現役グロースハッカーが教えるサイト改善施策を打つ際の6つのポイント
1.兎にも角にもユーザー理解
あなたのWEBサイトに訪問してくるユーザーのことをあなたは本当に理解できていますか?
サイト改善を行う前に、今一度「ユーザーは何に困っているのか?」「サイトに何を求めて訪問してきているのか?」「いつサイトを使ってくれているのか?」「年齢は?」「家族構成は?」など可能な限り具体的なペルソナを作ってユーザー理解を深めましょう。
ユーザーの理解を深めれば深めるほど、自然と芯を捉えた施策が打てるようになります。
2.ボリュームが多い箇所を改善する
改善施策をどこに打つか決める際、アクセス解析を行い直帰率が高いページや利用率の低い機能、定性的に使いにくい部分などのボトルネックとなっている可能性のある箇所を探すかと思います。
改善に着手する前にそのページや機能のボリュームは必ずチェックしましょう。
例え改善したページのCVRを2倍に改善出来たとしてもそのページのトラフィックがサイト全体の1%にも満たない使われていないページだとCVの実数としては非常に小さくなってしまいます。
3.CVに近い箇所から改善する
ページを遷移すればするほどユーザーは離脱していく上に、CVから遠ければ遠いほど改善効果はCVに直結しなくなります。
サイト構成としてCVまでのステップが下記のような場合、優先的に改善していくべきはフォームからです。
【一覧ページ】>【詳細ページ】>【フォーム】>【完了(CV)】
一覧ページから改善しても、詳細ページやフォームのUXが悪く離脱率が高いままだったりすると折角の改善効果もCVに直結しなくなってしまいます。
4.極力シンプルにする
アメリカのユーザーエクスペリエンスコンサルティング会社、ニールセン・ノーマン・グループで行われた調査によるとWEBのテキストはユーザーに20%ほどしか読まれていませんでした。
分かりやすくしようと説明を加えれば加えるほど、あなたが本当に伝えたい内容はユーザーに読まれなくなっていきます。
これはテキストだけでなくボタンなどの他の要素にも同じことが言えます。
本当に伝えたいことを伝える為に、必要以上の要素や情報はサイトから削除しましょう。
5.少しも迷わせない
ほとんどのユーザーはそんなに強い意志をもってあたなのサイトに訪問していません。
訪問の目的を達成する際、少しでもページのどこから目当ての情報にアクセス出来るのか分からなかったりどのボタンが目的のボタンなのか分からなかったりするとすぐに離脱していってしまいます。
ページ毎にユーザーが一番求めている情報や導線を強調するなどして迷うことがないようにしましょう。
6.期待を裏切らない
ユーザーはボタンやリンクのクリックなどアクションを起こす際、ボタンを押した挙動やリンク先の情報が求めているものであると思いながら操作を行います。
これが期待と違ったものであればあるほど混乱やネガティブな印象を持たれてしまいます。
ボタンやリンクのテキストを、その操作に対してどんな結果が返ってくるのかがちゃんと伝わるような内容にしてユーザーの期待を裏切らないようにしましょう。
最後に
サイト改善のポイントとしていくつか着眼点を紹介しましたが、最終的にはどれだけユーザーの事を理解して寄り添ったサイトに出来るかが重要になってきます。
寝ても覚めてもユーザーの事を考えまくりましょう。
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