなく、「今年中に達成可能性のある目標」と「中長期的に達成していく目標」のように、期間軸を決めて考えた方がアイデアが出しやすかったです。

私の場合、80個は「今年中に達成可能性のある目標」、残りの20個は「中長期的に達成していく目標」の比率にしています。

例えば、「時計をApple Watchに変える」という目標は今年中に達成できそうですが、「一括払いで家を買う」という目標は、宝くじにでも当たらないかぎり、今の私には難しい状況です。

このように、一つの切り口として短期・中長期で分けて考えてみるのは、数を出す上で、オススメのやり方です。

※切り口については、ものすごく良記事があったので、ご紹介します。

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■とにかく具体性にこだわる

続いて、過去のリストを振り返ると、抽象的な項目が多く、「何をもって達成したか」の定義が難しい項目が多々ありました。

恥を忍んで5年前の悪例をご紹介すると

・ドバイでセレブ生活
・投資で儲ける
・ラスベガスで豪遊

などなど、抽象的な欲望にまみれた項目が並んでおりました。

このような項目は5年かけて修正されていき、今では

・ドバイの「ブルジュ・アル・アラブ(ドバイで一番有名と言われるホテル)」に宿泊する
・月に10万円は将来の貯蓄となるような投資に充てる
・ラスベガスで一晩で300万円使う

のような、現実味のある定量目標に変化しています。

具体性を上げるために工夫した点としては、

「ドバイでセレブ生活」ってどんな生活?住み続ける必要あるんだっけ?旅行でいくとしたらどんな時にセレブ気分を感じられるんだろう?

というように、自分自身への問いを繰り返すことで洗練されていった感じです。

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■ヒトモノカネの軸で思考を整理する

続いては「ヒトモノカネ」でやりたいことを捻り出す方法です。

この言葉、会社経営されている方や経営学を学んだ方は、組織運営に必要な「経営の三代要素」として本などで見たことのある人も多いでしょう。

この軸はやりたいことリストにも応用可能です。

例えばヒトという軸だと、

・友達や家族と何かをする
・結婚する
・友人の誕生日を祝う

など、人とのコミュニケーションや関係性の目標設定が考えられます。
これらの目標は自分一人では達成できないことも多いので、取り組み街のある目標になるはずです。

自分の現在の人間関係も整理できるので、おすすめの思考フレームワークです。

続いて、「モノ」ですが、これは何かを購入、もしくは消費するという目標です。

一番アイデアが出しやすい人も多いのではないでしょうか?

・iPhoneの新機種を買う
・予約の取りにくいヘッドマッサージに行く
・バリ島に海外旅行に行く

あたりが「モノ」の目標に設定になります。

最後に、「カネ」ですが、これは収入や資産形成に関わる目標設定です。

・年収1,000万円を稼ぐ
・毎月5万円を投資に回す
・副業で月10万円稼ぐ

など、お金に関わる目標設定をすると良いでしょう。

このヒトモノカネの例を出すだけで軽く9個も目標例が出てきました。
取っ付きやすいフレームワークなので、ぜひ活用してみてください。

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■仕事とプライベートのありたい姿を考える

やりたいことのアイデアが中々出てこない人とやりたいことが湯水のように出てくる人にはある大きな違いがあります。

それは「自分のありたい姿を明確にイメージできているか」どうかです。

まず、やりたいことリストというのは、俯瞰して考えると、本人の中に「ありたい理想像があって、それに近ずくために物を買ったり、人生経験を積んでいくtodoリストです」

当然、自分のありたい姿(ゴール)が分からない人はやりたいことも出てきません。

実に就活以来となる自己分析が必要になります。

私も何となく日々を過ごしているような人間だったので、大いに悩みました。

悩みまくった結果、以下の「目標マトリクス」という表を編み出しました。

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この表を元に、今自分が出しているのがどの部分に属する目標かを考えながら項目を出していくと、かなり納得感の高いリストが出来上がります。

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ちなみに今年から、自分の書きやすいフォーマットを追求してオリジナルでやりたいこと100リストを作成してみました。

画像リンクからスプレッドシートに飛べますので、テンプレをお持ちでない方はぜひご活用ください!

上記、偉そうにコツを紹介してみましたが、5年後にはこの記事も恥ずかしいなーとか思っているのかもしれません。。。

とはいえ、今年も目標が決まって一番気分が盛り上がっているので、今のうちにできる項目から目標達成して行こうと思います。(とりあえずApple Watchは購入した)

みなさんもぜひ充実した一年をお過ごしください〜。

10年以上事業会社でマーケティング/事業開発に携ってきました。昨年立ち上げた『BtoBマーケティング研究会』は参加人数700人規模まで成長。マーケター向け勉強会や懇親会を主宰し企業とマーケターの最適なマッチングやマーケターの繋がりを活発化させるべく奮闘中。